近年、色々なセキュリティ面が上がっている中唯一と言っても良いほど盗難が多くなっているのが”釣具”です。
これに関しては盗難されやすい理由やパターンが決まっておりますので、最低限対策や準備をすることができます。
なので、この記事では「【注意!】釣具の盗難を防ぐ対策方法5選【事前に準備しておく】」について解説していきます。
✔︎本記事の内容
- 釣具が盗難されるパターン
- 釣具が盗難されやすい理由
- 盗難されないように防ぐ方法
釣具が盗難されるパターン
どのような場面で盗難されるのか知っておくことで適切に対応することができますので、下記では主に盗難される2パターンをご紹介していきます。
パターン1,車上荒らし
釣りに行くと基本的に決められたタックルでフィールドに向かいますので、車の中にほとんどが残っている状況で車から離れます。そうなると、車に誰もいない状況になってしまうのでこの際に「車上荒らし」をされるのが1つ目のパターンです。
最近でも、この手の盗難でSNSなどでも騒がれていますので、どれだけ鍵を閉めてようと”盗難の危険”がある言うのは意識しておきましょう。
パターン2,置き引き
もう1つの盗難されるパターンは「置き引き」でして、これは相手側からすると盗みとして取るのではなく「ラッキー誰か忘れてる!」と思って持って帰っている可能性があります。しかし、このように盗んだ気がなくても窃盗として事件になってしまう可能性があり、非常に危険な行動ですので、落とし物を見つけた!と思ったら近くの警察や周りの釣り人に聞いて回ることをおすすめします。
逆もしかりで、もし自分のものがトイレに行っている隙になくなっていたりした場合は周りのいる人に聞いたり警察や交番に行って調べてもらいましょう。
釣具が盗難されやすい理由3つ
釣具は全体的にみても盗難されやすいものには見えないのですが、意外と盗難されやすいのが事実。
なので、僕が思う”盗難されやすい理由”について下記では3つほどご紹介していきます。
理由1,高価で販売しやすい
最近の釣具は品質がよくボロボロではない限り「高価で販売しやすい」ので、金銭目当てに盗難される可能性があります。メルカリなどでも見ていただければ分かりますが、物によっては中古でも新品の価格を超している場合があります。※所謂プレミア品など。
ですので、良いものを使っている方は非常に注意しておかなければ、かなり危険です。
理由2,持ち運びが便利
釣具は比較的良いメーカーほど軽量化をしている時代ですので「持ち運びが便利」になっていて、盗難する際もスッと持って帰れるのが現状でしょう。昔ほど重量があれば少し手こずるかもしれませんが、ベイトリールで160gなどとかなり軽量化されています。僕らが通常時に「使いやすい=盗難されやすいタックル」と思っておきましょう。
理由3,車の中に放置状態
上記でも少し解説しましたがタックルは基本的に「車の中に放置状態」ですので、アングラー自身が守ることができません。置き引きでしたらまだ近くにいる可能性があるので盗難されそうになれば気付けますが釣りポイントから少し離れていると車の窓ガラスを割られても気付けないでしょう。なので、鍵を閉めるのは最低限しておく。+下記で紹介する対策方法をしておくことをおすすめします。
釣具の盗難を防ぐ対策方法5選
釣具を盗難されるものだと思っていた方が、きちんとした対策をすることができますので、それを前提で下記を読み進めてください。
下記で紹介することさえしておけば大抵の盗難を防ぐことができますので、まだしていない方はすぐに対策しておくことをおすすめします。
方法1,車内カメラを付ける
最近ではドライブレコーダーと呼ばれるものを搭載している車が増えていますので、この点に関しては安心している方は意外と多いのですが、ものによっては停止中の車では撮影されていない場合があります。なので、しっかりと説明書を読む+付いていない場合は付けておきましょう。それによって、盗難されないように相手をビビらすことが可能です。
方法2,ガラスを強化するシートを貼る
車上荒らしで1番多い方法が「ガラスを破り」でして、鍵を開けたりするのは今の設計上難しいはずです。なので、鍵は大丈夫としてもガラスを破られないようにしておかなければどれだけ鍵を閉めていても安心できません。そのため「ガラスを強化することができるシートを貼る」ようにしておきましょう。
方法3,ロッドなどを縛っておく
車内にタックルを放置する際は大切なものはなるべく車に固定するもしくは簡単には取り出せないようなBOXなどにしまっておくようにしましょう。そうすることで、もし車上荒らしにあった場合でも盗難することができないので大切なタックルは守ることができます。もちろん、ガラスとかは破られているはずなので警察に届けは出すようにしましょう。
方法4,なるべくタックルを持ち歩く
おかっぱりでバス釣りをする際はタックルをいくつか持ち歩くのですが、その際に手に持ちたくないからと木に立て掛けて釣りを続ける場合があります。この際に、忘れてしまったり気づかないうちに盗難されてしまう可能性がありますので、なるべくタックルは持ち歩くように意識しておきましょう。それだけで、置き引きなどの盗難を防ぐことができます。
方法5,見張りを誰かに頼む
もし、トイレや昼飯などでタックルをフィールドに放置する場合は友人や周りのアングラーに声をかけて見張りを誰かに頼むようにしましょう。流石に、見ず知らずの人でも日本であれば声をかけられた後に盗難しようとは思わないでしょう。まぁ、もしもがありますのでできれば友人や家族に見張ってもらうようにするのが1番です。※経験あり。
盗難されても大丈夫なよう事前に準備
釣具の場合は上記で言ったように2パターンでしか盗難されないので、対策を取ることはできますがそれだけは×です。
むしろ、盗難されても大丈夫なよう事前に準備しておいた方が良くて、その準備を下記で3つほどご紹介していきます。
準備1,釣りの保険に入る
釣りやアウトドアなどの保険が色々な会社が発売しております。この「釣り保険」に入っておくことで自分の傷害だけでなくタックルの盗難&故障なども一定の金額を保証してくれますので、契約しておくようにしましょう。価格は1日~月々まであり手軽に契約可能。
参考:【必見】釣りの保険について【盗難や破損にも対応している。】
準備2,車のナンバープレートを取っておく
自分が止めた駐車場の近くに止まっている車の「ナンバープレートを取っておく」ようにしましょう。これはもし、盗難された後に警察へ届けを出す際、必要な書類として提出することができます。そうすると発見がかなり早くなる場合がありますので、できれば釣りをする前にササっと撮影して釣り終わったらカメラホルダーから削除するようにして下さい。
準備3,GPSを搭載しておく
自分が盗難されたら痛手を負うようなタックルには「GPSを搭載しておく」ようにしましょう。そうすることで、もし盗難されてしまってもどこにあるのかを把握することができますので、後ほど警察に提出することができます。そうすることで、犯人がすぐに分かるので手間を取りません。※これに関しては盗難者にバレれば終了です。
釣具が盗難された後の行動
盗難をされないことが1番ですが、もし盗難されてしまった後のしなければいけない行動を知っておくことできちんと対処できます。
なので、下記では盗難された後にやった方が良い2つの行動に付いてご紹介していきます。
行動1,警察に盗難届けを提出
釣具だけでなく何かを盗難された場合は必ず警察に盗難届けを提出するようにしましょう。そうすることで、盗難として探してくれますので見つかる可能性は少なからずありますが、ロッドやリールのようなものではない限り基本的には見つからないと思っていた方が良いと思います。やはり、ルアーやワームは特定の証明ができる番号などがないですし量も量なので埋もれて見つけることは基本できません。詳しくはこちらから。
行動2,タックルベリーに相談
中古ルアーショップではTopと言っても過言ではない”タックルベリー“さんは中古を扱う会社として古物商許可を得た上で運営されていますので、買取時や販売時のデータを最低3年保持しております。
そのため、釣具を盗難された後に警察へ届けを出した後はタックルベリーに連絡して盗難にあったタックルの情報を提供しましょう。それによって、盗難物を売りにきた場合などに気付けて連絡をしてくれる場合があります。少ない希望かもしれませんが無いよりはあった方が良いと思いますので、連絡するようにしましょう。
まとめ:釣具の盗難について
本記事では「【注意!】釣具の盗難を防ぐ対策方法5選【事前に準備しておく】」についてお話してきました。
バス釣りは他の釣りと比べると自然な環境に行くことが多く基本的には人影が少なかったり、防犯カメラがなかったりします。
それによって、盗難されても結局は泣き寝入りしなければいけなくなることが多く存在しており、いまだ犯人が捕まらないこともあるみたいです。
これはもちろん盗難する方が悪いのですが、少し視点を変えれば盗難された側も万全の対策をしていましたか?って話になります。
少しでも、対策しておけば大丈夫だったかもしれないのでこの記事をここまで見て頂いた方は上記で紹介した対策方法や意識的なことは実践してみてください。
他にも、ルアーのインプレ記事やバス釣りに関する豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。