バス釣りは他の釣りと違って蓄積されたデータがあればあるほど安定して釣果をあげることができるのが事実。
そこで、もっとも重要視される項目は”水温”でして、これは魚を釣る上で知っておかなければいけません。
もちろん、ただただ趣味程度でバス釣りをしている方で水温なんて大体が分かれば良いや!という方には関係ありません。
が、きちんと釣果を上げて大会に出たい!と思ってる方などの人には水温計は必須です。
なので、この記事では「【事実】バス釣りには水温計が必須。【おすすめ4選や理由を解説】」についてお話していきます。
✔︎本記事の内容
- バス釣りに水温計が必須な理由
- バス釣りにおける使い方
- バス釣りにおすすめの水温計
バス釣りには水温計が必須
バス釣りには水温計が必須!だと思っている理由は色々とあるのですが、その中から厳選して2つの理由を下記でご紹介します。
理由1,適切なルアーやワームを選べる
まず、1つ目の理由としては水温がわかることで「適切なルアーやワームを選ぶことができる」からです。
水温によってアグレッシブに動けるベイトが異なっており水温が高いとシェードなどのエビや小魚が元気ですし、水温がある程度普通でしたら巻物系のルアーなどでも問題なく釣ることができるなど、水温によって使うルアーやワームを選択できます。
理由2,後の釣りに生かされるデータが取れる
2つ目は水温を定期的にとっておくことでデータを増やすことができて「後の釣りに生かされるデータが取れる」ということになります。冒頭でも言いましたがデータがあればあるほどバス釣りにとっては有利に働きます。なので、その場でのルアー選択だけではなく今後の釣りに生かされるよう水温を測っておくようにしましょう。
バス釣りにおける水温計の使い方
バス釣りで水温計はどうすれば有効的に使えるのかというと、3つのタイミングで使うのが1番おすすめ。
僕自身、これは身を持って体験していますので、使うべきタイミングについて下記で解説していきます。
使い方1,フィールドに着いてキャストする前
使うべきタイミング1は「フィールドに着いてキャストする前」です。これはルアーやワームを選択するための参考になる水温を把握するために行う行動になります。これをすることによって、フィールドの少しの変化にも気付けて投げるべきものが見えますので、まずフィールドに着いたら水温を測るというのを意識しておきましょう。
使い方2,バスが釣れた時
2つ目は「バスが釣れた時」でして、これに関してはなぜ釣れたのかな?という要因を探る必要があります。その1つとして水温がかなり影響してくるので、これを把握できるようにバスが釣れた時はその場の水温を測ってメモなどをしてデータを蓄積しましょう。
使い方3,場所の変更時
バス釣りでは常にランガンなどをするため場所をコロコロと変更します。そのため、フィールドに着いて測った時とは移動してしまうと水温が異なりますので、初め測ったところからある程度離れたのであればそこでも水温を測るようにしましょう。これをすると、フィールド全体の水温差を把握することができるので長期的に参考になります。
バス釣りに向く水温計の選び方
水温計は世の中にたくさんの種類がありどこのメーカーの物も品質が高いです。そのため、どれが良いんだろう?と悩む方がいるはず。
なので、下記では僕が水温計を選ぶ際に必ず意識する「4つのポイント」について下記で紹介していきます。
選び方1,浸けるor放射温度計
水温計の選び方1は「浸けるor放射温度計」でして、バス釣りで使える水温計はこの2種類が存在。どちらにもメリットデメリットがありますので下記で紹介します。
浸けるタイプの水温計
実際に「浸けるタイプ」の水温計は小学生~高校生の間に理科(化学)の実験などで使用したことがあるのではないでしょうか。
✔︎メリット
- 正確な水温を計測することができる。
- 種類やカラーが豊富で選び放題
- 価格は安くどこにでも売っている。
- 水中のボトムから~表面まで計測可能。
✔︎デメリット
- 計測するまでに時間が多少かかる。
- 割れてしまうと使い物にならない。
- 細いのでタックルの隙間に落ちがち。
放射タイプの水温計
水に浸けない水温計は「放射タイプ」の物です。これは基本的に見たことがある人はいないのではないかなと思います。
✔︎メリット
- 直接水に浸けないので衛生的には◎
- 計測までの時間が短くて早い。
- 小型でどこにでも持ち運びが便利。
✔︎デメリット
- 水面温度しか計測することができない。
- 近くまで降りれなければダメ。
- 防水型ではないため水に浸かるのは×
- 正確な水温は何回もして平均を出す。
選び方2,手軽さか正確性か
水温計を選ぶ上で「手軽さを取るか正確性」のどちらかを取るしかありません。この違いも上記で紹介した浸けるタイプと放射タイプでの使いわけになります。上記でも紹介したのですが改めていうと、時間をかけて正確性をあげたいのであれば「浸けるタイプ」・素早く手軽に計測するのであれば「放射タイプ」です。
選び方3, デジタルorアナログ
選び方3つ目は「デジタルorアナログ」でして、これも基本的にはタイプによって違います。大体水に浸けて計測する水温計はアナログ・放射タイプはデジタルという感じです。この点はあまり気になりませんがアナログの場合は水平にしてよく確認しないと温度が分かりませんがデジタルの場合は一瞬で表示してくれますので、その点については楽ですね。
選び方4,価格
何かを購入する際は必ず確認する項目の1つが「価格」です。これが見合っていないとどれだけ良い物であろうと購入しようと思わないはず。それは水温計も一緒で、高い物から安い物までピンキリに存在していますので全てを総括した後にこの価格を意識しましょう。
バス釣りにおすすめの水温計3選
世の中には水温計と言うものがかなりあるのですが、やはりバス釣りに使いますので向いてる向いていないは存在します。
なので、その中でバス釣りに向いていてはちき的おすすめの水温計をご紹介していきます。
おすすめ1,エーアンドデイ:防水型放射温度計
おすすめの1つ目で僕が実際に常備しているのはANDさんの「防水型放射温度計」です。基本的に放射タイプの水温計はANDさんがほとんど絡んでおり、この型でデザインが釣具メーカーになっているものが多数あります。価格だけで言うならこの本家が1番ですが、メーカー重視で購入したい方は少し高くなりますがそちらを買うようにしましょう。
- ANDさんは温度計分野での信頼度◎
- 小型でシンプルなデザインなので使いやすい
- 放射タイプでは一強の安心感
名称 | 防水型放射温度計 |
---|---|
メーカー | AND/エー・アンド・デイ |
価格 | ¥3,800(税抜) |
おすすめ2,スミス:温度計&水温計
おすすめの水温計2つ目はSMITHさんから発売されている「SMITH LTD水温計」です。これは実際に水へ浸けて水温を計測するもので、アナログタイプのものになります。計測まではそんなに時間がかからず正確性抜群ですので、水面だけの水温ではなくボトム付近やミドル付近の水温を測りたいのであればこの水温計がおすすめです。
- シンプルなデザインでスタイリッシュ。
- 一周回ってカッコイイアナログ。
- コスパが良くお金が無くても買える。
名称 | SMITH LTD水温計 |
---|---|
メーカー | SMITH/スミス |
価格 | ¥1,500~2,000(相場) |
おすすめ3,パズデザイン:アルマイト水温計
おすすめの水温計3つ目はPazdesignさんから発売されています「アルマイト水温計」です。これも実際に水へ直接浸けて計測するものなので正確性が抜群◎です。めちゃくちゃ丈夫でして口コミの中には10年~20年ほど使っている!と言うものがありました。
- 豊富なカラーがあり全5種類。
- 丈夫で壊れにくく持ち運び便利。
- 安いため購入の敷居が低い。
名称 | アルマイト水温計 |
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メーカー | Pazdesign/パズデザイン |
価格 | ¥1,980(相場) |
まとめ;バス釣りの水温計について
本記事では「【事実】バス釣りには水温計が必須。【おすすめ5選や理由を解説】」についてお話してきました。
この「まとめ」に関してはそりゃそうだ!と言われそうなので、もうちょっと詳しく言うと本気か本気ではないかによって違います。
これをもう少し詳しく言うと、趣味程度でやっている人は水温計なんて要らないですし、データを取る必要もありません。
しかし、大きなバス釣りの大会に出ているような人は前日や前々日にフィールドに入ってデータを取って攻め方を考えます。
このように本気でバス釣りをしている方には水温計は必須で、持ってなければ野球の大会にグローブを忘れたのと同じぐらいの失態です。
なので、自分はどっちの部類なのかと考えた上で水温計を買うのか買わないのかを決めるようにしましょう。
他にも、ルアーのインプレ記事やバス釣りに関する豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。