・どんな道具や使い方なの?
・おすすめのものは何ですか?
こんにちは。はちき(@basszero2020)です。
僕ら人間は魚を釣るために色々な工夫をするのですが、その中の1つがワームのアクションを変える方法になります。
ワームアクションの中にも“ホバスト”と言うテクニックがあって、ここ最近かなり注目と期待をされているみたいです。
これに関してはまぁまぁ昔からあるので、僕も何度か使って魚を釣った経験があります。
なので、下記ではその経験を生かしてホバストもことについてやその他諸々についても詳しく解説していきます。
✔︎本記事の内容
- ホバストとは
- 必要な道具や使い方について
- おすすめのフック・ワーム
と、3つのことについて解説していきます。
本記事を読むことで、ホバストについて他では知れないことを知ることができますので、ぜひ最後までご覧ください。
ホバストとは
ホバストとは堤 治朗さんが考案したテクニックでして、リアルな小魚ワームを使ったライトな釣りになります。
<ホバストの意味>
ホバストはホーバーストロングの短縮言葉で、ホバリング(空中浮遊)とストローリング(漂わせる)を合わせた造語です。
このホバストは空中で漂わせると言う感じなので、水面付近で使うテクニックだと言うのが分かると思います。
これを水の中で同じようなことをするのが”ミドスト”と言うまた別のテクニックです。
ホバストをする際に必要な道具
ホバストをリグる際に必要な道具は、あれば良いなと言う道具を含めても3つだけです。
なので、下記では1つ1つなぜ必要な道具なのか?と言う理由や意見などについてご紹介していきますので、ぜひご参考ください。
道具1,ホバスト専用フック
ホバストに必要な道具1つ目は「ホバスト専用フック」です。
ホバストは他のリグと違ってどんなフックでも作れるのか?と言われればそうでもなくて、きちんとした専用フックが必要になります。
<専用フック>
こんなカクカクしているもので、他のフックと見比べてみるとかなり歪な形をしています。
その分使いにくいと思われがちですが、ほんとその通りでワームに刺す時は工夫が必要ですので、慣れるようにしましょう。
道具2,ホバスト向けワーム
ホバストに必要な道具2つ目は「ホバスト向けワーム」です。
ホバストは専用フックも作られているのですが、それはワームも同様でホバスト向けに作られているものが存在します。
もちろん、ホバスト専用のワームであろうと見た目はリアルな小魚ですので、その他のリグにも適用することができます。
逆に、他のワームがホバストには使えないため、ホバストに合うワームなども必須です。
道具3,ネイルシンカー
ホバストに必要な道具3つ目は「ネイルシンカー」です。
上記2つに関しては、必須な道具になるのですが、このネイルシンカーに関してはあれば別に使えるし良いのかな?と思えます。
と、言うのはホバストは基本的には”ノーシンカーリグ“でやることが多いので、ネイルシンカーは使わないのですが、もし使うとすれば”ネイルリグ“に直ぐ変更可能。
なので、あれば便利だけど無くても良いのが、このネイルシンカーになります。
ホバストのメリット・デメリット
ホバストを使えばここが最高!と言うこところもありますし、反対にこれは嫌だな…と言う点も複数個出てきます。
これは、どんなリグでもそうなのですが、ホバストだけを見たときにどんなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。
メリット
ホバストを使う上でのメリットは以下の3つです。↓
- 魚に見切られにくい
- 捕食スイッチを入れやすい
- 早くてもゆっくりでも釣れる
の、3つです。
ホバストはリアル小魚のワームを使う感じですので、スレているバスにも効果的で反射食いでは無くずーっと見てからのバイトも増えやすいリグになります。
また、+で反射食いもさせることができるアクションを起こせたりしますので、見えバスやストラクチャーなどについているバスを一網打尽にできる可能性がある。
デメリット
ホバストを使う上でのデメリットもメリット同様3つあります。↓
- 軽すぎて飛距離がでない
- 非常に扱いが難しい
- 歴史が浅いので種類がない
の3つになります。
デメリットは少し致命的なことが多くなっているのですが、1番注目したいのは飛距離が全く出ないと言うポイントです。
ホバストはワーム+フックの重さでほとんどができていますので、軽すぎて飛びません。
また、軽すぎて操作性も難しいですし、ホバスト自体歴史が浅いので上記のようなデメリットを対策できる手立てがないと言うのが、現状でのデメリットです。
ホバストの使い方(アクション)
ホバストは上記の”#見出し4“でお話したように、魚に見切られにくいアピールやアクションを起こすことができます。
なので、下記ではそんなホバストの使い方(アクション)を3つほど紹介&解説します。
使い方1,表層で逃げるベイトを演出
ホバストの使い方(アクション)1つ目は「表層で逃げるベイトを演出」です。
ホバストをリグって使うのであれば、基本的にノーシンカーリグなので1番向いているアクションは表層で逃げまとうベイトを演出する方法だと思います。
と、言うのもブラックバスは逃げないベイトよりも威嚇や逃げるベイトを捕食しがち。
なので、これを生かして表層をぴょんぴょんさせながらワカサギなどが逃げまとっている演出をしてみてください。
使い方2,見えバスを釣る
ホバストの使い方(アクション)2つ目は「見えバスを釣る」です。
ホバストは上記でも何回か言った通りノーシンカーで使うものなので、見えバスには効果的なリグなのですが、なんせそこまで飛ばせるのかが問題になってきます。
飛ばせる距離などであれば、あとはキャスト精度やアクションを上手くできるのかが問題。
ですが、見えバスなどが見えたのであれば挑戦するに越したことはないので、まずはホバストをリグって挑んでみてください。
使い方3,ちょうちん釣り(虫パターン)
ホバストの使い方(アクション)3つ目は「ちょうちん釣り(虫パターン)」です。
ホバストのフックは下記の”#見出し”で紹介するように、比較的フックの先端が剥き出しになっているものが多めの印象です。
なので、レイダウンや木に引っ掛けて釣りをするテクニックのちょうちん釣りには向かないかも?と思いがちですが、フックカバーがあるものでしたら大丈夫。
とは、言ってもかなり難しいテクニックなので、3年以上の経験者におすすめします。
ホバストが使える場所(スポット)
ホバストは基本的にどんな場所(スポット)でも使うことができるのですが、やっぱり「向き・不向き」は存在しています。
なので、下記では僕だったらここで使うと言う場所(スポット)を3つほどご紹介します。
場所1,流れ込み周辺のヨレ
ホバストが使える場所(スポット)1つ目は「流れ込み周辺のヨレ」です。
バス釣りでは流れ込みと言うストラクチャー?は重視して狙うべきなのですが、そのスポットにホバストを使っても良いと思います。
と、言うのも流れ込みはブラックバスだけでなく色々な魚が好きなので、ブラックバスが捕食するであろうベイトも、めちゃくちゃ集まってきます。
なので、そんな場所にホバストリグを使うとベイトマッチするため、釣果もUP!!です。
場所2,水草やアシ付近の浅場
ホバストが使える場所(スポット)2つ目は「水草やアシ付近の浅場」です。
ホバストは上記でも言ってきた通り、基本的には水面~20cmほどで使いますので、1番使い勝手が良い場所が水草やアシ付近になります。
これは僕個人で経験しているのですが、水草付近でのホバストはトップルアーなどよりも強い結果を得られるはずです。
もちろん、アピール面だけで言うと物足りなさはありますが、食わせ能力が逸品です。
場所3,レイダウンなどのストラクチャー
ホバストが使える場所(スポット)3つ目は「レイダウンなどのストラクチャー」です。
レイダウンなどでも流れ込みと同じくブラックバスが好む傾向にあって、この場所に関してはベイトを捕食しやすい+天敵から逃げやすい場所などの理由があります。
ここでは、上記でも言ったようにちょうちん釣り(虫パターン)などの釣りも可能です。
なので、ブラックバスがバイトしやすい環境であって、アングラー側も色々な試行錯誤ができる場所のレイダウンなどは狙うべきです。
ホバストにおすすめのフック3選
冒頭でも言った通りホバストには専用のフックが必要なのですが、以外にも流通していないのでどれが良いの?と思うはず。
なので、下記では僕がおすすめする3つのフックを紹介しますので、ぜひご参考ください。
フック1,デコイ:FFフック
ホバストをする際におすすめのフック1は「デコイ:FFフック」です。
ホバストに向いているフックを1番販売しているメーカーのデコイさんから発売されていてめちゃくちゃおすすめなのがFFフック。
これは何が良いのかと言うとフックカバーが付いているので、ホバストだけでなく、上記で紹介したちょうちん釣り(虫パターン)などにも使うことができます。
フック2,リューギ:ホバーショット
ホバストをする際におすすめのフック2は「リューギ:ホバーショット」です。
フックと言えばのリューギさんから発売されているホバーショットはホバスト向けフックの中では1番知名度があります。
僕の周りでも1番このフックを使われているので、多分ですが1番売れているはずです。
このフックの良いところがなんせワームのズレがほぼないので、ズレやすいホバストではストレス軽減することができます。
フック3,フィッシュアロー:スパインフック
ホバストをする際におすすめのフック3は「フィッシュアロー:スパインフック」です。
僕が愛用しているのがこのフィッシュアローさんのスパインフックでして、ほとんどこのフックでホバストをやっております。
特に、理由がないのですが女性アングラーりんかさんがご自分の”スパインリグ”に使っていると聞いたので、ほぼ同じリグのホバストに使うようになりました。
ホバストにおすすめのワーム5選
ホバストはフックだけでなくワームでも向いているものと向いていないものに分かれます。
なので、下記ではホバストに向いていてその中でもおすすめのワームを5つほどご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ワーム1,O.S.P:マイラミノー
ホバストにおすすめのワーム1つ目は「O.S.P:マイラミノー」です。
もう、ホバストをするのであれば外せないワームの1つがこちらのマイラミノーでして、僕的も定期的に購入して使ってます。
なんせ、このワームはワカサギモチーフ+サイズが丁度良いので、ダムや湖などで釣りをするのであればベイトマッチします。
これはプリンスの川村光太郎さんもおすすめしている、最強の食わせワームだそうです。
ワーム2,Dstyle:ヴィローラ
ホバストにおすすめのワーム2つ目は「Dstyle:ヴィローラ」です。
ヴィローラはサイトの王様:青木大介さんが率いるDstyleさんから発売されていまして、本人曰くリアルさをかなり追求したそう。
確かに、リアルさは半端ないのはもちろんのことなのですが、なんせどんなリグにも合うように設計されているのが最高におすすめです。
特に、ホバスト以外の水面ピクピクやi字形の使い方など、幅広く使うことができます。
ワーム3,RAID JAPAN:2way
ホバストにおすすめのワーム3つ目は「RAID JAPAN:2way」です。
他の4つのワームは全てリアルフィッシュ系のワームなのですが、この2wayに関してはどっちかと言うと虫系のワームになります。
あまり個人的にはホバストで使うと言うよりはダウンショットリグなどの際に使うので、向いてないと思っていたのですが、実際使ってみると最強でした。
と、言うのも水面フワフワ系ではリアル魚よりもアピール力大で食わせ能力が最強です。
ワーム4,EVER GREEN:ラストエース75
ホバストにおすすめのワーム4つ目は「EVER GREEN:ラストエース75」です。
あまりワームのイメージが無いEVER GREENさんから発売されているラストエース75は体長7.5cmとまぁまぁ大きめのワーム。
なので、水の中では超安定してアピールし続けることができるので、食わせよりも襲わせることができると言われています。
しかも、他のワームでは飛ばないであろう場所に届くので、食わせの範囲は広がります。
ワーム5,Fish Arrow:フラッシュJアバロン
ホバストにおすすめのワーム5つ目は「Fish Arrow:フラッシュJアバロン」です。
これは上記のフックでも紹介したフィッシュアローさんから発売されているフラッシュJアバロンもリアルフィッシュ系でホバストには超おすすめのワームになります。
しかも、このワームはアワビ粉を練り込んであるためキラキラで魚にアピール可能で、中も空洞に作られているためフッキング力も抜群。
その分少しワームの価格が高い印象ですが”ワーム補修“を定期的にしながら使いましょう。
まとめ:ホバストについて
本記事では「【釣り用語】ホバスト(ホバーストロング)とは【フック・ワーム・使い方】」についてお話してきました。
ホバストはミドストとほぼ変わりないですし途中で出てきたスパインリグともそこまで変わりのないものだと思います。
と、このように色々似たリグができると言うことは、それだけ釣果も上がるのでしょう。
特に、深い場所と言うよりは浅瀬の場所で近くに何かしらのストラクチャーなどがあれば、バスもめちゃくちゃ反応してくれます。
使用できる時期的には晩春〜早秋ぐらいですが、その期間はかなり釣れますので、ぜひ自分の釣りに当てはめて使ってみてください。
他にも、ルアーのインプレ記事や釣りに関する豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。