バス釣りをしていると色々な危険なことがありますが、近年問題になっているのは釣り人が“危険生物”に襲われること。
これらのことは自然災害と同じく注意しておかなければ命を落としかねないので、下記では特に注意しなければいけない危険生物について解説していきます。
僕自身も、今まで何度も襲われそうになっており何度も回避してきましたが、改めて考えると普通に危険でした。
その時に、役にたった道具やこれを持っておけば安全だよ!と言うような道具なども一緒に下記でご紹介していきます。
バス釣りは危険生物と遭遇しやすい
バス釣りは海釣りなどと違い基本的には、山などの木が多い場所などで釣りをする場合が多いため危険生物と遭遇しやすくなります。
しかも、車を止めるところ(駐車場)から実際に釣りをするところまで距離があるため逃げるにも逃げれない状況に陥ります。
このようになってしまうと、命が危険なので最大限できるだけの対策はもちろん周りの気配などに気を使って釣りをしなければいけません。
それでも、危険な場面に遭遇する場合がありますので、下記で紹介する危険生物や対策方法などをご参照ください。
どんな危険生物がいるのか
バス釣りで気を付けなければいけない危険生物は出せばいくらでも出てくるので、その中でも特に注意した方が良い4種類の生物を抜粋してご紹介します。
正直、下記で紹介する危険生物に関しては命に関わるため、絶対に覚えておきましょう。
種類1,蜂(はち)
バス釣りにおける危険生物1つ目は「蜂(はち)」です。これは基本的にどこでも生息しており1年だけでも死者数が約20人にのぼります。被害数は年間で数千もあり蜂が人間に危険を与えているのはこの数だけでも分かるはずです。↓
特に、スズメバチは非常に乱暴な性格なため一度怒らせてしまうと人間であろうと大型の生き物であろうと問答無用で襲ってきます。
しかし、蜂は基本的に巣などを襲わなければ向こう側から攻撃してくることはあまりないので、蜂を見かけたら静かに離れるか周りに巣があるかないかを確認してから釣りをするようにしてください。
種類2,蛇(へび)
バス釣りにおける危険生物2つ目は「蛇(へび)」です。蛇に関しては世界的に見ても被害数が多く年間540万人が蛇に噛まれており、その中でも270万人が毒による被害を受けているのが現状。
日本でも、毒蛇が3種類生息しており「マムシ,ヤマカガシ,ハブ」の被害が多くあります。これらは、地面だけでなく木の上から攻撃してきたり、水の上を泳いできたりなどアングラー側が意識しておかないとかなり危険な生物です。
種類3,猪(いのしし)
バス釣りにおける危険生物3つ目は「猪(いのしし)」です。猪は年々農作物などへの被害が深刻化しており平成28年には172億円の37.1%となっております。
これらは、間接的に人間へ与える問題かも知れませんが、直接的な攻撃による被害も年間多数あり怪我などをしている方もいらっしゃいます。
猪は人間にもビビらずに攻撃してきますし全力で走ると約50kmものスピードが出ますのでぶつかられるとひとたまりもありません。
種類4,熊(くま)
バス釣りにおける危険生物4つ目は「熊(くま)」です。これは限られた地域でしか目撃されていないみたいですが、あくまで目撃ですので至るところにいる可能性もあります。なので、注意しておくのは必須ですし居ないと思っているよりも居ると思っていた方が対策や対応を事前にすることが可能です。
熊の被害は年間で約50~150件あり死亡者数は多い年で4人ほど。全体的に見れば確率は低いかも知れませんが十分に注意しておかないと熊は簡単に命を落とす可能性が高いので、必ず対策をしておくようにしましょう。
バス釣り時の危険生物の対策方法5選
バス釣りは基本的に危険生物と隣り合わせだということを知っておかなければ、きちんとした対策をすることができません。
そのため、居ることを前提にして対策をする必要がありますので、下記では5つの対策方法をご紹介していきます。
対策1,縛る布を準備しておく
危険生物の対策方法1つ目は「縛る布を準備しておく」です。これは主に蜂や毒蛇に噛まれてしまった場合の道具で毒が回るのを遅くする対策方法になります。毒を持った生物に刺されたり噛まれたりしてしまった場合の1番してはいけないのが、走ったり血行を早くしてしまう行為です。なので、そのような時のために縛れる布を準備しておきましょう。
対策2,殺虫スプレーを常備
危険生物の対策方法2つ目は「殺虫スプレーを常備」です。これは主に蜂などに襲われた場合なので、滅多に使わないかも知れませんがもしものことがありますので常備しておくことをおすすめします。1匹だったらまだしも集団で襲われると逃げきれない場合があるので、その時にプシューとすることができれば逃げ切れる可能性が上がります。
対策3,鈴やラジオをカバンに付ける
危険生物の対策方法3つ目は「鈴やラジオをカバンに付ける」です。これは猪や熊などの動物を寄せ付けないためのもので、人間が居るぞ!というのを分からせるとそもそも寄ってこないと言われています。これは昔から言われているものですので、猪や熊が出そうなフィールドに行くのであれば必ずカバンなどに付けるようにしましょう。
対策4,クマ撃退スプレーを保持
危険生物の対策方法4つ目は「クマ撃退スプレーを保持」です。これは1本1万円とかなり高額で少し手が出しにくいのが事実ですが、これのおかげで命が助かった!という方もいるので自分の命を守れるのであれば1万円は相当安いと思います。熊が出そうな場所に行く際はすぐに取り出せる場所に入れておくようにしましょう。
対策5,長靴を履いて足元をガード
危険生物の対策方法5つ目は「長靴を履いて足元をガード」です。これは天気が悪い日だけではなく足元の安全を確保するためにも使えて藪漕ぎなどで草むらを歩く際は長靴を履いておかなければ蛇などの危険生物に噛まれた際に直接自分の肌まで貫通します。こうなると、命に関わるので足元をカバーできる長靴を履いてから草むらに入りましょう。
参考:【必見】バス釣りをする際のおすすめ長靴はこれ!【全5選を紹介】
まとめ:バス釣りにおける危険生物について
本記事では「【まとめ】バス釣りをしているときに注意したい危険生物。【対策方法も紹介】」についてお話してきました。
近年、危険生物による被害は日本だけでなく世界で見ても多くある中、せっかく楽しくバス釣りをしているのに病院に行かなければならないのは嫌だと思います。
下手すれば、バス釣りがトラウマになってしまって一生できないようになる可能性だって少なからずあるはずです。
そうならないためには、事前に準備をして危険生物がいる前提でフィールドに行くことをおすすめします。
僕も、最大限注意をしてバス釣りをしていきますので、この記事をここまで読んでいただいたあなたも注意して怪我や命を落とさないようにしてください。
他にも、ルアーのインプレ記事やバス釣りに関する豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧下さい。