・どんな仕組みなんですか!?
・調整方法とかを知りたいな?。
こんにちは。最近、色々な人に会って良い刺激を貰っているはちき(@basszero2020)です。
バス釣りなどではよく使うであろうベイトリールは色々複雑なシステムになっていて、その1つが“ブレーキ”と言うものになります。
このブレーキは普段そこまでいじくるものではないため意外と知らない方が多いです。
なので、この記事ではそんな「あまり知られていないが必須なパーツのブレーキ」を詳しく具体的に紹介していきます。
✔︎本記事の内容
- ベイトリールのブレーキとは
- ブレーキの調整方法について
- 種類や使い方、仕組みなど
と、3つのことについて解説していきます。
本記事を読むことで、ベイトリールのブレーキについて詳しく知ることができますので、ぜひ最後までご覧ください。
ベイトリールのブレーキとは
ベイトリールのブレーキとはキャスト時の抵抗力を増して”バックラッシュ“や”キャストの安定性”を出すためのパーツです。
そのため、ベイトリールのブレーキとは?と聞かれても=ただのブレーキだと思います。
もちろん、このような理由以外にも必要性はあるのかもしれませんが、使っているユーザー的には2,3つの理由ぐらいです。
しかし、このような理由だけでもかなり必須なパーツですので、このまま下記を読んで必要性を確かめて頂ければと思います。
ベイトリールのブレーキはどんな仕組みなのか
ベイトリールのブレーキはどんな仕組みで出来ているの?とかが気になるのは、かなり釣りマニアor機械マニアの方だと思います。
と、言うのも普通の方はブレーキは使うけどそこまで中は気にならないですし、そもそもそこを意識しようとは思わないでしょう。
しかし、ベイトリールのブレーキは仕組みを分かっていた方が、後々ためにはなるはず。
ブレーキの仕組み的にはメーカーさんやリールによって違うので、簡単に言うと摩擦や革命的な仕組みでブレーキがかかります。↓
ベイトリールのブレーキは4種類
ベイトリールのブレーキは外見だけを見ると同じように見えるので、種類は1つしかないのかなと思いがちでしょう。
しかし、そんなことはなくて大きく分けると4つの種類があるので、下記でご紹介します。
種類1,遠心ブレーキ
ベイトリールのブレーキ1つ目は「遠心ブレーキ」です。
これは、文字通りのブレーキでして遠心力を使ったブレーキですので、投げ方や力の込め方によってかなり飛距離に差が出ます。
遠心力ブレーキはどうやってブレーキがかかるのかと言うと、サイドハッチにあるパイプが擦れる“摩擦力”で過回転を防ぎます。
このようなブレーキシステムなためキャストで言うと”カバー撃ち“などに向いている。
<遠心ブレーキの採用メーカー>
- AbuGarcia/アブガルシア
- SHIMANO/シマノ
種類2,マグネットブレーキ
ベイトリールのブレーキ2つ目は「マグネットブレーキ」です。
このブレーキも名前に入っている通りマグネット(磁石)を使ったブレーキでして、遠心力ブレーキよりも力を入れて投げなければ、全然飛びません。
マグネットブレーキは少し複雑なブレーキで、スプールサイドのインダクトローターが磁界に入り込むことで過回転を防ぎます。
このようなブレーキは遠投する時に向いていますが、ピッチングをすることも可能です。
<マグネットブレーキの採用メーカー>
- DAIWA/ダイワ
- AbuGarcia/アブガルシア
- SHIMANO/シマノ
種類3,DCブレーキ
ベイトリールのブレーキ3つ目は「DCブレーキ」です。
もう、DCブレーキと聞くとシマノさんと分かると思いますが、DCはシマノさんのリールにしか搭載されていないブレーキになります。
名前のDC=”デジタルコントロール”の短縮言葉でして、名前だけ見ても最新版に感じる。
なので、仕組み的には→「キャスト時がノーブレーキ状態・回転がピーク時にブレーキが作動・後半は最小限のブレーキ」を言う革命を感じるシステムになります。
その分かなりバックラッシュしやすいですし、複雑なシステムのため寿命があると言うのが、欠点ですが機能は最高峰です。
<DCブレーキの採用メーカー>
- SHIMANO/シマノ
種類4,遠心×マグネットのハイブリット
ベイトリールのブレーキ4つ目は「ハイブリッドブレーキ」です。
上記の”#種類1“と”#種類2“で紹介したブレーキが1つになったのが、このハイブリットブレーキになります。
これはDCブレーキと同じくらい革新的で、横についているダイヤルをON/OFFをすることで遠心とマグネットを切り替えて設定したりすることが可能です。
なので、遠心ブレーキ派とマグネット派のどちらにも好まれるリールが誕生しました。
<ハイブリットブレーキの採用メーカー>
- AbuGarcia/アブガルシア
ベイトリールのブレーキ調整方法(手順)
ベイトリールのブレーキを調整する方法は上記で紹介したように、メーカーさんのブレーキによって変わってきます。
なので、各メーカーで言うのは少し違うなと思いますので、全て同一なダイヤルで紹介。
手順1,ブレーキMAXでのキャスト
まずは、ブレーキがMAXの状態でキャストします。
そうすることで、初めからバックラッシュが発生したり糸ふけでキャストできないなどのライントラブルを防ぐことが可能です。
手順2,ダイヤルを1,2ずつ緩める
そのあとは、ダイヤルを1,2ずつ緩めながらキャストしていくようにしましょう。
急に4,5のダイヤルを緩めてキャストしてしまうと、それこそライントラブルを起こしてしまう原因になります。
手順3,飛ぶより糸ふけを気にする
そして、どのタイミングでブレーキを確定すれば良いのかと言うと「飛ぶより糸ふけが気にならない程度」です。
よく居るのは遠くに飛ばしたいからと緩いブレーキで確定してキャストする方。
もちろん、自分がそれでよければ良いのですが1番良いのは飛ぶし糸がふけがしないぐらいですので、ぜひご参考ください。
手順4,確定すればほぼ触らない
ブレーキの設定が確定すればあとはほぼ触らないようにしましょう。
基本意識して触らなければ触れることない場所にダイヤルがあるので、無意識で変えてしまうことはないと思います。
手順5,あとはキャストによって変更
ブレーキの設定が確定したあとはキャストによってブレーキをいじりましょう。
と、言うのもキャストによってブレーキを変更しなければ逆にバックラッシュなどの原因になってしまいます。
ベイトリールブレーキの正しい使い方
ここでは、ベイトリールにブレーキは付いているけど実際どんな時に使えば正しいのかについて、ご紹介していきます。
使い方1,初心者でまだ慣れていない方
ベイトリールのブレーキを使う方法1つ目は「初心でまだ慣れていない方」です。
ベイトリールは非常に難しい釣具の1つで、まだ釣りを始めたての初心者さんは完璧に使いこなせないものになります。
なので、そのような時にブレーキをゆるゆるでしてしまうとバックラッシュの嵐です。
僕自身、初心者の時はブレーキMAXにしていましたが、それでもバックラッシュが発生しまくって1,2時間釣りができないのは、ザラにありました。
使い方2,風が強く抵抗が強い時の対策
ベイトリールのブレーキを使う方法2つ目は「風が強く抵抗が強い時の対策」です。
ベイトリールはスピニングリールと違って、風の抵抗を受けるとスプールに負荷がかかってしまいライントラブルの原因になります。
これを防ぐためにもブレーキを強くしておくことで、思い切り向かい風の方に向かってキャストしてもバックラッシュや糸ふけを防ぐことが可能です。
使い方3,スキッピングなどをする際
ベイトリールのブレーキを使う方法3つ目は「スキッピングなどをする際」です。
沢山あるキャスト方法の中で難易度が難しいとされるスキッピングは、上手くすればベイトリールでもキャストすることができます。
しかし、これはブレーキを上手く使わなければ、ライントラブルの嵐で最悪です。
なので、このような時にブレーキの調整をして釣果をあげれるようにしておきましょう。
まとめ:ベイトリールのブレーキについて
本記事では「ベイトリールのブレーキについて【調整方法・種類・使い方を解説】」についてお話してきました。
ベイトリールのブレーキは最近、使わないようにするシステムなどが開発されておりバックラッシュはかなり激減してきています。
しかし、それでも”0″になったわけではなく昔から比べての激減と言うぐらいです。
なので、まだベイトリールにはブレーキが必須で、タイミングによっては絶対に使うべきシステムの1つだと思います。
これをなくしてはベイトリールを語ることができませんので、ぜひこの記事でマスターして周りの方に伝えたり、自分の釣りに生かして頂ければ幸いです。
他にも、ルアーのインプレ記事や釣りに関する豆知識記事などもありますので、ぜひ最後までご覧ください。