今回、バス釣りをしている人が必ず1回は見たり聞いたりしたことがある「カットテールワーム」について解説していきます。
また、その中でも購入したり使ったことがあると言う人は多いはずです。なので、この記事で再度紹介したり解説しなくても良いと思いますがあえてさせて頂きます。w
カットテールとは
カットテールの使い方などの前にまずはカットテールについて知っておかないと使う以前の問題だと思いますのでここでは、カットテールの最低限情報を紹介します。
カットテールワームは1980年中期頃日本のフィネスフィッシングで必要とされているオリジナルルアーとして登場した。今ではこれがど定番のワームになり不動の人気を確立。約40年間現役のルアーとして色々なバスアングラーに使用され今でもかなり釣れる最強ワームとして存在している。
名称 | カットテール |
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メーカー | ゲーリーヤマモト |
販売日 | 1980年代の中頃 |
公式サイト | gary-yamamoto.com |
カットテールのスペック
カットテールについてもう少し詳しく知っておくと良いと思うので、どんなカラーがあるのかどれくらいの大きさがあるのかについて紹介していきます。
しかしカラーに関しては、100種類以上ありますのでここでは全て紹介できません。そのためいくつか僕がオススメのカラーを選んでご紹介します。ワームのサイズに関しては9種類しかありませんので全てご紹介いたします。w
カラーの種類
1番初めに紹介するカラーは「ホットピンク(バブルガムカラー)」です。これは見た目がかなり厳つくてこんなカラー釣れるんか?と思うと思いますが実力は半端ないです。
特に、春のスポーン時期からアフター時期にかけて実力を発揮します。また、天気の悪い雨の日や流れが強い所などでも存在感を出してくれ遠い所のバスも引き寄せてくれる。
2番目に紹介するカラーは「パンプキン/ブラックフレーク」です。これは偏見なのですがこのカラーを使っている人が1番多いイメージですね。
僕自身も初めて買うワームはこのパンプキンカラーを選ぶようにしています。安定して使いやすくどんな水系でも当てはまるカラーなので。w特に濁りが強い時に力を発揮する。
3番目に紹介するカラーは「チャート/チャート&ライムフレーク」です。これもかなり人気が高く定番のカラーになります。
使用する場所は限られてなくてマッディでもステインクリアでも問題なく使用可能!また、リアクション釣りをしたい時はこのチャートカラーが生きる。
4番目の最後に紹介するのは「ブラック/ブルーフレーク」です。このカラーに関しては100%ゲキ濁りのマッディウォーターでパワーを発揮します。
またカバー打ちにも使えて春バスのプリスポーンが好んで食べてくる刺激色。濁り水や食いが悪いときのカバー打ちなどにオススメ。
大きさの種類
ナチュラルな存在感と食べやすさを見事に演出します。他の4インチサイズのワームでは、反応はするもののどうしてもしっかりとしたバイトが取れないようなときに爆発的な効果を発揮します。
サイズ | 3.5”KUT TAIL WORM |
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本数 | 1パック/10本入り |
カラー数 | 42colors |
こちらのカットテールはFeco認定商品のため環境にかなり優しくJB,NBCなどの大会ではこの認定がないと使用することができないみたいです。
Colorsは5種とそこまで多くないです。
サイズ | ECO 3.5”KUT TAIL WORM |
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本数 | 1パック/10本入り |
カラー数 | 5colors |
特徴 | Feco認定商品 |
カットテールといえばやはりこの4intが定番。優れたワームの条件である水平ポジションの確保やナチュラルなアクション、ノーシンカーでのサイトフィッシングに適応。抜群のポテンシャルを発揮できる。
サイズ | 4”KUT TAIL WORM |
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本数 | 1パック/10本入り |
カラー数 | 70colors |
定番4intのECO版。先ほど紹介した3.5intのものと同じくFeco認定商品のため公式大会などでも問題なく使用可能。カラーは5種類と少なめだが実力は本物。
サイズ | ECO4”KUT TAIL WORM |
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本数 | 1パック/10本入り |
カラー数 | 5colors |
特徴 | Feco認定商品 |
4intのナチュラル感を残しつつ、さらにパワーアップしている最強のワームです。まさにナチュラル×パワーアップで良い所取りになっています。
サイズ | 5”KUT TAIL WORM |
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本数 | 1パック/10本入り |
カラー数 | 32colors |
4,5インチなどでは小さくて釣れない魚や6.5インチなどではデカすぎて釣れない魚を釣る時の切り札として使用することができる。今まではなかったNEWサイズで登場。
サイズ | 5-3/4”KUT TAIL WORM |
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本数 | 1パック/10本入り |
カラー数 | 22colors |
カットテールのナチュラル感はもちろんのことアクションのパワーアップしてビックバスキラーとして存在している。活性の低いバスにも効果がある水平フォールは健在。
サイズ | 6.5”KUT TAIL WORM |
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本数 | 1パック/10本入り |
カラー数 | 30colors |
単純に長さや太さを拡大したのではなく全てのパフォーマンスを今まで通り出せるように設計されています。また、大きさを生かして濁りが入った水系やデカバスを狙うためのワームをして使用可能。
サイズ | 7.75”KUT TAIL WORM |
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本数 | 1パック/5本入れ |
カラー数 | 5colors |
タフコンディションのビッグバス用の切り札デカワーム。やはり今までの3.5インチ~7.75インチに比べると圧倒的なボリューム。そのため集客力が半端なく遠くにいるバスにもアピールが可能。しかも、ここまで大きくなっているにも関わらず不自然に動かない。
サイズ | 10”KUT TAIL WORM |
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本数 | 1パック/5本入り |
カラー数 | 13colors |
カットテールを購入した動機ときっかけ
カットテールはなんと言っても僕がバス釣りを初めた約7年前の時でも大人気で持っていない!と言う人はいませんでした。
しかも、僕にバス釣りを教えてくれた父自身がカットテールのピンク色を使っていてめちゃくちゃ釣っていたんですよね!w
それを横で羨ましいそうに見て次釣具店にいったら絶対に購入しようと決めていました!
そして初めて購入したのが4inchのピンク色で、父が使っていたものと全く同じものを購入してめちゃくちゃ爆釣したのを覚えています。
カットテールの特徴
カットテールは約40年前から現役で活躍しているので、もちろんかなりの「特徴」があって当たり前だと思います。
その中からこれは知っておいて欲しい!と言うはちき的3つを厳選しましたので下記でご紹介していきます。
誰が使っても釣れるワーム
カットテールは約40年間最先端ワームとして存在している理由は王道のワームだからこその「誰が使っても釣れるん」ですよね。僕自身バス釣りを始めた当初、正直カットテールかもしくはフリックシェイクしか使っていません。それぐらい簡単に釣れますし、使いやすいのでバス釣りを始めたばかりの初心者の方にはかなりおすすめです。
多種多様の使い方
カットテールは大雑把に分けると棒ワームなのでかなり「多種多様な使い方」をすることができます。大抵のリグはシンカーの大きさを変えたりフックのサイズを変えれば使うことが可能です。なので、これに関しては全て一通り使った上でどのリグで1番実績が出るのか試してみてください。僕の場合はネコリグで使った時が1番使いやすく釣果も上がりました。
カラー・大きさの種類が多い
カットテールは他のゲーリーさんのワームと比べてみても圧倒的に「カラーや大きさの種類が豊富」です。そのため、どんな状況にでも当てはまるカラーやベイトに合わせたサイズを選ぶことが可能。反面、多すぎてどれを選べば良いのかがわからなくなります。
カットテールの使い方
ここまで、カットテールのカラーや種類,情報などを紹介してきました。ですので、カットテールがどんなものなのかについては知っていただけたかと思います。
ここからはカットテールをどのように使って釣りをするのかについてわかりやすいように画像付きで紹介していきます!
使い方1:ネコリグ
引用:TSHURI HACK
やはりカットテールといえばネコリグで使うことが多いのでないでしょうか!?僕自身はこのようにネコリグで使うことが多く1番釣れた実績があります。
しかし、1匹釣れるごとにワームがクラッシュしてしまう場合がありますので身切れしない工夫を軽くしておきましょう!w
使い方2:ダウンショットリグ
引用:TSHURI HACK
カットテールはカバーやサイトフィッシングのみでなく何もない所からズル引きでも普通に釣ることができます。
その際はネコリグもしくはこのダウンショットのどちらかでやるのがオススメです。
もちろん足下のシェードに一点釣りにも向いているので簡単にいえば万能な組み合わせになります!!w
使い方3:ノーシンカーリグ
引用:TSHURI HACK
カットテール×ノーシンカーはサイトフィッシングをする上で最強の組み合わせだと思います。かなりスレている場所でも思わずバスが口を使ってしまうフォール+滑らかな動き。
これを一つ持っておくだけ釣果がかなり変わってくると思います。てか、必ず変わってきますのでサイトフィッシングをする際は用意しておきましょう!w
使い方4:スモラバのトレーラー
引用:Bass Report
少し込み入ったシェードやカバーに入れ込みたい時に重宝するのはスモラバ×カットテールの組み合わせです。近くにいるバスにはもちろんのこと少し離れているバスも集客できます。
カットテールを使ったインプレ
カットテールを実際に使ったインプレ(感想)はこれから先もバス釣りがある以上ずっと色々なアングラーさんから支持され続けるワームだなと思いました。
やはり、使っていると分かるのですがスレているバスでもカットテールだけには反応してきてくれたり、使い方によっては小魚にも見せることができたりエビにも見せることができたりと色々な使い方ができます。
そのため、同じフィールド内であっても小バス~デカバス(50cm以上)が釣れる場合があり、使っているだけで楽しめるワームです。
気に入らなかった点
どんなルアーやワームにもメリットがあればデメリットがあるようにカットテールにもいくつか「気に入らない点」があります。
もちろん、これに関しては「独断と偏見」なので参考程度にして頂ければ幸いです。
弱いのですぐ千切れる
カットテールと言うよりはゲーリーさんのワーム全体的に素材が「弱いのですぐ千切れ」ます。これは仕方ないかもしれませんが、1匹釣れると大抵飛んでいきますし小バスみたいな元気があるバスを釣るとすぐになくなってしまいます。なので、出費は否めないですが釣れるのは間違いないので釣れないワームを無駄に買って使うよりはこっちの方が良いはず!w
カラーや大きさの種類がありすぎて困る
カットテールは上記でも言いましたがなっと言っても「カラーや大きさの種類がありすぎて困り」ます。これに関しては嬉しい点でもありますのでそこまでこれは嫌!って訳ではありませんがバス釣り初心者の方からすればどれにすれば良いの?って絶対悩むと思います。なので、僕の一押しの「カラーと大きさは=ピンク色の4inch」です。正直これさえ持っておけば小バスもデカバスも釣ることが可能ですので悩んだ際はぜひ参考にしてください。w
まとめ
ここまで、長々と読んで頂きありがとうございます。🙇♂️
上記でカットテールについて色々お話してきました。多分ですが、ここまでの解説でカットテールについてはほぼ完璧に分かって頂けたかと思います。
なので、わざわざまとめるほどではないと思いますが一応簡単にまとめさせて頂きます!
・1980年頃にできた老舗のワーム
・サイトフィッシングだと欠かせない
・100種類以上のカラーがある
・9種の大きさ(インチ)
・バスアングラーからかなりの高評価
カットテールワームについてはこれで終了いたしますが、他にも色々なワームやルアーなどを紹介していますので良ければそちらもご確認頂けましたらと思います。
では、ここまで長い時間お付き合いして頂きありがとうございました!!🙇♂️(終了ですw)