ビックベイトを使うにはしっかりとした長いロッドを使うのが当たり前と言われていますが最近ではそれが覆されています。
これまで使われてきたしっかりとした長いロッドももちろん有効活用することはできますがそれよりも短いロッドがもっと有効です。
この記事では、その理由や僕がおすすめする短いロッドをご紹介していきます。
ビックベイトを扱うロッドは短い方が良い理由

ビックベイトは今まで「硬い+長い」と言うのが当たり前の概念で存在しており大体各メーカーさんが出してるものは7ft以上の物ばかりでした。
しかし、2016年を基準に7ft未満のビックベイトロッドがいくつか作られておりそれから実際に使ってみると「あら、ビックリ」。長いよりも使いやすかったです。
なので、その時思ったことを基準に「短いロッドの方が良い理由」をご紹介していきます。
理由1:ピンポイントでキャストできる

長いロッドは遠投性に関してはズバ抜けており「ビックベイトを遠投する方法」で僕自身がおすすめしております。しかし、長いロッドはどうしても狙った場所にキャストすることが難しく近くにキャストしたくても中々できないと言う現象が起きました。その際、短いロッドだとどうなんだろうと思いキャストしてみると遠投性はないものの「ピンポイントでキャスト」する力はかなりありました。なので、面倒かもしれませんが使い分けることが大事になってくるのかなと思います。
理由2:操作性が抜群

ロッドは短ければ短いほど手からの距離が少ないため「操作性が向上」するのは当たり前です。=ビックベイトを距離で釣るのではなく短時間勝負でバスを仕留めたいのであれば長いロッドよりも短いロッドで「単発的アクション+瞬発力」で誘った方が良いでしょう。最近ではビックベイトであろうと至近距離(目の前)で勝負する方が多い印象なので、操作性が抜群の方が釣果は安定的に上がると思います。
理由3:持ち運びが簡単

短いロッドはなんと言っても「持ち運びが簡単」です。特に、僕のように移動車が軽自動の場合長いロッドだとロッドの先端がつかっえて急なブレーキをしたりすると折れてしまう可能性があります。また、2ピースだと安全だな!と思う方もいると思いますが僕の場合はフィールドについてからセットするのが嫌なので基本1ピースが好みなんですよ。そうなると、後は短いロッドを選びしかない!と言うことになります。(個人差ありw)
ビックベイトを扱う短いロッドの選び方

ビックベイトを扱う短いロッドをどれにしようかな?と思った際最低限自分の中で基準を作ってから選ぶべきです。
なので、ここでは僕が主にここさえ見ておけば!と言う4つのポイントをご紹介しますので選ぶ際は参考にしてください。
選び方1:硬さが十分にあるのか

ビックベイトを難なくキャストするためにはある程度の「硬さ」がなければいけません。基準は、最低でも1oz以上が投げれる硬さで最大は何ozでも大丈夫です。一応参考としてビックベイトの基本ウエイトは50g~80gと思っておきましょう。
選び方2:価格やコスパが見合っているのか

現状のお財布事情と相談しなければいけないのは「価格やコスパ関係」だと思います。ビックベイトロッドだけではありませんが価格はピンキリです。そのため、高いものを購入しようと思うといくらでもあると思います。しかし、ほとんどの方が安くて性能が良いものが良いはずなので、それは人によって価値観は異なります。
選び方3:実績がしっかりとあるのか

ビックベイトロッドは他の巻物系やスピニングロッドと比べて重たいものをキャストするためしっかりと実績があるものでないとラインブレイクではなくロッドブレイクになってしまいます。そのため、購入する際は「レビュー・口コミ」などを確認するもしくは「インプレ記事・釣り仲間」に聞くなどして確かな意見を参考に決めるようにしましょう。
選び方4:新品or中古

最近では、釣具を購入できるところは増えており「新品or中古」の境界性がかなり低くなってきています。例で言うと、個人間のやりとりができるフリマアプリや中古も新品も扱っている釣具店など。しかも、相場が意外と甘く新品だと3万するロッドが中古で8,000円はザラに存在します。なので、新品が高いと思うのであれば中古のロッドを買った方がお財布にも優しいですし妥協してわざわざ安いものを買う必要はありません。(注意点はあり)
ビックベイトを扱う短いロッドのおすすめ5選

ビックベイトを扱う短いロッドはそこまで多く販売されておらずある程度限られますがその中でも「良い・悪い」は勿論あります。
なので、上記で紹介した4つのポイントの総合評価で高かった「5つのロッドをおすすめ」順にご紹介していきます。
※基本7’0”ft以下から抜粋。
1,アベントゥーラ59[TULALA]
出典:amazon.co.jp
ビックベイトを扱うロッドを見る上で絶対に欠かせないメーカーが怪魚釣りで有名な”TULALA”ブランドです。その中の「アベントゥーラ59」は5’9”ftとめちゃくちゃ短いロッドにも関わらずパワーがかなりあり扱いやすい竿の1つです。
名称 | アベントゥーラ59 |
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メーカー | TULALA/ツララ |
全長 | 5’9”ft |
ルアー(oz) | 1~4oz |
価格 | ¥39,800(本体価格) |
2,WSC65XXH[レジットデザイン]
出典:amazon.co.jp
バス釣りロッドのメーカー”レジットデザイン”から発売されている「WSC65XXH」は最大6ozまで投げれる破壊力のあるロッドです。全長も6’5”ftとかなり短く操作性が抜群の上パワーもあるためバス釣りで使うことができるビックベイトは大体使用できます。
名称 | WSC65XXH |
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メーカー | レジットデザイン |
全長 | 6’5”ft |
ルアー(oz) | 最大6oz |
価格 | ¥35,750(本体価格) |
3,BPC-70X[メジャークラフト]
出典:amazon.co.jp
色々な釣りのロッドを販売している“メジャークラフト”さんのシリーズロッド「BassPara」は激安でバス釣り初心者の方にもおすすめ。その中の「BPC-70X」は最大3ozまでキャストできるロッドで全長は今回紹介する中では1番最長の7’0″ftです。
名称 | BPC-70X |
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メーカー | メジャークラフト |
全長 | 7’0”ft |
ルアー(oz) | 3/8~3oz |
価格 | ¥8,300(本体価格) |
4,HSPC-671X-BB[アブガルシア]
出典:amazon.co.jp
スウェーデンの釣具メーカーである“アブ・ガルシア”さんから販売されている「HSPC-671X-BB」は最大4ozまで扱えるロッドです。全長も6’7″2ftと言うことで短めのロッドでして、価格も他のものに比べるとお手頃になります。
名称 | HSPC-671X-BB |
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メーカー | アブガルシア |
全長 | 6’7”2ft |
ルアー(oz) | 最大4oz |
価格 | ¥19,800(本体価格) |
【アブガルシア】ホーネットスティンガープラス HSPC-671X-BB
5,BC-611H-SB [JACKALL]
出典:amazon.co.jp
“JACKALL”さんのコスパ重視ロッドBPMシリーズのビックベイトロッドである「BC-611H-SB」は最大2ozまで扱えるロッドです。全長も6’11″ftと今回紹介した中では2番目に短いものになります。コスパ面も良いので、初めてのロッドとしてはおすすめです。
名称 | BC-611H-SB |
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メーカー | JACKLL/ジャッカル |
全長 | 6’11”ft |
ルアー(oz) | 最大2oz |
価格 | ¥16,200(本体価格) |
ビックベイトの短いロッドまとめ

本記事では「ビックベイトを扱うロッドは短い方が良い!おすすめも紹介。【具体的理由は3つ】」についてお話してきました。
ビックベイトロッドを扱う上でロッドは短い方が良いと言いましたが、それは僕の「独断と偏見」で言っていることです。
なので、最終的にはこの記事を読んでいるあなたが全て判断しなければいけないことです。
あなたがビックベイトを使う上で何を目的にするのかでまた必要な長さ&硬さ&コスパ諸々が変わってきます。
例えば「野池でビックベイトを使う方」・「ビックベイトを遠投して使いたい方」・「ビックベイトをPEラインで使う方」など。
これら全てを考慮した上で今あなたが短いロッドで良い!と言う方はこの記事を参考に選んで頂ければと思います。
他にも、ルアーのインプレ記事やバス釣りに関する豆知識記事などもありますのでぜひそちらもご覧ください。