最近では、実店舗の釣具屋さんだけでなくフリマアプリやECサイトなどでも中古釣具を購入することができるようになっています。
そのため、色々な方が中古釣具に触れ合う機会が多くなっているので、注意しなければいけないことも出てきました。
やはり、実店舗で実際に商品を見るのとネット上(スマホ)で見るのとでは、確認できないことが多々あります。
それを悪く利用して、購入者を騙そうとする方々も多数おり、実際にそのような被害にあった方もいらっしゃいます。
なので、そのような方々の中古釣具などを購入しないようどのように注意したら良いのか?についてこの記事では徹底的に解説。
ネットだけでなく実店舗でも使える注意点ですので、ぜひご参考下さい。
中古釣具を買う時の注意点5選
実店舗で商品を買う時は大抵値段の計算が把握しやすく頭が理解するのですが、ネット上で買う場合は大抵金銭感覚が狂います。
なので、まずは自分が欲しい!と本当に思ったものを購入すること、その後に下記で紹介する5つの注意点を意識しておきましょう。
注意点1,状態
まず、1番初めに確認することは画像でも分かる「状態」です。ここがまず大事で「ルアーなのであればボディに傷がついているか」「ロッドならガイドの内部が綺麗か」など。釣具によっては色々見るべきポイントがあります。
ここを完璧に把握していない状態で購入してしまうと、後から後悔することになります。特に、中古用品に関してはクレームやリターンができない場合が多いので、その点については注意しておきましょう。
▼釣具の状態を見るべきポイント▼
ルアー | 1,ボディの傷
2,表面上の割れがないか 3,ラインアイやフックの付け根 |
---|---|
ワーム | 1,針の刺し後があるか
2,パーツが全て付いているか 3,溶けてベタベタではないか |
ロッド | 1,ガイドの傷がないのか
2,持ち手部分が劣化してないか 3,表面上,見た目の傷 |
リール | 1,表面上に傷があるか
2,ハンドルのグラつき 3,異音やザラザラ感 |
注意点2,備品や器具は完品か
中古釣具を購入する際は基本的に何もかもが新品よりも衰えていたり欠品していたりするのが当たり前だと思っておきましょう。基本的に実店舗の中古に関しては、プロが色々見た上でお店の並べてるので究極的な欠品などはありません。
しかし、フリマアプリなどに関してはなんでも出せる言わば無法地帯の状態ですので、欠品しているものなどが平気で販売されています。また、説明欄などでも騙す前提で書いてる方もいるので、リールやロッドのような少し高いものに関しては疑問点を全て失くす(出品者に質問)ことをしてから購入するようにしましょう。
▼釣具の完品を見るべきポイント▼
ルアー | 1,目ん玉はしっかりついているか
2,フックが全てついているか |
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ワーム |
1,1pacに数量が入っているか |
ロッド | 1,袋や保証書など
2,ピース数があるのか |
リール | 1,箱や袋、保証書など
2,ハンドルやスプール 3,予備の備品や道具 |
注意点3,価格は適正か
中古商品の良いところでもあり悪いところでもあるのが、価格が基本的に定められていないというところです。新品商品に関しては基本的にメーカー希望価格で販売されてることが多いのですが、中古は販売場所や査定した人によって変動します。
例えば、”巧漬け“と言われてかなり流行った液体「バイトバスリキッド」の新品は¥800なのに対して相場は一時期¥1,200を叩いたりしていたのが現状。
また、RAIDJAPANさんの「ダッジ&デカダッジ」などは数量を初め限定して発売していたので値段が爆上がりしており一時期プレミアム価格状態でした。
このように、中古釣具などでも価格は変動しがちですので、今自分が欲しいものは相場いくらぐらいだろう?と調べてみて下さい。基本相場が分かった上で、自分が購入しようと思っている商品が「適性価格」なのかどうかを判断するようにしましょう。
注意点4,きちんと使えるのか
中古の何かを買う時は100%確認しなければいけないのが「きちんと使えるのか?」ということ。これに関しても、実店舗などで販売されているものは価格表の横などに「〇〇が使えない」などと書かれている場合が多いです。
しかも、店員さんに直接触らしてもらうとなんとなく使えるのか使えないのかが分かると思います。ですが、「フリマアプリ=不用品を販売する所」などでしたら「1年使ってないです。」や「使えるかは不明」みたいなのを良く見かけます。
その逆の人もいて事前に確認した上で「動作確認済です。」などと親切に書いてくださっている方もお見かけします。
なので、リールなど少し複雑なものを買う場合はきちんと説明欄に記載されている情報を読んだ上で出品者の方に再度質問するようにしましょう。ルアーも真っ直ぐ泳ぐんですか?などと質問しても良いと思います。
注意点5,正規品のものか
釣具用品はこれまで基本的にネットよりも実店舗!というのがあって世界的にあまり偽物がない珍しいジャンルでした。しかし、ここ最近はネットの伸びが激しく個人店でもECショップをしたり個人がフリマアプリをしたりと、販売できるところが広がりました。
これによって、悪い考えの方々が色々な国から「高品質な偽物を仕入れる→ネットで販売→利益を取る→商売」ということが誰でもできるようになっています。
なので、最近では逮捕者がでた事例やフィッシングショーなどで、警告として偽物と正規品の違いというブースまで作成しておりました。
そのため、新品だけでなく中古釣具でもそのようなことに注意して絶対に偽物を買わないように意識しておきましょう。↓
参考:【犯罪?】釣具にも偽物が存在するので注意!【間違って売買してもダメ】
中古釣具はコスパが最強
僕自身、最近は新しく発売されたルアーやワーム以外は基本的に中古釣具を買うように意識しております。
なぜかというと、世の中に出ているものをたくさん使ってこのサイトで紹介するというのもあるのですが、なんせ“コスパが最強”です。中古釣具は知っている方は知っているかもしれませんが、基本的に大きな傷や欠品がなければ価値が落ちにくいんですよね。
しかし、色々なサイトや中古釣具店などを回ると「あ、これ相場より安い!」「これちょっと高いな」などが分かるようになってきます。
なので、覚えるまで多少時間がかかりますが、これができるようになればコスパを意識して効率よく色々なルアーやワーム、ロッドやリールを購入することが可能です。
まとめ
本記事では「中古釣具を買う時の注意点5選!【実店舗・ネットでも】」についてお話してきました。
中古釣具はコスパが良いだけに今必要ないものまで買ってしまう可能性がありますし、金銭感覚が狂います。
なので、第一に“必要なものだけ”を買えるようにメモなどをきちんととった上でお店やネットを回るのがおすすめです。
+で上記5つの注意点を意識しておけば中古釣具を買う上では安心することができます。
ぜひ、これまで中古釣具を買ったことがない方はこの記事を参考に購入して頂ければ、この記事も少しはお役に立てるのかなと思います。
他にも、ルアーのインプレ記事やバス釣りに関する豆知識記事もありますのでぜひそちらもご覧ください。