最近、マスクや消毒液の転売について色々と規制がかかっていることで再注目されている”転売”ですが釣具にも存在します。
そんな転売はやはり世間から見ると煙たがられる存在でして、あまり良い印象をもたれないのが事実です。
しかし、見方を変えれば世の中に出回っているお店などは基本的に転売で生計が立てられれていると思ってください。
もちろん、マスクや消毒液のような転売を正当化しようと思いませんが、中には良い転売方法もあるのではないでしょうか。
その点について本記事では「【考え】釣具の転売について語る。【良い悪いを判断します。】」をもとに僕の考えを下記でお話します。
✔︎本記事の内容
- 釣具の転売について
- 釣具の転売も場合によっては悪
- 正当化される釣具の転売について
釣具の転売について
釣具って実際に転売することができるのかと言うとA,簡単にできると言う回答です。
しかし、釣具は1つあたりの単価が安めですのでその分安く仕入れしないと利益率が悪くなるため数を売らなければいけません。
なので、”タックルベリー “さんのような中古釣具チェーンや”セカンドストリート“さんのような全国展開をしているリユースショップなどでないと食っていけないのが事実。
=生業として釣具転売をしている人はおらずただ単にお小遣い稼ぎとして参入している人がチラホラ存在しています。
それに伴って、きちんとルールを守らずに無茶苦茶している人がいるので、その点について下記で詳しく解説していきます。↓
釣具の転売は場合によって悪
他の、古着転売や古本転売などでしたら需要と供給があっており購入するユーザーも転売だろうがなんだろうが欲しいければ買います。
しかし、釣具転売に関しては1品あたりの単価がかなり低いため中古釣具で転売をするのはほぼ不可能です。
と、なると余るのが数量限定転売や景品などの応募で当選する物での転売になってきてしまいます。←これが下記で紹介する悪の転売。
数量限定のもの
釣具転売で批判される1つの方法は「数量限定のもの」を転売する場合です。世の中にはルアーやワームが溢れるほど販売されていますので、そのようなものには特別価格が付きません。しかし、最近で言うとRAIDJAPANさんから発売されたダッジなどは初版発売個数が少なかったため約3ヶ月ほどはプレミアム商品になっておりました。
これを良いことに、田舎のあまり人が出回らないところで買い漁って”メルカリやオークションサイト“などに転売する方がいました。他にも、地方限定などのルアーも転売ヤーが買い漁って転売していたりするんですよね。転売ヤーの情報網はえげつないです。
最近では釣りYouTuberである「渥美拓馬」さんが手作りで発売したクローラーベイトなどは明らかに限定商品で価格が発売価格の1.5倍ほどになっていました。
景品や応募で当選したもの
もう1つは数量限定品などよりも明らかに手に入れるのが難しい「景品や応募で当選したもの」の転売です。これに関しては悪質と言うよりはイベントを企画してくれた方に無礼だと思います。もちろん、1度使って自分には合わなかったからとフリマアプリなどに出品するのは分かりますが、ただ単に横流しで売っているのはおかしいですよね。
イベントなどのジャンケン大会でゲットしたものを販売している人に対して、EVERGREENのプロスタッフである「菊元俊文」さんが怒っています。↓
フィッシングショーのステージでは
最後に皆さんに喜んでもらおうと
賞品をジャンケン大会で出します。
ショーでは毎回、どこのブースでも大いに盛り上がります。
今年はEGのステージでトーナメントシャツ出しました。
当たった方は大喜び。
でも、最後に残った当選者以外の2人はインチキでした。
最後尾にいた一人は後ろで見ていたスタッフが
何度もインチキをしているのを発見し指摘してアウト。
もう一人は何年も前からインチキして賞品を盗んで、
オークションに売るインチキ常習犯。
と、本人のブログでもこのように怒っていると捉えることができる記事を投稿。
この内容に関してはジャンケンに負けても勝っている状態にして、景品物を受け取っているので”窃盗“と変わりません。
なので、少し異なりますが売る目的のためだけに景品があるイベントなどに参加しないようにしましょう。
ルールを守れば釣具の転売はあり
転売もしっかりと“ルール”があるのでそれさえ守っておけばむしろ転売をした方が世の中を回せるのではないかなと思います。
なので、下記では釣具の転売をする上で意識するべきポイントを2つほどご紹介します。
中古を扱うなら古物商を取得
転売と言うと「副業でできる!誰でもできる!簡単だ!」と言われているのですが、意外にも敷居が高いものとなっています。新品のものを扱う場合や、不用品を売るだけでしたら”古物商“は要らないのですが、中古釣具を転売しようと思うのであれば必ず取っておきましょう。そうでなければ「古物営業法」違反になり犯罪となってしまいます。
この点は”タックルベリー”のような中古釣具を扱っているような店舗は必ず古物商営業許可と書かれた看板を会計する付近に飾られています。なので、個人であろうと釣具を転売しようと思うのであれば古物商を必ず取るようにしてください。
卸さんからの仕入れ
釣具を転売しようと思った時にまず思い浮かぶのはリユースショップなどの価格付けが甘いところから仕入れなどをする場合です。この場合は、全然OKでしてむしろwin-win-winの形を作れるので賛成。[お店-転売ヤー-購入者]
しかし、釣具転売を生業にしようと思うのであればこれだけでは効率が悪く×なので、専門の卸さんから仕入れるようにしましょう。ここではあえて伏せますがこのような業者さんは意外といますので、仕入れ先の候補としてメモしておいてください。
これは古物商の記入にも影響してくることですので詳しくは“古物商について”を検索して勉強しておきましょう。
\本でも勉強することができます。/
まとめ:釣具の転売について
本記事では「【考え】釣具の転売について語る。【良い悪いを判断します。】」についてお話してきました。
冒頭でも言いましたが転売ヤーは基本的に煙たがられ嫌われている人種なのですが、それはただの一部のルールを守れていない人。
他の、ほとんどの方はきちんとwin-win-winの形をと取ることができるはずですので、それができれば転売はむしろOK!です。
なので、「転売=悪」と見るだけではなく少し違って目線から見てみると違った発見をすることができますよ!w
他にも、ルアーのインプレ記事やバス釣りに関する豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧下さい。