・許可は必要?飼育の方法は?
・ブラックバスの飼育は違法?
こんにちは。今日ついに本格的なタピオカを飲んで感動したはちき(@basszero2020)です。
外来種では1番有名と言っても過言ではない”ブラックバス”ですが、この魚は法律によって飼育などができません。
そのため、飼育をするとNG!!なのですが、実はしっかりと申請さえすれば飼育OK!!です。
この方法は下記で具体的にお話していますが、それ以外にもなぜ違法なのか・ブラックバスを飼育できる方法などをどの記事よりも分かりやすく解説していきます。
もし、今後ブラックバスを飼育してみたいなと思っている方は、この記事を参考にして正しく安全に飼育するようにしてください。
✔︎本記事の内容
- ブラックバスの飼育は違法
- 飼育許可の取得方法
- 飼育はブラックバスを知れる
と、3つのことについて解説していきます。
本記事を読むことで、ブラックバスの飼育について知ることができますので、ぜひ最後までご覧ください。
ブラックバスを飼育するのは違法

ブラックバスはあなたの知っている通り、特定外来種に含まれている魚ですので持ち運んだり郵送したり飼育することは違法です。
なので、下記では違法のまま飼育するとどうなるのか?・どんな理由で飼育はできないの?と言った違法の理由や飼育できない理由について解説していきます。
法律で禁止と決められている

まず、第一にブラックバスなどの特定外来種を飼育すると言うのは、外来生物法と言う法律の元で禁止されていることですので、これを破ると罰則が生じます。↓
<罰則内容>
内容 | 個人 | 法人 |
許可なく飼養等をした場合(販売・配布目的) | ・3年以下 もしくは ・300万円以下 |
・1億円以下 |
許可なく飼養等をした場合(愛がん(ペット)等の目的) | ・1年以下 もしくは ・100万円以下 |
・5千万円以下 |
偽りや不正をして飼養等の許可を受けた場合 | ・3年以下 もしくは ・300万円以下 |
・1億円以下 |
参照:日本外来特殊対策:環境省
このようにかなり重い罰則になってしまうので、バレなければOK!!と言うような軽い気持ちでブラックバスなどの特定外来種を飼育するのは辞めるようにしましょう。
ペットや鑑賞目的では飼育できない

ブラックバスなどの特定外来種を飼育しよう!と思い無断ではなく許可を取ろうした場合の理由として「ペットや鑑賞目的です。」と言うのは絶対に飼育できません。
と、言うのも外来種は今後の「学術研究、展示、教育、生業の維持等の目的で行う場合」にのみ許可をされると記載されています。
なので、可愛いから飼育しようかな?と言うような甘い考えでは飼育することは×です。
法律違反で逮捕事例もある

上記のようなことを実際にしてしまった方が過去には何名か居て、実際に法律違反として逮捕された事例があります。
例:2009年8月半ば頃に彼女に見せたいとして車に乗せて運んでしまい捕まった事例。 |
例:2015年9月末頃のニュースですが、実際にホテルで飼育したとして逮捕されている。 |
などが、ありますので飼育をしよう!と運んだり、実際にどこからか輸入して飼育してしまった場合などは、見つかり次第逮捕れると言うのが分かります。
ブラックバスの飼育許可を取る方法

下記では、難しい内容ではなく申請をするための手順などを簡単に分かりやすく解説しているものですので、詳しく知りたい方はこちら↓を参照してください。
下記で紹介する内容の元はこちら→飼育等に関する手続き:環境省
方法1,飼育するための道具を揃える

まず、ブラックバスを飼育するためには飼育できるような環境作りから準備していきます。
<飼育するために必要な道具>
- 水槽
- エアーポンプ
- 水温計
- フィルター
- 隠れられる場所
これらの5つがあれば最低限飼育ができる設備は準備できますので、申請を出す前にまずは準備しておきましょう。
方法2,飼育許可を特定の場所に提出

飼育できる環境ができましたら次は、実際に飼育できるように許可書を準備して書いていき、特定の場所に提出するようにします。
実は、ここが少し厳しくて、上記で紹介したように飼育する理由やきちんと飼育できる設備があるのかなど具体的に書いたり答えたりしなければいけません。
なので、とりあえずここを乗り越えることができましたら飼育許可が環境省から出ます。
方法3,許可後は申請通り施設を整える

許可が通れば早速決められた流れで飼育していくのですが、その前に環境省などから施設への指摘や方法を伝えられます。
なので、独断で進めていくのではなく管轄の環境省の方などに質問しながら安全に飼育できるように準備していきましょう。
方法4,常に特定の場所へ連絡をする

飼育できる準備が整い次第実際に飼育していくのですが、ただそれだけでは終わりません。
飼育を開始した後にも、常に特定の場所と連絡を取り合いながら、現在の状況や死んでしまったバスの数などを伝えます。
そうすることで、安心して飼育することができますし、何らかの揉め事を起こしたくないのであれば常に連絡して証拠や情報を共有しておきましょう。←これで安心。
ブラックバスを知りたいなら飼育が1番

ブラックバスを釣る=バス釣りをしていると、時々もっと知っていれば釣れるのにな…などと思うときがあります。
そんな時は、飼育をすることで捕食スイッチの入りどころや、何時頃に捕食しやすいのかなどを知ることができるので、かなり勉強になるのではないでしょうか。
なので、ブラックバスについて知ろう!と思えば、動画などよりは飼育が1番ですね。
餌を食べない理由は常に模索する

ブラックバスは飼育している人が他の魚に比べて圧倒的に少ない分、やはり情報が全く出回っておりません。
なので、飼育していて餌を食べない場合などの際にどうすれば…などとおどおどします。
そうなった際は、色々な人に聞いたり専門家の方に電話すると言う手段もありますが、ブラックバスも魚なので、他の飼育サイトのことをしても大丈夫なはずです。
まぁ、それでも治らない場合は原因を模索して正解の情報に辿りつけるように努力するようにしましょう。死亡したりすると再度書類などを申請する必要あり。
飼育されている事例がある現状

ブラックバスはこれだけ外来種の代表みたいな扱いをしているので、実際申請しても結局飼育できないんじゃない?と思われがちです。確かに、あまり居ないから。
しかし、実際にブラックバスを飼育されている現状でして、有名所で言うとルアーメーカーの”JACKALL“さんなどです。
そこでは、ルアーの反応をチェックしたり・研究したりと色々されております。
なので、許可は得られているのですが一般(個人)では、そこまでしないので許可がなかなか降りないのはあるかもしれません。
まとめ:ブラックバスの飼育について

本記事では「【総合】ブラックバスの飼育について【許可・方法・違法などを解説】」についてお話してきました。
今回紹介してきたように、しっかりと設備を準備したり書類を申請することによってブラックバスを飼育することができます。
しかし、何度も言ってきた通り難しいですし、無断で飼育すると違法となり逮捕案件です。
なので、そのようなことになりたくない…。心配だ…。となるので、あれば無理して飼育するのは辞めるのをおすすめします。
本当にブラックバスを飼育して今後に生かしたいと思っている方は、しっかりと準備した上で飼育するようにしましょう。
他にも、ルアーのインプレ記事た釣りに関する豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。