バス釣りを始めたばかりの人は魚の口を持つと言うのは少し抵抗があると思います。
僕も、バス釣りを始めた当初1匹目のブラックバスを持つ時はめちゃくちゃ抵抗がありましたし噛まれないか?って心配でした。
しかし、ブラックバスは歯がトゲトゲしておらずザラザラ系なので噛まれることはありませんし「正しい持ち方」をすれば口を閉じる力がないのでかなり安全です。
なのですが、こちら人間側が注意しないとブラックバスを傷付けてしまうことになります。
中には外来種だから良いだろう!と思う方もいると思いますがせっかく釣りを楽しくさせてもらってるんですからそれぐらいは配慮するべきです。
ブラックバスの正しい持ち方
ブラックバスは上記でも言った通り口を閉じる力が全くないため正しい持ち方は口の中に手を突っ込んでアゴを持つのが基本です。
ここからは画像があった方が分かりやすいと思いますので画像を元にご紹介していきます。
アゴに指を添える
まず、このように口の中に親指を突っ込んでもらって小指をバス側に寄せるとこのように口を開かすことができます。このようになればバスは口を閉じれないので、噛まれることはありませんし怪我をすることもありません。開きすぎには注意!
お腹と尾の間に指をおく
次は、お腹と尻尾の間に指をこのように添えます。ここは、実際に触ると分かるのですがかなり固めになっているのでバス側からしても負担があまりかかっていない状況です。
横にしてどこにも負荷がかからないようにする
写真をとるときは←のように縦にバスを持つのではなく→のように横にして持ってあげましょう。こうすることで、どれだけデカイバスでもどこにも負担をかけずに持ってあげることができます。写真を取る一瞬は仕方ないかもしれませんが、縦に持つ際はなるべく早く横にしてあげられるように意識しておいてください。
ブラックバスの持ち方で注意するポイント
上記で正しい持ち方については分かって頂けたかと思いますが、それ以上に「注意」しなければブラックバスを痛めてしまう可能性があります。
その「注意しなければいけないこと3つ」を下記でご紹介していきますので、持つときは思い出して頂ければと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=0CtC0QRPzeo
アゴだけに負荷をかける
バスを持つ際、口の中に指を入れてアゴのみを持ち写真を取ったりする場面がバス釣りではよくあります。しかし、この持ち方は注意しておかなければバスのアゴが外れてしまって一生餌を食べれなくなってしまったり、死に追いやってしまう可能性ある危険な行動です。
と、言ってもバスプロの方々がフォーマンスのために持っていたり、計量をする際にアゴだけを引っ掛けて計測したりしています。もう、これは気にしていては仕方がないのでなるべくしないように注意しておきましょう。
お腹を力いっぱい握る
これに関しては不意にやってしまうと言うよりは”ふざけて”する方だと思います。特にスポーン時期である春のお腹がパンパンなバスは少しでも「力を入れて握ると排卵する可能性」があります。
温が16~22℃前後で産卵行動に入るとされ、繁殖期は生息地によって4~7月ごろと幅がある。
なので、上記で紹介した正しい持ち方の腹と尾の間部分である硬いところに指を添えて持つようにしましょう。そうすることで、バスに負担をかけずに写真撮影などが簡単にできますしダイナミックに見せることも可能です。
暴れるのを事前に防ぐ
上記で2つに関しては、意識しておけば大抵防ぐことができる注意点ですがこの「暴れるのを事前に防ぐ」と言うのは慣れないと分かりません。と、言うのもバスは口を持っていたとしても必死に逃げようと暴れまくります。
この際に、アゴだけを持っているとどうなるか分かりますか?→答えは=全てアゴに負担がかかると言うことです。なので、横で持ったからと安心できませんがなるべく横で持っておいた方が良いのが分かります。また、バスが事前に暴れるのを感知してなるべく負担が掛からないようにすることが大切です。始めは難しいですが慣れればできるようになります。
子バスもデカバスも持ち方は一緒
バスのサイズによって持ち方は違うと思っている方は多いと思いますが、事実同じ持ち方をした方が良いと思います。
もちろん、小バスはウエイトが軽いのでその分アゴにかかる負担なども少ないと思いますがその分体は弱いはずです。
なので、安全を考慮するのであれば上記で紹介した持ち方を実行する方が良いと思います。
デカバスに関してはウエイトも大きく暴れる力が強いので問答無用で横持ちをした方がバスに負担はかかりません。
ブラックバスの持ち方まとめ
本記事では「ブラックバスの正しい持ち方や意識するポイント!【サイズは関係なし】」についてお話してきました。
ここまで、正しい持ち方や注意点をダラダラと紹介してきましたが、1番大切なのは「傷つけないように意識」することです。
大抵、これを意識しておけば優しくバスを扱うことができるはず。=正しい持ち方です。
ブラックバスは外来種と言う、世間からは嫌われがちですが僕らバス釣りアングラーからすると居ないと終わりですよね。
なので、僕らだけでも優しく安全に扱ってバス釣りをこれからも楽しみましょう!w
他にも、ルアーのインプレ記事やバス釣りに関する豆知識記事などもありますのでぜひそちらもご覧ください。