最近、SNSでブラックバスをリリースする映像が流出しており(合法)そのコメント欄などでブラックバスはリリースするな!など。色々な意見が飛び交っておりました。↓
と、こんな感じで否定的なコメントにバス釣りアングラーさんなどが反撃しているのが今の現状です。
僕も、バス釣りをしている側なのでできれば釣った後に絞めたりするのは嫌なためリリースしたいのが正直な意見。
ですが、色々な意見があるのは当たり前だと思ってるので、今回はそのキャッチ&リリースは禁止なのか?と言うことについて徹底的に解説していきます。
この記事は2020年8月6日現在の情報ですので、急遽変更される場合がありますことご了承ください。
ブラックバスは特定外来種
1925年に日本へ輸入されてから色々な経歴があり外来種が在来種に及ぼす影響が強すぎるとして2005年に指定されました。
それまでは各県が再放流を禁止にしたり琵琶湖(滋賀県)などの特定フィールドが条例により禁止されたりなど。
ブラックバスは水産業などの方からはかなり煙たがられる存在であるのも事実あります。
また、ブラックバスは特定外来種に指定されていますので、生きたまま持ち運びをしたり許可なしに飼育した場合には“犯罪”です。↓
✔︎罰則
・1年以下の懲役または100万円以下の罰金、又は併科 |
・販売目的で飼育等をしていた場合は3年以下の懲役または300万以下の罰金、又は併科 |
と、なりますので決して生きたままや許可なしに持ち運ぶことは止めてくださいね。
キャッチ&リリースとは何か
キャッチ&リリースとは名前の通り「キャッチ=捕まえる&リリース=逃す」と言う感じの言葉になります。
これをブラックバスに当て込むと「キャッチ=釣る&リリース=再放流」といった感じです。
と、なると上記で言ったようにブラックバスをキャッチ&リリースすると犯罪(罰則)になるのではないかと思いがち。
しかし、上記で言った罰則に関しては公道に生きたまま持ち運んだ場合+飼育なのでその場で釣ったものを逃すことに関しては犯罪(罰則)になることはありません。
ブラックバスのキャッチ&リリースは基本OK
上記のことからブラックバスであろうとキャッチ&リリースをその場でする分には基本的にOKとされています。
これは雑誌の付録で付いてくるDVDや公に発売されているDVDなどにもリリースシーンが普通に写っていますし、YouTubeなどの動画メディアなどでも当たり前です。
この行動に関しては何も罰せられることはありませんが、世間の目や声などでは批判が殺到しているのが事実。
県や場所によっては禁止なところもある
基本的にキャッチ&リリースをしてもOK!だと言いましたが、中にはそれさえ禁止な県やフィールドが存在しています。↓
<禁止の県&フィールド>
岩手県 | 秋田県 |
宮城県 | 新潟県 |
栃木県 | 群馬県 |
埼玉県 | 長野県 |
山梨県 | 神奈川県 |
滋賀県 | 鳥取県 |
広島県 | 佐賀県 |
※野尻湖・河口湖・山中湖・西湖・芦ノ湖は除く
中には、オオクチバスとコクチバスでも分けられますが基本的に上記14の県はキャッチ&リリース禁止です。
これらの県に行く際はその点に注意しておかなければ近隣住民の方とのトラブルだけでなく県がらみで問題になってしまいますので、注意しておきましょう。
禁止のところでリリースしてしまった場合の処置
ブラックバスのキャッチ&リリースに関しては条例で禁止とされているだけで法律では取締ることができないのが現状です。
しかし、もし条例に違反した場合は罰則がかかる場合と裁判での判決が下るかのどちらかになる可能性があります。
これに関しては飼育での逮捕歴以外は聞いたことがないため、リリースに関する条例違反での逮捕者は未だ出ていません。
ですが、今後は法律として取締りをされる場合もありますし、そうでなくても厳しく罰せられる場合も出てきます。
なので、1番は県の条例に従うこと+ルールやマナーを守って釣り禁止エリアを広げないことを徹底しましょう。
まとめ:ブラックバスのキャッチ&リリースについて
本記事では「ブラックバスのキャッチ&リリースは禁止!?【一歩間違えれば犯罪】」についてお話してきました。
僕自身も、ブラックバスの外来種に関して色々調べた上で慈善活動を前向きに取り組んでいきたいと思っております。
外来種として存在するブラックバスは元々人間が日本に持ち込んできたもので、もう邪魔だからと除け者にされるのはおかし過ぎる。
これもバス釣りをしているからそう思うだけだ!と言われればそこまでですが、駆除するだけでなくもっと賢い方法があるはず。
今はまだまだ、分からないことばかりですが色々なことを学んで1番の最善策を取れるように頑張っていきます。
他にも、ルアーのインプレ記事やバス釣りに関する豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧下さい。