魚は餌を求めてるときだけでなく何か気になるものや威嚇する際にも口を使います。
人間で言うと、ボールを急に投げられたときに手が反応したりするのと同じで魚も口を使って反射的に噛み付いてくるそうです。
この反射を使って釣る釣り方が“リアクションバイト”と呼ばれるものです。
今回、この記事では「リアクションバイトとは!?」について徹底解説していきますのでぜひ最後までご覧ください。
リアクションバイトとは
リアクションバイトとは、突発的なアクションにより魚が反射的に口を使ってしまうことを指す言葉になります。
これらは、捕食スイッチが入っていない魚にも有効ですので食い気がない冬などの低活性時期でもバイトが得られる方法です。
例:見えバスに対するサイトフィッシングやボトムでのリフト&フォールなど。
リアクションバイトで注意すること
リアクションバイトを得るためには激しいアクションを発生させるためやむを得ず色々な問題を起こしてしまいます。
そのため、リアクションバイトをさせるなら事前に注意しなければいけないことがありますので、その点について下記で3つご紹介していきます。
注意1, 根掛かり
リアクションバイトをさせる際、突発的なアクションや継続的しゃくりをしますので、ルアーやワームの動きを単調→ 複雑にします。それによって、不意に木にスタックしてしまったりカバーに突っ込んでしまって絡まったりと色々起こりがち。なので、リアクションバイトをさせようと思った際は、根掛かりには注意しておきましょう。
参考:根掛かりの正しい外し方や防ぐコツを徹底解説!【理由も3つ紹介】
注意2, フッキングのミス
リアクションバイトは捕食対象で口を使うのではなく突発的な反射喰いなのでルアーを丸ごと口の中に入れると言うことはしません。そのため、フッキングのミスを盛大に発生させ→「バイトはあるが釣れない」と言う状況に陥ってしまいます。なので、フッキングは本気で合わせるのではなく魚の動きに合わせてフッキングする+ファイトも焦らず慎重にするように意識するだけでこれは防げます。
注意3,タックルへの傷害
リアクションバイトは突発的な動きをルアーにさせて魚を反射で食わせるテクニックなので、ロッドを激しく動かします。その際に、周りを確認して行わなければタックルへの傷害をさせてしまう可能性があり、大切なものを失いかねません。僕自身、何度かロッドをしゃくった際に地面(アスファルト)にぶつけて折ってしまった過去があります。なので、リアクションバイトをさせる場合は周りの環境には常に気を配っておきましょう。
1,根掛かりに気を付ける
2,フッキングの仕方を工夫する
3,周りの環境を気にしてアクションを
リアクションバイトのやり方
リアクションバイトのやり方って何!?ってなると思いますが、意外と簡単です。
下記では、1番無難なやり方の手順を分かりやすく解説していきますので、ぜひ参考にして実際にフィールドで使ってみて下さい。
手順1,普通にキャストしたり巻いたりする
まず、リアクションバイトするためにはそれまでに単調なアクションをさせる必要があります。なので、とりあえず「普通にキャストしたり巻いたりする」をして下さい。
それによって突発的にアクションをつけたときのギャップが生まれ、良いリアクションバイトに繋がります。
手順2,突発的なアクションをさせる
次に、重要な「突発的なアクションをさせる」をやっていきます。これがなければリアクションバイトは成り立ちません。↓
✔︎主に使うアクション
・しゃくり(二段階)
・STOP&GO
の2つが主流ですね。これらができればある程度フィールドやタイミングによって臨機応変に対応することができます。
手順3,慎重なやり取りをする
最終的な手順3としては魚をかけたあとの話です。上記でも少しかじりましたが、リアクションバイトをさせたあとの「やり取りは慎重に」しなければいけません。
基本的にバイトが浅いためフックがしっかりと掛かってないことがほとんど。なので、少しでも焦ってしまうとバレに繋がります。
1,ギャップをつけることが大切
2,焦らずに慎重にやり取りをする
3,臨機応変にアクションを変える
リアクションバイトをするタイミング
リアクションバイトは毎回同じではなく複雑な場合や単調な場合など色々違いますので、最終的にはコツを掴まなければいけません。
しかし、一応こんな時にするべき!と言う基本的なタイミングは3つほどありますので下記でご紹介していきます。
タイミング1,後ろから追跡してきたとき
リアクションバイトをさせるタイミング1は「後ろから追跡してきたとき」でして、ルアーをただ巻きしている時などにルアーの後ろに影が見える場合があります。
このようなときは魚がルアーを気になっている証拠ですので、このタイミングでアクションをつけるとかなり効果的です。
タイミング2,見えバスを釣るとき
リアクションバイトをさせるタイミング2は「見えバスを釣るとき」でして、見えバスを釣るには魚の目の前に落とすだけでは釣れません。きちんと、魚の動きを予想したりなど工夫しなければいけないのですが、1番大事なのが今回紹介しているリアクションバイト。これを「マスターする=見えバスを釣れる」に繋がるのは僕自身で実証しております。
参考:【必見】見えバスを簡単に釣る方法を徹底解説!【コツを掴め】
タイミング3,冬などの捕食時じゃないとき
リアクションバイトをさせるタイミング3は「冬などの捕食時じゃないとき」でして、リフト&フォールやボトムパンプなどが主に使われます。「リアクションバイト=反射喰い」ですので、活性が低い時期でも問題なくバイトさせることが可能です。そのため、冬などの時期に試してもらうことで明確な効果が得られると思います。
1,後ろに影が見えたらアクション
2,見えバスを釣るときは必須
3,低活性でもリアクションは効く
リアクションバイトについてまとめ
本記事では「リアクションバイトとは!?注意することや使うタイミングについて徹底解説!」についてお話してきました。
リアクションバイトは捕食させるのではなく反射喰いをさせるものですので、他の釣りに比べて多少難しいのが事実。
しかし、逆に言えば捕食する気がない魚を釣ることができると言うことですので=釣果は前よりも上がると言うことです。
もちろん、そう簡単にはいけませんが少しずつでも練習することによって段々とコツを掴むことができます。
ぜひ、これまでリアクションバイトと言うのを知らなかった方や知ってたけどやったことがない!と言う人はこの記事を“きっかけ”にやってみてください。
その感想は下記コメント欄でお待ちしておりますので、是非是非。w
他にも、ルアーのインプレ記事やバス釣りに関する豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。