・種類や付け方はどう?
・おすすめの商品は何?
こんにちは。はちき(@basszero)です。
釣りに使うシンカーはこれまでの歴史で何十,何百個という種類があると思うのですが、バス釣りで良く使うシンカーがあります。
それは”ネイルシンカー”と言われるもので、バス釣りをする上では必須なシンカーです。
今回はそんなネイルシンカーの種類や付け方、使い方などを解説していきますので、ぜひこの記事を参考にマスターしてください。
✔︎本記事の内容
- ネイルシンカーとは何!?
- 使い方や付け方について
- おすすめのネイルシンカー5選
と、3つのことについて解説していきます。
本記事を読むことで、ネイルシンカーについて全てを把握することができますので、ぜひ最後までご覧ください。
ネイルシンカーとは
ネイルシンカーとは、1990年頃のバス釣りブーム時に現isseiの代表である「村上晴彦」さんがメディアに発表したリグ「ネコリグ」をする際に使用するシンカーになります。
これをきっかけにデカバスの宝庫である琵琶湖を軸に全国のフィールドで使われることになりました。
最近では、シャッドやギル系のワームにネイルリグをする際ネイルシンカーを使用するとして再度注目されている商品です。
今は各メーカーが商品化して色々ありますが当時は人気で商品が手に入らなかったとか…。その時の対策として色々自作したり元々あるもので工夫して使ったりとしていたみたいですので、それもこの記事で紹介していきます。
名称 | Naile Sinker/ネイルシンカー |
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発案者 | 村上晴彦 |
発祥年 | 1990年頃 |
ネイルシンカーの種類
ネイルシンカーには大きく分けて2種類に分けることができます。それは「重さと素材」の2つです。
下記では、その2つの中にどのような違いがあってどのよう使い分けるのかを簡単にご紹介していきます。
重さ
1つ目の違いは「重さ」です。この重さの中には分けると3種類の使い分けが存在します。
勿論、例外はいくつも存在しますし、下記で紹介することに当てはまらないことも度々出てきますが基本の使い方を知っておくだけで釣果は大幅に変わってきます。
1.0g未満
ネイルシンカーの重さ”1.0g未満”の場合は比較的浅く、風が無風でゆっくりと沈む方がバスに効果的な場合です。表層付近で使いたい時なども沈みにくいので若干沈みつつゆっくりと表層付近でバスにアピールすことができます。
1.0g~2.0g未満
ネイルシンカーの重さ”1.0g~2.0g未満”の場合は比較的にどんな時にでも使用することができます。どの重さを使おうか悩むのであればこの幅の中でしたら色々な使い方をすることが可能です。僕的にはボトムまで落とさなくて中層で誘いたいなと言う時は1.0g~2.0gの間を使用することが多いですね。
2.0g以上
ネイルシンカーの重さ”2.0g以上”の場合は、ボトムまで落として地形を把握しながら使う時に使用します。ネコリグをする際の2.0g以上はまぁまぁ重ためなので深いフィールドだったり風が少し強い時などに効果を発揮することが可能です。
素材
2つ目の違いは「素材」です。最近では注目されている素材でして、環境に配慮していたりかなりシビアになったバスを釣るためには0.1mの差でさえ考えて使う方がいます。
そのような方のためにコスパ重視で買えるものと、価格は高いがサイズ重視で買えるものの2種類を紹介していきます。
コスパ重視:鉛
出典:Wikipedia
コスパ重視でネイルシンカーを選ぶのでしたら「鉛」で作られているものです。これは昔からあって巷では環境に悪いどうのこうのと聞きますが実際そうなのかは不明。
また、鉛で作られているものは若干サイズが大きくなり荒っぽい作りですがなんせ価格は安めなのでとりあえずネイルシンカーさえあれば良いよ!と言う方はこちらをオススメします。
サイズ重視:タングステン
出典:Wikipedia
価格を無視してサイズ重視でネイルシンカーを選ぶのしたら「タングステン」が良いです。タングステンは鉛と違っていて大きさの割りに比重が高く小さいながらもシンカーとしての役割を果たしてくれます。
最近では、このサイズ1つとってもシビアなバスは口を使わないみたいでかなりこだわって選ばれる人もいるみたいですが僕みたいなアマちゃんは釣れれば良いのでそこまで気にしてはいません。w
ネイルシンカーの使い方
ネイルシンカーを使用する場面は意外と少なくて僕的には2つのリグで使用することがあります。なので、その2つを下記でご紹介します。
ネコリグ
ネイルシンカーの使い方1は「ネコリグ」です。これは上記でも紹介しましたが約30年前から存在する言わば伝説のリグになります。ネイルシンカーはこのネコリグをよりよく使うために誕生した!と言っても過言ではないはず。
それぐらい大切なシンカーになりますので、バス釣りを初めてネイルシンカーって実際いるのか?と思ってる方もいつかはネコリグの凄さに気づきネイルシンカーを持っている日もそう遠くないと思います。
http://basszero.com/nekorig-correct-use/
ネイルリグ
ネイルシンカーの使い方2は「ネイルリグ」です。これは約7年間バス釣りをしてきましたが実際に使った回数で言うと手で数えるくらいだと思います。それぐらいあまりメジャーではないリグにはなりますがこれも正しく使うと釣果が大幅に変わるリグの1つです。
大体、相場で言うと1つのワームに2つのネイルシンカーを付けて使用することが多いため1つのワームをなくす=2つのネイルシンカーを失うと言うことになります。なので、僕みたいなあまりお金がない人は少し抵抗があるリグなんです。w
ネイルシンカーの付け方
ネイルシンカーの付け方はワームの形状やタイプによって異なってきます。そのため、下記では大きく分けて4つの形状のワーム別でご紹介していきます。
写真付きで解説していきますので、分からない方はこの記事を読みながら実際に付けてみてください!w
棒ワーム
1つ目はネイルシンカーを使う王道の「ネコリグ」をする際に1番使用するであろう「棒ワーム」での付け方をご紹介します。
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今回実施するリグはネコリグなので、準備するものは「ワーム,ネイルシンカー,マス針」の3つです。使うワームはなんでも大丈夫です。w
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まずは、ワームとネイルシンカーを刺していきますのでとりあえずフックは横においておきます。 そして、ワームに真っ直ぐなるよう刺していきましょう!
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ネイルシンカーを挿し終えるとこんな感じです。少しでも、斜めに挿してしまうとフォールや動きが悪くなりますので真っ直ぐさせるようにして下さい。(慣れが必要です。)
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ネイルシンカーを挿し終えると、次はフックを刺して下さい。このようになると棒ワームでのネコリグ完成です。
リグ名 | ネコリグ |
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ワーム | シュリルピン(NORIES) |
フック | パワーワッキー(FINA) |
ネイルシンカー | 1/32oz(JACKALL) |
ホッグ系ワーム
実は「ホッグ系ワーム」でもネイルシンカーを付けてネコリグをすることができます。むしろ、ホッグ系ワームでネコリグをするとエビがボトムで逃げているように見せることができますので、おすすめな使い方です。
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ホッグ系ワームでネイルシンカーを使う場合も棒ワームと同じく「ワーム,ネイルシンカー,マス針」の3つです。これだけあれば大丈夫です。w
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このホッグ系ワームでもネコリグをする場合でご説明します。今回はワームのテール部分を生かしたいので尻尾の方にネイルシンカーを挿します。この場合も棒ワームと同じく真っ直ぐになるよう挿して下さい。
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挿し終えるとこのような感じになります。ホッグ系ワームで真っ直ぐ挿す場合は棒ワームと違って平らな場所においてそのまま押し込めば意外と上手くできますのでやってみて下さい。
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ネイルシンカーを挿し終えたら次はフックを刺しますが今回の場合は、ネイルシンカー側に付けるようします。これはワームによって変わってきますので、色々変えてみて下さい。
リグ名 | ネコリグ |
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ワーム | バーグラー(GEECRACK) |
フック | パワーワッキー(FINA) |
シンカー | 1/32oz(JACKALL) |
ギル系ワーム
ネイルシンカーを使う上で「ギル系ワーム」でも効果的に使う方法があります。それはネイルリグです。もちろん、ネコリグとしても使うことができますが、僕的にはネイルリグの方が良いと思いますのでその方法をご紹介します。
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ギル系ワームでネイルリグをする場合に準備するものは「ワーム,ネイルシンカー,オフセットフック」です。
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ネイルリグはネコリグと違って先にフックをワームに刺して行くので、ネイルシンカーは一度退散してもらいます。w実際、オフセットフックはきちんと真ん中に合うように刺していきましょう。ズレたら動きが変になります。
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実際に刺し終えるとこんな感じになります。僕的にも今回上手く刺すことができたので今ドヤ顔をしながらこの記事を書いております。w
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そして、針先が下になるようにワームを置いてその上からネイルシンカーを挿していきます。この時に注意するポイントが針先のすぐ下にネイルシンカーを挿さないことです。もし、そのようなことをしてしまった場合バスが食った時にフッキングが上手く決まらない場合があります。ご注意下さい。
リグ名 | ネイルリグ |
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ワーム | ブルフラット(deps) |
フック | キロフックワイド(DECOY) |
シンカー | 1/32oz |
シャッドワーム
ここまで、ネコリグ,ネコリグ,ネイルリグの順番できたので次もネイルリグかと思われたと思いますが「シャッドワーム」では再度ネコリグの付け方をご紹介します。wワームによってはネイルリグの方が良い場合もありますのでそこは臨機応変に対応して下さい。
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シャッドテールワームでネコリグをする場合も「ワーム,ネイルシンカー,マス針」の3点をご準備下さい。これ3度目!w
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ネイルシンカーの挿し方も上記2つでご紹介した通りです。しかし、シャッドワームは少し真っ直ぐ挿すのが難しいので慣れが必要なのかなと思います。(僕はまだ慣れないw)
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ネイルシンカーを挿し終えるとこんな感じです。今回真っ直ぐ挿さらなかったので正面写真ではなく斜めから撮影しました。w
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あとは、マス針を刺して完成です。これで、中層やボトム付近で弱った魚やエビなどを表現することができるのでぜひ、試してみて下さい!
リグ名 | ネコリグ |
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ワーム | スイングインパクト(GEECRACK) |
フック | パワーワッキー(FINA) |
シンカー | 1/32oz(JACKALL) |
ネイルシンカーが抜けるのを防ぐ方法
ネイルシンカーはただワームに刺しているだけなので、比較的抜けやすく知らず知らずのうちにノーシンカー状態になっていたりします。
これを防ぐためには色々な工夫をして使うようにします。その方法を下記でご紹介していきますのでぜひ、参考にして下さい!
かえしが付いている物を選ぶ
ネイルシンカーが抜けるのを防ぐ方法1は「かえしが付いている物を選ぶ」です。これは抜けない対策として1番簡単にできるものになります。なので、ネイルシンカーを選ぶ際には必ずかえしが付いているのか見るようにしましょう!
もし、今持っているネイルシンカーがかえしの付いていないものなのであれば下記で紹介する2つはきちんと実践して下さい。それだけで全然変わってきます。
回さずに押し込む
ネイルシンカーが抜けるのを防ぐ方法2は「回さずに押し込む」です。これも意識すれば簡単にできることでして、ネイルシンカーを刺す際に簡単にさせる方法である回しながらでした場合せっかくかえしが付いている物を選んだにも関わらずすぐに抜けてしまいます。
それは、回しながら刺すことでかえしが刺さらないぐらい広範囲にワームを傷つけてしまうからです。こうならないためには若干刺しにくいですが真っ直ぐにそのまま押し込むように刺して下さい。
シンカーにボンドを付けて入れる
ネイルシンカーが抜けるのを防ぐ方法3は「シンカーにボンドを付けて入れる」です。これは上記2つと違って少し手間が入りますが1番効果があるのではないかなと思います。
バスプロの方々は意外とこのような少し手間がいるようなことをしている方もいるので、僕みたいなアマもサボらずにきちんとするべきなのかなと思ってからは意識して付けるようにしていますね。wまた、どんなのが良いのかと言うとアロンアルファ(瞬間接着剤)です。
ネイルシンカーは自作や代用が可能
この記事を読んでいる方で次の日にネコリグをしたいと思ってるけど今ネイルシンカーを持っていない!と言う方に朗報です。
ネイルシンカーは家にあるもので代用できたり自作して作ることができたりします。その2つのものを下記でご紹介します!w
工業ネジ
出典:Wikipedia
薄々気づいている方もいると思いますが、ネイルシンカーはネジの形状そっくりなんですよね。なので、その結果ネジでもネイルシンカーの代用で使うことができます。
しかし、ネジは何かを止めるようで作られているので幅や太さが以上にデカく細めのワームだとサイズが合わない場合があります。でも、一応ネジでも代用できると言うことなのでネイルシンカーを持ってない…。どうしよう?と思ってる方はぜひ、試してみて下さい!
板重り
出典:amazon
ネイルシンカーの代用としてネジは容易に想像することができたと思いますが、この板重りに関しては中々代わりに使ってみよう!と言う方はいないと思います。しかし、実は板重りもでもネイルシンカーの代用は務まります。w
その方法としては、切って折っての繰り返しでワームに入れれるぐらいの大きさにしてそのままネイルシンカーのように刺します。これでネイルシンカーの代用にはなりますが水の中でに入れるとやはりかえしが付いてない分抜けやすいので上記で紹介した抜けない方法を参考に使ってみて下さい!
おすすめのネイルシンカー5選!
ついに、この記事の終盤に差し掛かってきました。そこで、ここではこの記事のメインである「おすすめのネイルシンカー」についてご紹介していきます。
実際にどれにしようか悩んでいる方は下記で、1つ1つの良いところなどをご紹介していますのでぜひ、参考にして下さい!w
JACKALL:JKタングステンカスタム
JACKALLさんから発売されているネイルシンカーは王道でかなり多くのアングラーが使用しています。
僕も、バス釣りを始めた当初から使用しているものなのでかなり信用度が高く、サイズも小さい上に重さも正確です。なので、どれにしようか悩んでいるのでしたらこれ一択だと思います。
名称 | タングカスタムネイルシンカー |
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メーカー | JACKALL/ジャッカル |
ウエイト | 1/96oz,1/64oz,1/32oz.3/64oz,1/16oz,1/13oz |
素材 | タングステン |
価格 | 310円(本体価格) |
YZD:タングステンネイルシンカー
次に、最近僕が良く使っているYZDのネイルシンカーです。これはコスパで見ると最強で多分今世の中にあるネイルシンカーの中で1本あたりの価格で1番安いのではないかなと思います。(他ありましたら教えて下さい。)
お金がなくて、ネイルシンカーにお金を使うのが勿体無いと思っている方でしたらこれが1番おすすめです。しかし、サイズは若干大きくなるのでその点だけご注意下さい!
名称 | タングステンネイルシンカー |
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メーカー | YZD |
ウエイト | 1/96oz,1/64oz,1/32oz,3/64oz,1/16oz,1/13oz,5/64oz,3/32oz,7/64oz |
素材 | タングステン |
価格 | 750円~2980円 |
SHADDOCK:タングステンシンカー
SHADDOCKさんから発売されているネイルシンカーもコスパ面見ると最強です。しかし、YZDと同じくサイズが大きくなる上少し粗めな表面になっています。
機能的には他のネイルシンカーとそこまで変わらず、抜ける心配もないので普通に使う分には何も問題はありません。
名称 | タングステンネイルシンカー |
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メーカー | SHADDOCK |
ウエイト | 1/48oz,1/32oz,1/16oz |
素材 | タングステン |
価格 | 900円~1500円 |
TAKAMIYA:バーブネイルシンカー
色々なルアーなどを安く高品質のものを販売しているTAKAMIYAさんのネイルシンカーもおすすめです。しかし、素材が鉛と言うこともあって長さがもの凄く長いため使うことができるワームできないワームも存在します。
その分コスパも良く大量に入っているのでかなりお得です。また、機能も同じく使いやすので良いのですが、環境的に良いのか悪いのかは分かりません。
名称 | バーブネイルシンカー |
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メーカー | TAKAMIYA |
ウエイト | 1/16oz,1/32oz,1/64oz,1/96oz,3/64oz |
素材 | 鉛 |
価格 | 250円(相場) |
ACTIVE:ミサイルシンカー
ACTIVEさんのミサイルシンカーはタイプが何種類かあって今回おすすめするのがトーナメントタイプになります。これは、「素材,人気,ウエイトの種類」どれをとってもネイルシンカーではトップレベルです。
しかも、価格も安くお財布に優しいのはもちろんのこと、機能面だけ言っても他の物に劣る部分はあまりありません。でも、サイズが若干大きいのは難点ですがその部分も補えるぐらい他に良いところがあるので仕方ないのかなと思います。
名称 | ミサイルシンカー(トーナメント) |
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メーカー | ACTIVE |
ウエイト | 1/96oz,1/64oz,1/32oz,1/20oz,1/16oz,1/11oz,1/8oz |
素材 | タングステン |
価格 | 350円~600円 |
まとめ:ネイルシンカーについて
本記事では「【必見】ネイルシンカーのおすすめ5選!使い方や付け方なども完全解説!」についてお話してきました。
ネイルシンカーは、バス釣りをする上で絶対に必要なものですので持っておくことをおすすめしますし、価格も他のものに比べて安いのでお財布に優しい。
それでも、きついよ…。って方は家にあるネジなどで自作&代用して使ってみて下さい!
今回、紹介したネイルシンカーはかなりの種類の中から厳選した5つなのでどれもおすすめですし良いものばかりです。
なので、購入する際はぜひ参考にして選んで頂ければと思います。w(好きな物を使うのが1番)
他にも、ルアーのインプレ記事やバス釣りに関する豆知識などの記事もありますので、ぜひそちらもご覧ください。