夏のバス釣りは、一定期間“梅雨”に入りますのでほぼ毎日が雨のような感じです。
そんな時の釣行って少しめんどくさいな…と思いがちなのですが、この梅雨が逆に釣果をあげるチャンスでもあります。
と、言うと僕が今まで釣ってきた50cm=デカバスは基本的に雨の日に良く釣れるので、勝手に大チャンスだと思っています。
しかし、それだけでは曖昧な情報になってしまいますので、下記ではその点について+梅雨のバス釣りを徹底的に解説。
梅雨のバス釣りはチャンス!
※国土交通省 気象庁調べ
夏のイメージは30℃以上を超える猛暑日が続き、人間もグダッとなってしまう季節で水面にアオコがビッシリと生えた状況。
こんな感じのことを想像しがちですが、これは5月末ぐらいから6月半ばぐらいでそれ以降の8月ぐらいにまでかけては梅雨の影響で雨が降り水温を低下させます。
そうなると水温が20℃→12~14℃まで下がり最もバスが動きやすいとされる水温になりますのでバス自体が活性化。
それに加え雨が水面に打ちつける音で、他の魚たちの活性も上がるため水中では人間で言うお祭り騒ぎなので、バス釣りするには絶好のチャンスと言っても過言ではありません。
梅雨のブラックバスの状態
梅雨のバスは基本的に春のスポーニングが終わったあとで落ち着いているので、万全に動ける状態です。
参考:【攻略】春のバス釣りは〇〇を狙え!使うべきルアーや釣り方を完全解説!
その上で水温が活発に動ける状態になりますし、回復をするためにベイトを捕食するので釣れやすい時期となります。
シーズン通してスポーニングの時期に続き、1番デカバスが釣れやすい時期が”梅雨”です。
冬〜春に関してはボトムやストラクチャーに身を隠してベイト(餌)を捕食していますが、夏〜秋にかけては外回りを回遊して捕食する傾向があるのも覚えておきましょう。
梅雨はトップウォータープラグを使え
梅雨はバスが活性化するからと言って何でもかんでもで釣れると言うことはありません。きちんとその時にあうルアーをキャストしなければ釣れるものも釣れないのは当たり前。
そんな梅雨の時期にはトップウォータープラグが1番おすすめで→例:「ポッパー・バスベイト・クローラーベイト・ペンシル」など。
基本的には、トップウォータプラグであれば早くてもゆっくりめのものでも大丈夫です。
最近では「ダッジ・アベンタクローラー」などの“クローラーベイト”でデカバスが上がっているのでご参考ください。
梅雨のバス釣りで注意すること
梅雨は雨が降るだけで台風の時とは違うとしても、通常の天気とは明らかに違いますし同じ雨でもレベルが違う場合があります。
例えば、2020年であれば九州で河川が氾濫したりなど自分たちの命の危険に晒されることがあるのが“梅雨”です。
なので、ただの雨だからと甘く見ずきちんと自分の命を守れるように注意しなければいけなうところは注意しましょう。
注意1,足元の貧弱化
梅雨の時期は1週間連続で雨が降ると言うのはザラでして、常に足元が濡れています。その影響で足元の貧弱化が激しく土でできた護岸などは崩れやすくなっているはずです。しかも、バス釣りは海釣りなどと違って自然にできた場所でする場合が多いので、貧弱化がかなり影響してきます。なので、常に崩れるのか崩れないのかを確認しつつ釣りをして下さい。
注意2,アスファルトは滑りやすい
梅雨の時期は雨が常に降ってて土などの足場は貧弱化しやすいと言いましたが、それはアスファルトやコンクリートも同じです。アスファルトなどの場合は貧弱化すると言うよりは、かなり滑りやすく普通のスニーカーでしたらフッキング時などに踏ん張り辛くなります。また、フッキング時だけじゃなく普通に歩くだけでも危険ですので、長靴を履きましょう。
注意3,水の増減
梅雨はずーと雨が降り続いている分どれだけ水を放水しても水量が増える一方でして、定期的に氾濫や決壊をしています。基本的に、野池などでは聞いたことはありませんが川やダムなどは超危険です。そのため、梅雨の時期のバス釣りは野池などの安全なところでやることをおすすめします。どれだけ安心と言っても水の増減は常にチェックしておきましょう。
梅雨のバス釣りに必要な道具
ここでは、梅雨の雨が降っていると言う状態で釣りに行くと仮定しますので、基本必要な道具+4つの道具についてご紹介します。
道具1,雨カッパ
出典:amazon.co.jp
梅雨のバス釣りに必要な道具1つ目は「雨カッパ」です。これは雨が降っている時には必須で、僕自身学生の頃に学校で配布される雨カッパを着て行っていたのを覚えています。これがあれば基本的に雨を防げますし、服が濡れることがないので車の運転などにも支障がでません。価格はピンキリで¥2,000~¥8,000ほどなので、1つは持っておきましょう。
道具2,長靴
出典:amazon.co.jp
梅雨のバス釣りに必要な道具2つ目は「長靴」です。これも雨が降っている時は必須で足元の安心感含め滑り防止になるので、滑りやすい護岸などに行く際は必ず履きましょう。価格は、安いもので¥2,000、高いもので¥1,0000となっています。バス釣り初心者の方はワークマンなどの良くてコスパが良いものを買うのが1番おすすめです。
参考:【必見】バス釣りをする際のおすすめ長靴はこれ!【全5選を紹介】
道具3,水分[水筒]
出典:amazon.co.jp
梅雨のバス釣りに必要な道具3つ目は「水分[水筒]」です。梅雨で雨が降っているとしても夏は夏。なので、勘違いしがちですがしっかりと水分などを取らなければ熱中症や倦怠感の原因になってしまいますので、水筒で冷たい水を常時持っておきましょう。できればタックルバックなどに付けれる大きさにしておいた方が邪魔にならず持ち運びが便利です。
関連:夏のバス釣りは日焼け&暑さ対策をしよう!【服装だけじゃない!】
道具4,キャップ
梅雨のバス釣りに必要な道具4つ目は「キャップ」です。これは雨の日の時だけじゃなく日頃でも必要なのですが、雨の日にあれば便利な理由があります。それが、目の視覚保持。キャップがあることによって顔に直接雨が当たらないのでしっかりと視覚を確保してくれます。そのため、雨の中でも集中してバス釣りに没頭することが可能です。
参考:バス釣りにキャップは必須!おすすめ3選や必要な理由などを解説!
梅雨のバス釣りでおすすめのルアー
梅雨は比較的トップウォータープラグが良い!と上記でも言いましたので、ここで紹介するルアーは基本的にトップものです。
また、下記で紹介するおすすめルアーはどれも梅雨の時期に釣った実績があるため、ぜひ参考にしていただければと思います。
ポンパドール
出典:amazon.co.jp
トップウォーターのネチネチルアーである”クローラーベイト”は梅雨の時期にベストなのですが、その中だと「ポンパドール」が1番おすすめです。サイズ感と良いアピールがそこまで強くないため雨の日にはちょうど良いアクションを起こしてくれます。
参考:【JACKALL】ポンパドールの特徴と使い方を解説!【インパクトで食わせる】
名称 | ポンパドール |
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メーカー | JACKALL/ジャッカル |
発売日 | 2013年頃 |
価格 | ¥2,800(本体価格) |
ウェイクマジック
出典:amazon.co.jp
リップが付いているので沈むのかなと思いがちですが、基本的に水面付近でアピールすることができる「ウェイクマジック」もおすすめです。尾に付いているスイベルなどが良い音を奏でますし、全体的にどこでも使えるので1つは持っておいて良いと思います。
名称 | ウェイクマジック |
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メーカー | EVER GREEN/エバーグリーン |
発売日 | 2012年頃 |
価格 | ¥1,900(本体価格) |
キラーズベイト
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雨の日や風が強い日と言えばメインで使う”スピナーベイト“の中の「キラーズベイト」はあまり知られていないですが、かなりおすすめです。なんせ、GANCRAFTさんが作っているのでデザインがかっこいいですし、これで1日5,6本の40cmUP!を釣りました。
名称 | キラーズベイト |
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メーカー | GANCRAFT/ガンクラフト |
発売日 | 不明 |
価格 | ¥1,420(本体価格) |
まとめ:梅雨のバス釣りについて
本記事では「梅雨のバス釣りはチャンス!ワームよりもトップウォーターを使え」についてお話してきました。
梅雨のバス釣りは色々な意味でチャンスで、釣りやすい+デカバスとの出会いがあったりとプラスのことしかありません。
しかし、注意しなければいけないことも多々ありますし、必須な道具もあります。
それをきちんとしておけば、安心ですし梅雨の中でもバス釣りを楽しむことができますので、ぜひ参考にして下さい。
他にも、ルアーのインプレ記事やバス釣りに関する豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧下さい。