バス釣りをする上で絶対に外すことができないルアーの1つである”スピナーベイト“は各メーカーさんが発売しています。
そのため、競合がたくさんいてあとは価格で勝負するしか…。と言う時に、川村光太郎さん率いるBottomupが革命を起こしました。
そのルアーの名は「ビーブル」でして「より遠く、より深く」と言うコンセプトで作られたスピナーベイトになります。↓
全体像は比較的今までのものと変わりがないのですが、ラインアイ付近に付いている金具が見たことないんですよね。
その点についても色々とご紹介していきますが、今回は「ビーブルのインプレ」を中心にお話していきます。
ビーブルって何!?
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ビーブルのパッケージはこのようになっています。表側には名称と○/○oz・カラーなど基本的な情報が記載されています。今回、購入して使ったのは1/2oz=14gです。
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パッケージの裏面はこのような感じです。白基調のカラーに黒文字で使う上での注意点や使い方の説明が記載されています。また、ビーブルはFECOマーク付きの商品です。
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パッケージを開ける場所は裏側の下部分。
かなり簡単に開けれるように粘着が少なめなのでめちゃくちゃ便利です。逆に、開けた後も一定の粘着が残っているので再度封を閉めることができます。
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裏側の部分を開封するとこのように開きますので、この部分を下に向けた状態で開封しないように注意してください。下手すると、地面に落下する可能性があります。
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中身を全て出すとこのようになっています。ビーブルを固定している型紙と一緒に引っ張り出すと綺麗に出せます。
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ビーブルなどの”スピナーベイト“は基本裏紙にホッチキスなどで固定されています。しっかり固定されていますので、爪で取る際は刺さらないように注意してください。
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型紙から取れたら次は、フックについているカバーを取ってください。これも注意しておかないと指に刺さるのでゆっくりと回しながら慎重に取りしましょう。
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すると、そのまま使える状況になりますので、ベイトロッドのラインに結んでキャストしてきてください。{完全版]
<製品情報>
名称 | Beeble/ビーブル |
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メーカー | Bottomup/ボトムアップ |
価格 | ¥1,250(本体価格) |
発売日 | 2019年6月~2020年3月 |
公式サイト | bottomup.info |
ビーブルの重さ&サイズ
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今回1/2ozのビーブルを購入して計測すると21.0gになりました。型紙にもabout20.5gと書かれているので誤差範囲かなと思います。
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ビーブルの全長サイズ(ラインアイ~スカート端まで)は10.5cmになりました。スピナーベイトだと基本的に平均サイズぐらいです。
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ビーブルのヘッド部分~スカートの端までの長さは約8cmでした。
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ビーブルのフック部分のみを計測すると約3cmと比較的長めです。ゲイプ幅も大きめなのでトレーラーワームなどを付けることが可能。
ビーブルの形状
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ビーブルのブレードは小さい方が2.0・大きい方が3.5となっています。高い回転能力を持っているBottomupさんのオリジナルブレードになっているので信頼◎です。
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スカートは今回ライムチャートを購入したので、かなり目立つ色+ラメが振られています。また、ラバーはシリコンなので少々強く引っ張っても千切れません。
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ビーブルの目玉である「スプリッター」はヘッドとブレードの中間に橋渡しのような感じで設置されています。これがビーブルの「ヨコ振動」アクション発生源です。
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ヘッド部分はこのように先尖り形状になっています。これは水草などのカバーをすり抜けてきやすいためです。
ビーブルの特徴
上記で紹介してきただけでも色々特徴部分があったと思いますが、それらが引き起こすアクションやリトリーブが魅力的です!
実際に使ってみないと分からない「特徴」などもありましたので、ぜひご参考ください。
特徴1,スプリッターによる横揺れ
ビーブルの特徴1は「スプリッターによる横揺れ」です。これはBottomupさんが独自に開発されて特許出願されている部分でビーブルの1番の魅力になります。
実際、使ってみると確かにスプリッター部分が水の抵抗を強く受けてブルブルと揺れてる感じがありました。今までのスピナーベイトではブレードのみの振動でしたが、スプリッターが付いていることによってさらに強く振動するので釣りの幅が広がります。
特徴2,心地よい巻き抵抗
ビーブルの特徴2は「心地よい巻き抵抗」です。これもスプリッターが多少影響してくるのですが他のスピナーベイトと比べても巻き抵抗が意外にあります。
若干重たくも感じたのでギア比が遅いものよりも少し早い7.1以上がおすすめです。僕自身、7.3のギア比で心地よくリトリーブスピードもビーブルにあっていて巻きたい層などを的確に巻けてきました。(参考にw)
特徴3,水平姿勢の安定スイミング
ビーブルの特徴3は「水平姿勢の安定スイミング」です。ヘッド部分の形状やスプリッターなどが仕事をしていて水中のビーブルはレベル(水平)に泳いできます。
これによって、フッキング率の向上やバイト数の増加などメリットしかありません。実際に僕が今までメインルアー(スピナーベイト)である「レベルスピン」とほぼほぼ同じ姿勢で泳いでいました。
早巻きでも安定
ビーブルは特徴でも紹介した通り「スプリッター」と呼ばれてるものがあるので早巻きでも安定して使うことができます。
実際、ギア比7.3の「DAIWA:TATULA/左」で早巻きしてみたところある程度真っ直ぐ泳いできました。
もちろん、急ピッチで巻くとたまに斜めになってしまったりしましたが、回転することはありませんでした。
また、水面に着底後の立ち上がりが早いので見えバスに対してのサイト釣りなどでも使えるのかな?と思います。※後日追記。
流れ込みでもお構いなしのアピール
スピナーベイトはブレードのフラッシングや水押しがあるため基本的に流れ込みにおすすめのルアーです。
ビーブルは+「スプレッター」が発生させる横揺れアクションでさらにアピールしてくれるので、流れ込みの為に生まれたルアーと言っても過言ではありません。
梅雨の時期など雨が降りやすい時期でしたら、流れ込みの発生も比較的多めなので出番は比例して多めにあります。(※2020年7月20日最中)
ビーブルはスイミング姿勢が綺麗な分、フォール時も綺麗なのでその点においてもバイトチャンスが増えます。
まとめ:ビーブルのインプレ
本記事では「【インプレ】ビーブルは早巻きで使っても安定!【重さ&サイズも計測】」についてお話してきました。
現在、各メーカーから発売されている”スピナーベイト“ですがここにきて異例の形を販売したBottomupさんは凄いなと思いした。
もう、ほとんどの型が出尽くして飽和化しているルアー業界ですが、このように挑戦する企業のおかげで未だ発展途上をしています。
今回紹介した「ビーブル」は1つの事例ですが、僕自身このスピナーベイトはこれからも使っていきたいルアーの1つです。
これからもサイズやカラーバリエーションの追加など色々と変わっていくと思いますので、その都度この記事は更新致していきます。
他にも、ルアーのインプレ記事やバス釣りに関する豆知識記事などもありますのでぜひそちらもご覧ください。