冬の釣りはかなり寒いので暖房の環境下で居たいと言うのが当たり前だと思いますが、それは魚も同じく動きたくありません。
そんなときに、魚を釣りたい!ってめちゃくちゃわがままじゃないでしょうか!?w
なので、その点は魚の動きに合わせてルアーアクションを変えなければいけません。
冬で動きが鈍いときに使えるテクニックが「スローリトリーブ」と言われるアクションになります。
今回はこの「スローリトリーブとは!?」と言うのをテーマに下記で徹底的にご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧下さい。
スローリトリーブとは

スローリトリーブとは、ルアーアクションを激しくつけることなくただ単純にゆっくりと巻いてくるテクニックです。
俗に、”ただ巻き”と言われる場合がありますが、それよりも遥かにゆっくり巻きますので厳密に言えば違います。
これだけを聞けばかなり簡単なテクニックなのでは!?と思われがちですが、シンプルなだけに意外と難しいのが事実です。
スローリトリーブの使い方

スローリトリーブと言うのがどう言うものなのかを分かっていただけたかと思いますので、ここでは具体的な使い方3つをご紹介していします。
冬の活性が低い時期

スローリトリーブの主な使い方としては、冬の活性が低い時期でして、魚があまり動けていない=早い動きのルアーには追いつきません。と、言うより捕食するつもりもないのでかなりゆっくりな動きでないとバイトすらしてきません。 なので、こう言うときにスローリトリーブを使うと有効です。
日中の天候が良すぎる日

スローリトリーブ=冬と言うイメージがあると思いますが、夏のような天候がよすぎる日でも同じような使い方ができます。例えば、魚は日中の日差しが強い時はポカーンとしたような状態になります。
このような時に早い動きのルアーはワームを使ってしまうバイトしてこないのは明確です。なので、そのようなバスにアプローチするためスローリトリーブでルアーを巻いてきます。
台風や大雨の後

急遽に寒いor暑い の場合はなんとなく早い動きについてくる魚が居ないな!と言うのは分かりますが「台風や大雨の後」でもスローリトリーブが使えるのはご存知でしょうか!?
この台風や大雨の後は基本的に水中の温度は上下に激しく動きます。これによって魚にも直接影響してしまい1番落ち着けるボトム付近に定着するので、早い動きよりもなるべくゆっくりの動きの方がバイト数は増えます。
参考:【必見】台風が来た後のバス釣りを攻略!【1つの意識と8つの心掛け】
スローリトリーブの方法

スローリトリーブは“ゆっくりと巻く”とのが基準にありますが、それをする方法はいくつか存在しています。
その中から今回は3つほど僕が抜粋したので、下記では具体的な方法についてご紹介していきます。
ハンドルをゆっくりと巻く

スローリトリーブをするのに1番簡単な方法は「ハンドルをゆっくり巻く」ということです。これは物理的なことなのでめちゃくちゃ単純な方法になります。僕も、スローリトリーブをする際は大体ハンドルの巻きスピードを変えることによってしています。
ギア比が遅いものを選ぶ

ハンドルの巻きスピードだけではなくそもそものリールを、ギア比が遅いものを選んでおけば自然にスローリトリーブをすることができます。これに関しては、ギア比の高いものしか持ってない方は別途リールが必要になってしまいますので、難しい話しですがもともとギア比が遅いリールを持ってあるのであれば活用することができます。
ロッドだけでアクションさせる

スローリトリーブは巻くスピードだけでなくロッドでもすることができます。具体的方法は、単純にロッドを横にした状態でリールを巻かずに流す感じでロッドを動かします。そして、端っこまでいきましたらラインのヨレを巻き取って、再度同じようにロゴを流す感じで動かします。これによってスローリトリーブをすることが可能です。
スローリトリーブにおすすめのルアー

スローリトリーブをする上で忘れてはいけないのは根掛かりをしやすいルアーでは、絶対にやっはいけないと言うこと。
もし、バイブレーションなどでしてしまうと数投のうちに根掛かってしまいます。
なので、それ以外ではちき的おすすめルアーを3つほど下記でご紹介していきます。
レベルスピン
引用:amazon.co.jp
スローリトリーブをするのに1番簡単なルアーは”スピナーベイト“です。その中でも水中で安定の姿勢を保つ「レベルスピン」はボトムでも根掛かりを回避しつつ立ち姿で巻くことができるので、釣果もあげやすくなります。
名称 | LEVEL SPIN/レベルスピン |
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メーカー | RAID JAPAN/レイドジャパン |
発売日 | 2013〜2014年頃 |
価格 | ¥1,485(本体価格) |
イヴォーク
引用:amazon.co.jp
スローリトリーブでは”クランク”でもすることができるのですが、条件があります。それは、根掛かり回避能力がある+シンキングであること。その条件が当てはまる中で1番おすすめなのが「イヴォーク」です。
名称 | EVOKE/イヴォーク |
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メーカー | deps/デプス |
発売日 | 2013年3月頃 |
価格 | ¥1,600~2,600(本体価格) |
ガンタージグ
引用;amazon.co.jp
スローリトリーブは基本的にボトム付近を攻めることが多いため”ラバージグ“も選択肢の中に入ってきます。その中で一推しなのが20年以上も前に発売された「ガンタージグ」です。どんな使い方にも対応できるため万能のラバージグと言っても過言ではありません。
名称 | GANTER JIG/ガンタージグ |
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メーカー | NORIES/ノリーズ |
発売日 | 1992年頃 |
価格 | ¥600(本体価格) |
まとめ

本記事では「スローリトリーブとは!?具体的な使い方や方法を伝授。」についてお話してきました。
スローリトリーブをするには取り敢えずゆっくり巻くように意識しておきましょう。
このテクニックでバスを釣るには慣れなければ、なかなか難しいですがやってると段々コツが分かってきます。
なので、焦らず何回もやって“スローリトリーブ”を身に付けて、ぜひフィールドの状況などに合わせて挑戦してください。
他にも、ルアーのインプレ記事やバス釣りに関する豆知識記事などもありますのでぜひそちらもご覧下さい。