ベイトリールを使う上で知っておきたいのがどうやって使えば故障してしまう原因になるのかと言うこと。
これを知っていないと知らず知らずのうちに故障させてしまう可能性がありますので、知っておかなければなりません。
特に、釣りを始めた初心者の方がやりがちで、釣り歴3,4年以上されてる方は知っている内容だと思います。
なので、中級者以上の方には何も意味がない内容になっています。その点ご了承下さい。
この記事では、主にベイトリールが故障してしまう原因+故障のパターンや具体的解決策なども解説していきます。
ベイトリールが故障する原因5選
ベイトリールが故障する原因としては今回紹介する5つとも僕らアングラーが意識しておけば大丈夫なものばかりです。
もちろん、故障の原因には寿命があったり当たり外れがあったりと意識ではどうにもならないものも存在しますが、それに関してはここで紹介したところで意味がありません。
なので、ここで紹介する故障の原因は意識次第で防ぐことができるもののほうが今後のためになるのかなと思います。
リールに直接ルアーを引っ掛ける
これに関してはほとんどの方がされている「リールに直接ルアーを引っ掛ける」です。釣りウマな人たちがメディアで終了時にこのような付け方をするので、正しいと思ってされている方はいますが、実は間違いです。
この付け方をしてしまえばフックが常にリールの裏側に擦れているので地味に傷つけているのはもちろんのことラインも傷つけているためラインブレイクにも繋がりやすくなります。
キャスト中にクラッチを戻す
ベイトリールの良いところでもあるのが、キャスト時に飛びすぎた!と思った際すぐに指で押さえれることです。こうすることによってブッシュに飛び込む前に防げるのですがこれを指ではなくクラッチを戻して止める方がいます。
これをしてしまうと、回っていたスプールがクラッチとぶつかり中で傷付けあってしまいます。こうなると、一般人では治せないぐらい故障してしまうので、どれだけ早く巻きたい!飛びすぎた!と思っても水面に着底するまでクラッチを戻さないでください。
バックラッシュを無理やり引っ張る
ベイトリールで起こる1つの現象が”バックラッシュ”です。これを直すために必死に引っ張ったり出したりと色々すると思いますが、1番してはいけない行為が「無理やり引っ張る」と言うこと。
バックラッシュというのはライン同士が絡まっており、それをゆっくり治せば良いものを早く釣りをしたいからと無理やり引っ張って治す方がいますが、これをしてしまうとスプールが固定されているのに無理やり動かそうとしている状態になります。なので、クラッチのときと同じく中が知らない間に傷ついてしまって故障の原因になる可能性があります。
参考:バックラッシュって何!?ベイトリールは注意!【原因や治す方法も紹介】
地面に下向きへ置かない
魚が釣れたらタックルを他に避けて魚の写真を撮ったり処理したりと一度手離すと思います。その際に、リールを地面側(下)に向けて置くのは辞めましょう。これは、コンクリートなどの堅いところはもちろんのこと、土や草などのところでも注意しておかなければすぐに傷つけてしまいます。
上記3つはまだ目に見えないところでしたが、これに関しては表面上を傷つけるので使っていると普通に目立ちます。そうなると、モチベーションが下がってしまったりするので、そうなるのが嫌な方は安全なところに立てかける、もしくはリールを上にした状態で横にするのかの2択です。
使ったまま放置
釣りがとことん好きな方は、常にタックルを触っておきたいのでほっておいても、メンテナンスや掃除をしがちです。しかし、趣味程度で釣りをしている方はただ単に釣りをしたいだけなので、家に帰ってくると軽く触ったり見るだけで掃除まではしない方が多め。
これが定期的に釣りへ行くかたならまだ良いかもしれませんが、仕事や学業でなかなか釣りに行けないかたは使ったまま放置してしまいます。こうなってしまうと中がサビてしまったり、故障の原因になってしまいますので、定期的に掃除をするようにしましょう。
ベイトリールの故障パターン
ベイトリールが故障してしまう原因は分かったと思いますので、ここでは故障のパターンを3つほどご紹介していきます。
どれになっても嫌ですが、一応軽い順からご紹介していきますのでご参考ください。
傷がつく(スレる)
故障の程度的には1番低めかもしれませんが、外部に傷がつく(スレる)ので使っているときの気持ちは綺麗なときよりはやっぱり落ちますよね。しかも、表面は治しようがなく買い替えでなければ綺麗な姿は戻ってきません。
補足:サイドの表面でしたらものによりますが、お金を払えば商品の取り替えが可能。
外部の傷に関してはきちんと意識しておけば、ある程度防ぐことができることなので綺麗なまま使いたい方は神経質に使うことをおすすめします。
変な異音がする
ベイトリールを使っているとスピニングリールには絶対に出ない音が発生するものが多く販売されています。1番良い例としてはSHIMANOさんから発売されているアンタレスDCなどはキャスト時にシュイーンと音が発生してこの音にファンがいるぐらいです。
それとはまた別に、ガラガラやジューンみたいな鈍い音をベイトリールが発生させる時があります。これが俗に言う「変な異音」です。この音が発生する時は大抵内部に傷がついているもしくはラインに癖がついてキャスト時にそれがスレる音かもしれません。後者の場合は軽いバックラッシュですが、前者は完全に故障していますのでメンテナンスをしない限り治らないものになります。
まともに使えない
上記の故障までは、少なからずどうにかなるものばかりですが「まともに使えない」にまでなると新しいリールに買い換える、もしくはメーカーさんにお金を払って修理という形で治してもらうしかありません。
まぁ、この段階になるまでは相当ひどいことをしない限り大丈夫でして、普通に使ってる分には酷くても傷や異音ぐらいまででしょう。友人は、キャスト時に手からタックル全てが落ちて、コンクリートの上に落ちましたが、それでも傷がひどくついただけで使う分には支障がほとんどありませんでした。(参考に…w)
ベイトリールが故障したら素人では治すのが難しい
ベイトリールというよりは、釣具系全般に言えることですが、故障してしまうと素人の腕では修復(治す)ことができません。
もちろん、軽くメンテナンスをする!だったり中の器具を少しいじる!などはできますが、故障したものを治す知識がないので下手に触るよりはプロに任せましょう。
興味本位でされる方は何も言いませんが、できるかな?できないかな?と悩みながらする方に関しては多分ミスるから辞めとけ!って思います。w
下手に何かをイジってさらに変なことをしてしまうと収拾がつかなくなってしまい時間はかかるし、修理に出したら高額かかる。とマイナス面しかありません。
なので、僕の場合は「治らないな!」と思ったら即、釣具屋さんに持っていきお金が多少掛かっても良いので、修理をしてもらうようにしています。
ベイトリールの故障原因まとめ
本記事では「ベイトリールが故障する原因はこれ!初心者がやりがちなミス5選。」についてお話してきました。
ベイトリールというのはスピニングリールと違って、キャストが難しいので初めの方はかなり神経質に使うはずです。
しかし、2,3ヶ月もしてくると段々とキャストにも慣れてきて、バスプロの方々の真似をしたりする方もいると思います。(僕w)
そうなってくると、昔からよく言われている「慣れたら事故を起こしやすい」と同じで、事故の部分を故障に置き換えればわかりやすいですよね。
なので、慣れたとしても神経質に扱って故障しないように注意しておきましょう。
他にも、ルアーのインプレ記事やバス釣りに関する豆知識記事などもありますのでぜひそちらもご覧ください。