バス釣りをしていると日によっては、全然釣れないなー。とかバイトはあるけど本気食いじゃないな。など不調な時があります。
このような日に、ビックベイトだ!とか巻物で高速リトリーブをするべき!など無茶なことをしてもほとんど釣れないでしょう。
なので、不調な日は無理やりデカバスを狙うのではなく子バスでも良いので釣れるように「セコ釣り」と呼ばれる釣りをして楽しめるようにするべきです。
セコ釣りに関しては一部で否定されがちな釣りでもありますが、誰しもが実施したほうが良いと思いますので、下記では徹底的に解説していこうと思います。
✔︎本記事の内容
- セコ釣りとは何か
- セコ釣りで意識するポイント
- 使うべきおすすめのワーム
スレバスに対しての攻め方や攻略方法はこちらから→スレたフィールドでスレバスを釣る方法【5つのことを意識】
セコ釣りとは何か
セコ釣りとは小さめのワームを使い、アクションも抑えてすることでして基本的に“来るもの拒まず”なタイプの釣りです。
そのため、魚の反応が全体的に悪い場合でもボウズになるのを防いだり、バス釣りを始めたばかりで”バ”の字もまだ分からない方などは慣れる+楽しめる釣りになります。
なので、一概にセコ釣り=〇〇とはなりませんが色々な場面で強いので誰しもが習得していて損はありません。
また、バスプロの方々も大会などでは世間で言われている“セコ釣り”を中心に戦略を立てることが多いのが事実です。
セコ釣りで意識するポイント4つ
セコ釣りをする際は上記でも言った通り、来るもの拒まずで釣る方法ですのでそれを基準で考えなければいけません。
その際に意識することを下記では4つほどご紹介しますので、ぜひご参考ください。
ポイント1,ルアーよりもワームを使う
まず、1つ目に意識することは「ルアーよりもワームを使う」と言うことです。やはり、巻物系で釣ろうと思うと高速リトリーブやリアクションバイト系になってきます。こうなると、来るもの拒まずと言うよりは35cm以上のバスがターゲットです。
なので、セコ釣りではありません。セコ釣りはハードルアーではなく基本的にソフトベイトであるワームを使う!と言うのを覚えておきましょう。もちろん、ハードルアーでも「デラクー」などは来るもの拒まずで釣れるので見方は変わってきます。
ポイント2,オモリは軽ければ軽く
セコ釣りではワームを使うべき!と言いましたがそれに+して意識しておきたいのがオモリについてです。このオモリはワームにとって大事で大体のワームは軽めに作られているため飛距離が全くでないのが事実。そのため、できれば多くのオモリを付けたいはず。
しかし、それをしてしまうと小バスなどの捕食方法では奥まで入らないためフッキングまで持っていけません。なので、できればオモリは軽ければ軽いほど良い!です。
ポイント3,ちょこちょこ細かいアクション
セコ釣りをする際のアクションについてはなるべく細かく・優しくアクションをさせるのがおすすめです。ハードアクションにしてしまうと、小バスは嫌いますしデカバスの中でも天才は口を使わないので、アクションはちょこちょこ細かくしてみてください。
そうすることで、全体のバイトが増えてそれに伴い釣果も上がるのでボウズがなくなりますし不調だな…と思う日も減るでしょう。
ポイント4,サイズはなるべく小さめ
ワームはワームで良いんですがその中でも5インチ〜などの中型から大型のサイズを使うのではなくなるべく小さめのワームを使うべきです。そうすることで、釣れるサイズの幅も広がりますしバス自体にプレッシャーがかかりにくく釣果が上がります。
もちろん、小さいサイズ=セコ釣りではないですが、できれば小さいワームで釣りをすることで来るもの拒まず釣りをできるはずです。
セコ釣りにおすすめのワーム3つ
セコ釣りに関してはできれば、小さめのワームでどのような状況にもマッチするワームを選ぶべきです。
なので、そのような条件にマッチするであろう3つのワームを下記で紹介していきます。
ワーム1,カットテール:ゲーリーヤマモト
セコ釣りのメインとして使えるワームで王道と言っても過言ではないワームがゲーリーヤマモトから発売されている「カットテール」です。これさえ、持っておけば大抵ボウズは逃れられるものですので、これからセコ釣りをしてみようと思う方は持っておくべきワームの1つです。カラーもサイズも豊富なので、好きなものを選ぶことができます。
名称 | カットテール |
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メーカー | ゲーリーヤマモト |
発売日 | 1980年頃 |
価格 | 800円(相場) |
ワーム2,M.P.S:Bottomup
まだ、発売されて日が経ってないですが実績は間違いないボトムアップから発売されている「M.P.S」もおすすめです。使い方としてはスモラバのトレーラーやダウンショットリグなど色々な使い方ができるのもメリット。かなり食わせの能力には長けているので、セコ釣りをする際は1つ持っておくことをおすすめします。
名称 | M.P.S/エムピーエス |
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メーカー | Bottomup/ボトムアップ |
発売日 | 2018年12月 |
価格 | 630円(税抜) |
ワーム3,パドチュー:Nories
僕がセコ釣りをする上でもっとも信頼をおいているのがNORIESの「パドチュー」です。これはマジでどんな時でもバスが釣れるので、必ず1つは持っておきましょう。僕自身、冬のタフな時期でも全然釣れますし夏の暑い時期でもパパッと釣れた経験があります。もちろん、来るもの拒まずですので小バスが基本ですがたまにデカバスも混ざります。
名称 | PADTEU/パドチュー |
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メーカー | Nories/ノリーズ |
発売日 | 2014年4月頃 |
価格 | 610円(税抜) |
セコ釣りが否定される理由
セコ釣りと言うのはSNSなどを見て頂ければ分かる通り、意外と否定されがちな釣りでもあるのが事実です。
しかし、基本的になんで否定されるのか僕自身分からなかったので色々な投稿があった中から多数意見である2つを抜粋してきました。
理由1,自分より釣れているのが嫌
1つ目の理由は「自分より釣れているのが嫌」と言う人です。やはり、巻物系をやったりデカめのルアーで釣りをしていると、セコ釣りをしている人ほど釣れません。
もちろん、一発に関しては大きいかもしれませんが釣れない時は本当に釣れないので、小バスでも釣れている人が羨ましくなります。それによって嫉妬?ではないかもしれませんが、ほぼほぼそんな理由でセコ釣りを否定している方がいました。
理由2,巻くのがカッコいいと思ってる
2つ目はただ単にプライドが高い系の人で「巻くのがカッコいいと思っている」人です。
確かに、巻物やデカめのルアーで釣れた時のドヤッはめちゃくちゃ気持ちいいのですが、それを理由にセコ釣りを否定するのはおかしいですね。結局は釣った方が勝ちなので、巻物をしようとセコ釣りをしようとカッコいい!と思うのは釣りあげた方だと思います。
ボウズ回避にセコ釣りは使うべき
僕の場合は基本的に昼間のダヨーンとした時間帯には巻物系よりも、セコ釣りと言われる釣りを常にしています。
なので、基本的にはどんな時間帯でもやって良いのですが、1番の使い所は「ボウズ回避」の時です。
調子が悪く全然釣れないなー。でも、せめて小バスでも釣りたい…。そんな時にセコ釣りをするとなんとか1匹は釣れるでしょう。
例:野球でいうバントみたいな確実にランナーを送れるようなものがセコ釣りです。
数釣りを楽しむならセコ釣りが1番
僕自身も、巻物系やデカめのルアーで一発ドンッが好きなタイプですので基本的には1日2,3匹釣れたら良い方です。
ですが、裏を返せば1日約10時間ほど釣りをしている中で2,3匹って少なくないですか?
だって9割ぐらい移動とかルアー変更、キャストなどで時間が消えていると思ったら損した気分になってしまいます。
しかし、そんな時にセコ釣りをすることによって釣れるサイズは落ちるものの、何匹も釣れことが多々あります。
なので、サイズを狙うのであればデカめのルアーを使うべきですがただ数を釣りたい!と言うのであればセコ釣りはもってこいです。
まとめ:セコ釣りについて
本記事では「釣れない時は”セコ釣り”をするべき!おすすめのワームも5つ紹介。」についてお話してきました。
上記でも言ってきた通り、セコ釣りに関しては否定されがちな釣りですが、別に堂々とすれば良いと思います。
自分の釣りのスタイルがそうであれば周りから何を言われようと、貫き通しましょう。
僕自身、巻物系やデカめのルアーが好きなのであまりセコ釣りと呼ばれるものはしないですが、調子が悪い時はすぐに乗り換えます。
もちろん、セコ釣りは絶対しない!って言う人が居ても良いと思います。しかし、他の人のスタイルにヤーヤー言うのは辞めましょう。
釣りは楽しむものですので、お互いを尊重しあって楽しい釣りLifeを送ってください!w
他にも、ルアーのインプレ記事や釣りに関する豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。