・生態や特徴、種類は?
・天敵とかはいるんですか?
こんにちは。はちき(@basszero2020)っす!
岸から海釣りをしているとたまに釣れる魚?物体?が居て友人や家族にあまり触らない方が良いと言われるのが“ウミケムシ”です。
このウミケムシは、知らないとただの生き物かなと思いがちですがそんな安全な生き物ではないと言うのが事実あります。
こんな生き物が、釣り方によっては1日に2,3回見ることがあるのでめちゃ危険です。
なので、この記事ではウミケムシについては大前提でその他にも釣らない方が良い理由や刺された後の対処方法を紹介します。
✔︎本記事の内容
- ウミケムシとは
- ウミケムシは釣らない方が良い
- 生態や特徴、種類について
- 天敵、毒、刺された時の対処
- 食べたり、増殖することがある
と、5つのことについて解説していきます。
本記事を読むことで、ウミケムシについて完璧に把握することができますので、ぜひ最後までご覧ください。
ウミケムシ(海毛虫)とは

ウミケムシとは海に生息する毛虫そのものでして、見た目も気持ち悪く生息する場所が海ってだけで陸の毛虫と全く同じです。↓

※これは毛虫の画像です。
そんなウミケムシですが、実は海釣りで良く使う餌の“ゴカイ”と同じ多毛類になります。
生息地は海と表現していますが、ウミケムシ自体どこの海でも居るでのはなく比較的暖かい海を中心に生息しているとされます。
なので、そんなに多くは見ないのかな?と思われがちですが、僕自身何度か確認したことがあるので、普通に釣りをしているだけでも遭遇はしてしまうでしょう。
ウミケムシ(海毛虫)の生態や特徴

ウミケムシはどれだけ陸にいる毛虫と似ていたとしても、やはり海で生きるのと陸で生きるのとでは生態も特徴も全然違います。
なので、ウミケムシの生態や特徴を簡単にまとめると↓
<ウミケムシの生態や特徴>
- 比較的暖かい海を好む
- 基本は海底の砂に潜っている
- 夜は海中を泳ぎ回る
- 泳ぐ速さは比較的早い
- 肉食で動物性プランクトンを捕食
参考サイト:Wikipedia
と、5つほどが主な生態や特徴でして、中身を良く確認するとやはり意味が分からないものが多々あります。
例えば、①や②はなんとなくまだ分かるのですが、③と④に限っては魚の形ではないのにも関わらずケムシの姿で泳ぎ回ったり、泳ぐのが早いのは訳が分かりません。
⑤の肉食で動物性プランクトンを食べるのは、まぁ…となりますがやっぱ気持ち悪いです。
ウミケムシ(海毛虫)の種類4つ

ウミケムシとひとまとめに言っても、中を詳しく見てみると色々な種類のものがいます。
代表的な4種類を紹介すると↓
<ウミケムシの種類>
- ハナウレウミケムシ
- セナジリウミケムシ
- ダイオウウミケムシ
- セスジウミケムシ
と、こんな感じでして名前を見ただけではカタカナばっかで分かりにくかったり、ほぼ同じような名前ばかりです。
ですが、1種1種生息地や特徴が全然違うので詳しく知りたい方は独自で調べて下さい!!w
ウミケムシを釣らない方が良い理由

ウミケムシは上記で紹介してきた通りそこまで良い印象がない魚?生き物?なので、釣っても良いの?とはなるはずです。
しかし、これは僕個人的な考えではなく釣りをしているほとんどの方が言うのは、なるべく釣らない方が良いと言うこと。
なので、下記では“ウミケムシを釣らない方が良い理由3つ”についてご紹介していきます。
理由1,毒を保有している

ウミケムシを釣らない方が良い理由1つ目は「毒を保有している」です。
ウミケムシは毛虫と同じく周りのフワフワの毛があるのですが、その毛はなんと毒針になっており簡単に刺さるようになっています。
この毒針は厄介なことに、抜いたとしても中に毒が残り仕組みになっております。
そのため、抜いて良かったと安心せずにその後の処置を必ず適切にするようにしておきましょう。→詳しくは”#見出し7“で解説↓
理由2,気持ちの悪い見た目

ウミケムシを釣らない方が良い理由2つ目は「気持ちの悪い見た目」です。
ウミケムシを釣れば見たくなくても見なければいけません。これは集合体恐怖症と同じで、嫌な物体を見れば鳥肌が立つでしょう。
もちろん、これに関してはウミケムシを見ても平気なのであれば全然大丈夫だと思います。
理由3,フックから外すのが難しい

ウミケムシを釣らない方が良い理由3つ目は「フックから外すのが難しい」です。
ウミケムシはなんせ毛に毒があるは見た目が気持ち悪いはで魚のように簡単に掴んでフックから外すことができません。
なので、釣りあげるとめんどくさくて手間+時間がかかることは間違いなしですね。
そんな時に使える道具が、魚掴み道具=“フィッシュクリップ”などででして、これなら直接触らずにフックを外すことができるので、釣りをするなら1つは必須です。
ウミケムシを釣らないための方法

ウミケムシを釣らない方が良いのは分かったけど、結局釣れない方法なんてないんでしょ?と思っている方には朗報です。
実は、ウミケムシを釣らないようにしようと思えば対策はできますが、その分釣りの幅が減ってしまうのは仕方ありません。
しかし、効果はありますので“僕が実践していた3つの方法”を簡単に紹介していきます。
方法1,ボトムに長時間放置しない

釣れないようにするための方法1つ目は「ボトムに長時間放置しない」です。
上記の”#見出し2“でお話した通りウミケムシは基本的に砂の中に潜って生息していますので、ワームや餌をボトムに放置していると捕食してくるでしょう。
なので、ウミケムシを釣りたくないのであれば、できるだけボトムに長時間ワームや餌を放置するのは“NG”と言うことです。
これを実践した場合、マゴチなどのボトムで釣れる魚は釣れなくなるのは覚悟して下さい。
方法2,釣り針をできるだけ大きく

釣れないようにするための方法2つ目は「釣り針をできるだけ大きく」です。
ウミケムシは基本的に小さい口を使って捕食しますので、釣り針をできるだけ大きくすることで釣れる確率はグーン↓と下がります。
それでも、ワームや餌をつける釣り針はそこまで大きくないのでほんと気持ち程度です。
方法3,ワームよりもルアーを使う

釣れないようにするための方法3つ目は「ワームよりもルアーを使う」です。
やはりワームを使ってしまうとゆっくりめに動かしたりボトムズル引きなどでのアクションで釣るしかないですが、ルアーを使えば巻くのでウミケムシは釣れません。
なので、本当にウミケムシを釣りたくないのであれば、ワームではなくルアーを使うことをおすすめします。
しかし、これをしてしまうとやはり釣れなくなってしまう魚は増えてしまいますね。
ウミケムシの天敵について

毒を持っている動物は最強と言われているのですが、ウミケムシには意外にも多い“天敵”が存在しております。
代表的なウミケムシの天敵は↓
- エビやカニの甲殻類
- ベラやハゼなどの魚
- 海中以外では鳥,人間
と、色々な種類の天敵が存在しております。
意外だったのはエビやカニの甲殻類が、ウミケムシみたいなものを食べると言うこともですがそれ+なぜ泳ぎが早いはずのウミケムシが逃れないの?と言うこと。
しかも、ベラやハゼ系の魚が食べることで麻痺しないのかな?とも気になります…。w
まぁ、このように天敵が多いので、毒の毛をまとうようになったのでは?と思いますが、それにしても敵が多すぎます。
刺されてしまった後の対処方法

ウミケムシは何度も言ってきている通り体全体に付いてあるフワフワの毛は全て毒針なので、刺されてしまった場合は適切に対処しなければいけません。
刺されてしまった際の対処方法(手順)は↓
- 刺されてしまった場所を特定する
- セロハンテープで何度もペタペタ
- 急いで綺麗な流水で洗い流す
- その後の経過次第では病院へ行く
と、言う手順できちんと対処すれば大抵の場合は大丈夫と言われていますが、心配な方は速攻で病院に行くことをおすすめします。
こんなことを言われてもサッと対処できるか?と言われると難しいと思うので、釣りに行く前はメモかなんかを持ってすぐに対処できるようにしておきましょう。
※専門家ではないため完璧な情報ではありません。この情報で症状が悪化した場合の責任は一切負いかねます。
ウミケムシは食べることができるの?

毒を持っている生き物で食べれると言えば、代表的なものはタランチュラやハブといったThe・ゲテモノ系だと思います。
しかし、食べれるの?と思われがちのウミケムシも実は頑張れば食べれるみたいです。
でも、そこまでして食べたいとは思わないので食べなくて良いのですが、少しどんな味がするのかは知りたいなと思っています。
実は、面白い記事を見つけていてこちらの記事で実際にウミケムシを食べた感想やレビューを書いてくれているので、食べてみたい方は見てみてくださいね!w
水槽などでもウミケムシが発生する

家で金魚やなんかしらの生き物を水槽などでかっているのであれば見かけたことがある方もいるかもしれませんが、底の砂などにゴカイみたいなのが発生します。
これはそこまで多く見る現象ではないですが、意外にもSNSなどで見ますね!w↓↓
水槽にウミケムシが、、、
1匹いたら何匹もいますよね、、?
どうしようか、 pic.twitter.com/xHwQmBXdcM— 有葉@アクア (@ejmmyaqualife) May 15, 2020
ウツボとカエルアンコウの水槽にウミケムシが大量発生している。誰がいい対策方法があれば教えてください。大人の握り拳ぐらいのライブロック一つに5匹いました。😱 pic.twitter.com/ZMhmjFBVrJ
— ペンシル (@fishpitipiti) May 18, 2019
水槽で大発生したウミケムシが研究室で研究材料になるらしいので収穫してる pic.twitter.com/LGri8oqrG9
— ぷのぽ (@PuNoPo_32) November 12, 2019
などなど。
やはり水槽の中に身に覚えのないものがわさわさしていたら、それはウミケムシだ!と思っていただくのが良いのかなと思います。
と、言うのもただの虫かと思って素手で触った際に不意に刺されてしまう可能性がある。
なので、水槽を掃除する時や何か得体の知れないものを見かけた場合は、すぐにゴム手袋をしてから対応するようにしましょう。
まとめ:ウミケムシについて

本記事では「【魚図鑑】ウミケムシ(海毛虫)とは!?【天敵・毒・種類】を解説。」についてお話してきました。
ウミケムシは文字だけ書くと「結論=気持ち悪くて危ない奴」となりますが、中にはそんなところが良いと言う方はいるでしょう。
と、言うのも“ウミウシ”と言ってウミケムシにそっくりな魚?生き物?がいるからです。

これは水族館でも鑑賞用にしっかり場所を固定されていたり、ウミウシグッズと言ってぬいぐるみやクッションなどがあります。
なので、見た目も瓜二つなウミケムシもいつか人気が出るのでは?と思っています。w
ぜひ、この記事を参考にウミケムシについてよく知って安全に適切に対処できるようにしておきましょう。
他にも、ルアーのインプレ記事や釣りに関する豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。