最近のバス釣り状況では巻物やビックベイトを使ってデカバスを狙うよりも、大きなワームを使ってデカバスを狙うのが主流。
その際に大事なものが“フック”です。これがなければどれだけ良いワームやラインを使っても何にもなりません。
しかも、ワームでデカバスを狙おうとするのであればフックに求められるのは「パワーやフッキング能力」など。
そこでフックの中でもパワーフィッシングをする際に使用されるオフセットフックのが「マルチオフセットX」です。↓
このフックは色々な特徴があり「太軸フック設計+縦カン仕様」など元々のマルチオフセットとは格段にパワーアップしています。
今回はこの「マルチオフセットX」を使ってみたインプレや特徴などを下記でご紹介していきますのでぜひ、ご参考ください。
マルチオフセットXの詳細
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まずは、マルチオフセットXの表パッケージについて紹介していくとデザインはマルチオフセットの色違いの感じ。+サイズや商品の特徴などを簡潔に記載されています。
\マルチオフセットとの比較画像はこちら!/↓↓
裏パッケージにはワームへのセッティング方法や取り扱う上での注意点などが事細かに記載されています。また、責任者印などもありますので信頼度バッチリ◎です。
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開封する場所については他のメーカーさんのフックと同じく裏パッケージの上部分にあります。かなり簡単に開けることができますが2度目に引っ付けた際にも同じ粘着力がありますので、何度でも使用することができます。
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マルチオフセットXの中身はこんな感じです。中身の詳細は→「外袋・型紙・フック」の3点になります。これに関しても他メーカーと同じ感じの内容です。
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フック単体はこんな感じです。マルチオフセットXはラインアイからカーブの部分までが少し長くラインアイの向きが縦になっています。
<製品詳細>
名称 | マルチオフセットX |
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メーカー | C’ultiva/カルティバ |
価格 | ¥300(本体価格) |
公式サイト | owner.co.jp |
マルチオフセットXの特徴
マルチオフセットXは他のフックには無い“特徴”などもいくつかあります。その中でも、これ!っていう特徴を3つご紹介!
特徴1,太軸でパワーフィッシングができる
マルチオフセットXの特徴1は「太軸でパワーフィッシングができる」です。これはパッケージにも”太軸設計”と書いてあり魅力の1つとして打ち出しているものになります。
他のメーカーさんの同じ1/0のオフセットフックと比べて見るとこんな感じです。↓
※左・マルチオフセットX 右・某メーカー
全体で比較したところそこまで太さの違いが分かりません。若干、マルチオフセットXが太いかな?となるぐらいです。
※左・マルチオフセットX 右・某メーカー
次は縦に比較してみると左・マルチオフセットXが太いのが分かると思います。こちらも若干ですがこの違いで耐久性が違います。
特徴2,ラインアイがタテカン型
マルチオフセットXの特徴2は「ラインアイがタテカン型」です。これは言葉だけでは分からないと思いますので画像で紹介します。↓
※左・マルチオフセットX 右・某メーカー
タテカン型とはこんな感じでして、普通のオフセットフックのラインアイをフックに並行して付いています。これによって”直リグ“のシンカーや”ダウンショットリグ”などを付けても違和感なくアクションをさせることが可能です。
※上・マルチオフセットX 下・某メーカー
タテカン型のラインアイを横から見るとこんな感じです。このラインアイはシンカーを下に付けて使うだけでなく普通に使う分にも問題なく使うことができます。
特徴3,村上晴彦プロデュース(監修)
マルチオフセットXの特徴3は「村上晴彦さんプロデュース(監修)」です。現在issei/一誠の代表を努めていて新しいリグや釣り名人として名を上げている方ですので、かなり信用があります。中には、村上晴彦さんのファンだからと買う方もいられるぐらいですので、ここの点に関しては問題ありません。
マルチオフセットXのセッティング方法
マルチオフセットでは基本的にオフセットフックで作ることができるセッティングはほとんどリグることが可能です。
しかし、例外として”チェリーリグ“などの別途道具を付けてするようなリグはできないのでその点はご了承ください。
ここではマルチオフセットXでできるセッティング方法を3つほどご紹介していきます。
方法1,テキサスリグの場合
マルチオフセットXを使った“テキサスリグ”を作る際の手順や道具について画像でご紹介していきます。
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マルチオフセットXでテキサスリグをセッティングする場合に必要な道具は「フック・バレットシンカー・ワーム」の3つが必要です。
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テキサスリグをする際はまずラインにバレットシンカーを通していきます。今回の場合はシンカー止めをせずにフリーリグセッティングの方法です。
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次は、マルチオフセットXを実際に結んでいきます。結び方はクリンチノットです。
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あとは、結んだフックにワームを付ければ“テキサスリグ”の完成です。マルチオフセットXはフックの先端が下側に向いているので、ワームに隠れやすいため根掛かり回避をしやすい設計になっています。
参考:テキサスリグを使いこなせば釣果はUP!?王道のリグをマスターしよう!
<使用道具>
ワーム | ダブルモーション |
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シンカー | YZDバレットシンカー<7g> |
フック | マルチオフセットX<1/0> |
方法2,ダウンショットリグの場合
マルチオフセットXを使った“ダウンショットリグ”を作る際の手順や道具について画像でご紹介していきます。
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マルチオフセットXでダウンショットリグをセッティングするために必要な道具は「フック・ダウンショットシンカー・ワーム」の3つが必要です。
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初めは、フックにラインを結んでいきます。この際に注意しなければいけないのがラインのあまりをいつもより多めに取ること+いつもの癖で切らないことの2つ。
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次は、先ほどの結んだフックのあまり部分のラインにダウンショットシンカーをつけていきます。今回の場合は挟むだけでセッティングができるシンカーを採用しました。
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最後に、マルチオフセットXへワームを付ければ“ダウンショットリグ”の完成です。
参考:ダウンショットの正しい使い方を解説!【画像付きで紹介します。】
<使用道具>
ワーム | パラエモ<イエロー> |
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シンカー | コツコツ君<3.5g> |
フック | マルチオフセットX<1/0> |
まとめ:マルチオフセットXのインプレ
本記事では「【インプレ】マルチオフセットXはパワーフィッシングが可能!【太軸設計で安心】」についてお話してきました。
これまで色々とオフセットフックからマス針などを使ってバス釣りをしてきましたが、今回紹介した「マルチオフセットX」はかなり使いやすい部類でした。
ワームへのセッティングも容易にすることができ自動的にワームへ先端が隠れるようになっています。
そのため、根掛かりが非常に少ないですしフッキングした際にもしっかりと口を捉えることができるのでバレにくかったです。
ぜひ、オフセットフックをどれにしようかなと悩んでいるのであればマルチオフセットXはおすすめですのでこの記事をご参考下さい。
他にも、ルアーのインプレ記事やバス釣りに関する豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。