・スピニングリールでもするの?
・解決方法や理由はなんなの?
こんにちは。GEORGIAのコーヒーを現在飲んでいるはちき(@basszero2020)です。
釣りをする際に必ず使うであろうリールの1つ”スピニングリール”は釣りを始めたばかりの初心者さんでも使いやすいとされています。
もう、1つのベイトリールは多少使い方が複雑で、ライントラブルがかなり発生しやすい。
しかし、初心者さんにも優しくライントラブルが少ないとされるスピニングリールでも、ベイトリールで起こりやすいとされる”バックラッシュ”が起こる場合があります。
なので「スピニングリールで起こるバックラッシュについて」下記で詳しく解説します。
✔︎本記事の内容
- スピニングもバックラッシュする
- スピニングリールで起こる原因
- 直し方や対策方法などについて
と、3つのことについて解説します。
本記事を読むことで、スピニングリールでのバックラッシュについて知ることができますので、ぜひ最後までご覧ください。
バックラッシュについて詳しく知る→バックラッシュって何!?ベイトリールは注意!【原因や治す方法も紹介】
スピニングリールもバックラッシュする
バックラッシュと言えば、ベイトリールで起こるものとされており僕自身も現在そのように思っているので間違いありません。
しかし、実はスピニングリールでもバックラッシュ現象は起こりうる可能性があります。
そのため、一概にベイトリールだけの現象とも言えないですし、スピニングリールではその現象が絶対にならないとも言えません。
一応、結論を見つければ→A,スピニングリールでもバックラッシュはするです。
固定され、回転しないスプール(糸巻き)から糸が出るため投げやすく、余分に糸が出ず、また投げ錘(おもり)の重量の範囲が広い。
スピニングリールでもバックラッシュする原因
スピニングリールでバックラッシュする可能性は相当低いのですが、少なからずしてしまうので何か原因があるはずです。
そこで色々と原因を探ってみたところ3つほど出てきましたので、下記で紹介します。
スプールに巻かれた糸の(その時点での)最外周の周速が、糸が出て行く速さを越えてしまったときに、スプールからほどけた糸がスプール内で緩み絡まってしまう。これが釣りでいうバックラッシュである。
原因1,規定よりラインを巻いた場合
スピニングリールでバックラッシュする原因1は「規定よりラインを巻いた場合」。
リールには規定の巻量と言うものがあり、この規定内でしたら問題なく使えますよ!と説明書などでは紹介されています。
そのため、間違ったり知らずに規定の巻量よりオーバーすると、ライントラブルの原因。
もちろん、説明書通りで巻けば良いのですが、僕のおすすめは規定よりも少なめに巻いて頻繁にラインを交換するようにした方が良いと思っています。(理由は↓)
原因2,巻いてから時間が経過している場合
スピニングリールでバックラッシュする原因2は「巻いてから時間が経過している場合」。
飛距離を飛ばすためにはどれだけ良いロッドを買っても、どれだけ飛距離が出るルアーを買ってもラインがなければ意味がありません。
なので、ほとんどの方が多めにラインを巻くようにするのですが、この場合無くならない。
と、言うのも1回の釣行で切るラインの量的にはせいぜい2,3mで、根掛かりやトラブルがなければほとんどラインを切りません。
そのため、全然なくならないのでずっとリールに巻きっぱなしになってしまい、これに多少期間が空くとラインに癖が付きます。
その状態で、キャストしたり普通に使うとバックラッシュの原因になってしまいます。
原因3,安いラインを巻いている時
スピニングリールでバックラッシュする原因3は「安いラインを巻いている時」。
上記2つはどんなラインでも起こりがちなことなのですが、この場合はライン代をケチった結果なってしまうことです。
学生の方などはラインに費やすお金がないので、安いもので代用しようとします。
もちろん、これはこれで良いと思うのですが、安いラインであればあるほど癖が付きやすいので、ライントラブルが多いやすい。
なので、これが嫌なのであればケチらずに少し良いものを買うようにしましょう。
スピニングリールでのバックラッシュ直し方
原因は知っているし意識はしていても、100%防げる訳ではないのでバックラッシュは度々起こってしまうでしょう。
なので、そうなってしまった場合の直し方(手順)について3つのSTEPに分けて解説します。
直し方1,とりあえずラインを引っ張り出す
スピニングのバックラッシュを直す方法1は「とりあえずラインを引っ張り出す」です。
これはベイトリールでも同じなのですが、とりあえずバックラッシュした場合はとりあえずラインを引っ張り出してください。
ベイトリールは、ライン(糸)を巻き取る部品『スプール』が、ボディ内部に埋め込まれた構造で、スプールが回転することでラインが放出されます。
そうすることで、どこで絡んでいるのかを突きとめることができて解決まで早く持って行くことができます。
そのあとは、絡んでいる部分をゆっくりほぐしながらバックラッシュを直していきます。
直し方2,片手でラインを持って巻く
スピニングのバックラッシュを直す方法2は「片手でラインを持って巻く」です。
ラインを全て出し終わって直したあとは、片手でラインを持ちながらゆっくりとハンドルを回してラインを巻いていきましょう。
これはラインを持たずにしてしまうと、再度絡まってしまう可能性があります。
なので、親指と人差し指で摘んだ状態で焦らずにゆっくり巻いて真っ直ぐに巻かれてるのを確認しながらしてください。
直し方3,ショートキャストでラインを濡らす
スピニングのバックラッシュを直す方法3は「ショートキャストでラインを濡らす」です。
バックラッシュが綺麗に直ったあとは、フルキャストするのではなくまずはショートキャストでラインを濡らして馴染ませましょう。
そうすることで、先ほど絡んでいた部分の癖が直っていきますし、フルキャストしても絡まることなくスーッとラインが出ます。
これでやっとバックラッシュが直った!と言うことになりますので、お忘れなく。w
バックラッシュにならないための対策方法
バックラッシュになってしまった場合の対処方法(直し方)は分かったけど、そもそもならないようにする対策方法はないの?と思った方も多いのではないでしょうか。
なので、僕がいつもスピニングリールを使う際に行っている4つの対策方法を紹介します。
対策方法1,事前にラインを濡らしておく
スピニングリールでバックラッシュを対策する方法1は「事前にラインを濡らしておく」。
これは上記でも何度か紹介しているのでお分かりだと思いますが、釣りを始める前にラインを馴染ませるために水を含ませます。
この際にリールごと水にちゃぽんと漬ける方がいますが、これはリールの故障原因です。
なので、手で水をすくって少量かけるorショートキャストで馴染ませるようにすれば、バックラッシュは激減します。
対策方法2,ラインを少なめに巻いておく
スピニングリールでバックラッシュを対策する方法2は「ラインを少なめに巻いておく」。
これは上記の”#原因1“で解説したように、規定の巻量よりも少なめに巻くだけでもバックラッシュは激減します。
その分、一度ライントラブルが起こると再度すぐにラインを巻き替えなければ、そのリールは当日使えなくなってしまいます。
対策方法3,定期的にラインを巻き替える
スピニングリールでバックラッシュを対策する方法3は「定期的にラインを巻き替える」。
バックラッシュの原因としてラインに癖がつくことだと言いましたが、これは時間が経てばたつほど発生してしまいます。
なので、できればラインは定期的に交換したりチェックしたりするようにしましょう。
対策方法4,なるべく良いラインを巻く
スピニングリールでバックラッシュを対策する方法4は「なるべく良いラインを巻く」。
これは一概に言えることではありませんが、安ければ安いラインほどすぐに癖がつきバックラッシュの原因になりがちです。
なので、できれば良いライン”Seager“さんなどのものを使うことで事前に対策できます。
もちろん、安いものでも良いラインはあると思いますが、ライントラブルになりたくないのであれば時間をお金で買えると思って、少し高いラインにしましょう。
PEラインを巻くとかなり確率が高くなる
PEラインは他のラインに比べて軽くて浮きやすいため、サイトフィッシングなどではかなり多用されております。
しかし、その反面風の抵抗が受けやすく、ライントラブルや糸ふけがかなり起こりやすい。
なので、バックラッシュにもなりやすく他のラインに比べて約3,4倍の確率で、発生してしまいます。
まとめ:スピニングリールのバックラッシュについて
本記事では「【真実】スピニングリールもバックラッシュします。【直し方・原因を解説】」についてお話してきました。
バックラッシュが発生するのはベイトリールだけと言われている時もあるのですが、それは半分当たって半分外れております。
と、言うのもここまでお話してきた通りスピニングリールでもバックラッシュが発生する。
なので、スピニングリールだからと安心せずに十分意識して対策したり注意するようにしておくようにしましょう。
あと、直し方も覚えておくことで安心して釣りをすることができますので、ぜひそちらも。
他にも、ルアーのインプレ記事や釣りに関する豆知識記事などがありますので、ぜひそちらもご覧ください。