1,チェリーリグって何?
2,使い方や特徴ってどんな感じなの?
3,作り方や種類についても教えて!
こんな悩みや疑問を解決できる記事です!
この記事を読み終えることで、チェリーリグの正しい使い方やリグる方法なども簡単に分かり直ぐにフィールドで使用できます。
チェリーリグとは
チェリーリグは、利根川などでガイドをされている「荻野貴生」さんが考案したリグでして、フックからワイヤーでシンカーをぶら下げている感じのものになります。
なんせ、どの記事にも書いてあるのはフックとシンカーの距離があるから根掛かりがし難い+ボトム感知能力が高いです。
確かに、他のリグではボトムを探ろうとすると根掛かりする場合があるけど根掛かりしないようなリグを投げるとボトムを探ることができませんでした。
その、手の届かなかった痒いところに当てはまるのがこの「チェリーリグ」になります。
リグ名 | Cherry rig/チェリーリグ |
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発案者 | 荻野貴生(おぎのたかお) |
発祥年 | 2013年春頃 |
チェリーリグの種類
チェリーリグはどこで違いを作るのかと言うと「ワイヤーの長さ&シンカーの重さ」の2種類になります。
勿論、フックやワームで変更できますがその2つに関してはかなりの組み合わせがあるので、ここでは分けやすい2種類についてご紹介していきます。
リーダーの長さ
チェリーリグではワイヤーの長さを調節するだけでアクションに変化が起こります。これは良い方にも悪い方にもなる少し奥深い話になるので注視して下さい。
僕の場合は釣具店に売られているワイヤーを使います。その際、元々の長さのままで付けていきますがこれを切って短くする方もいたり、逆にシンカーをなるべく小さいものにしてリーダーを長くする方もいらっしゃいます。
これは、言葉で説明することができないので実際にフィールドに行って自分で使いながら調節するのが良いのかなと思います。(コテ…w)
シンカーの重さ
シンカーの重さは自分が攻めたい場所の水深やどれぐらいのテンポで撃っていきたいかなどで変わってきますが僕的におすすめなのは7gですかね。勿論、ミディアムの竿で投げるのでこの重さなのですが、ベイトフィネスで使いたい!と思っている方でしたら3.5gとかでも良いですし、もっと重たくしたい!と言う方は10g以上でも良いと思います。
チェリーリグの特徴
チェリーリグには沢山の「特徴」が存在しますがその中でもこれだけは!と言うものを3つだけご紹介します。
ボトムの状況がよく分かる
チェリーリグの特徴1は「ボトムの状況がよく分かる」です。これはどの記事にも書いてあるのですが事実、ボトム感知能力は高いと思います。今まで、石がゴロゴロしているのは分かってたけどその周りが砂だったと言うことが分からなかったのですが、チェリーリグで探ることによってそれが判明しました。
なので、初めて行くフィールドなどでどこにバスが付きそうなのかなと探る時などに使用することが可能です。
根掛かりに強い
チェリーリグの特徴2は「根掛かりに強い」です。これも色々な記事で書かれていますが間違いありません。僕自身使ってみて思ったのはテキサスリグや直リグで根掛かりしていたところを若干引っ掛かるもののきちんと取れて回収することができました。
もちろん、チェリーリグを使えば100%根掛かりしないのかと言われるとそんなことはないですが間違いなく他のリグに比べる回避能力は高いです。
動きがナチュラル
チェリーリグの特徴3は「動きがナチュラル」です。これは少しキャロライナリグなどと近いのですがシンカーが少し離れていることによってワームとシンカーに若干の時間差が起こります。そのため、瞬間的ですがワームがフリー状態のまま水中でSTOPします。
なので、バスからするとナチュラルなベイトを演出することができるため食わせポイントを意識しなくてもリグ自身が作り出してくれます。この点が、直リグやテキサスでは再現できないポイントです。
チェリーリグの作り方
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チェリーリグをするために準備する道具は「ワーム,バレットシンカー,フック,ワイヤー」の4つです。+できればラジオペンチなどがあれば作りやすいので準備ができる方は用意しておきましょう!(今回は素手でしていきます。)
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まずは、フックにワイヤーを付けていきますのでその他の道具は一度退散します。付ける際はフックの先端に気おつけながら作業して下さい!刺さると大事になりますので…。
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フックとワイヤーを付けるとこんな感じになります!あ、ちなみに上記の写真とワイヤーを変更していますが同じメーカーのものなのでご了承下さい。w
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次は、シンカーをワイヤーの下の部分に取り付けていきます。この際、ペンチを保持してい方は準備しておきましょう。
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実際に取り付けるとこんな感じになります!写真では少し見にくいですがシンカーの下部分を折り曲げております。こうすることによってシンカーがワイヤーから外れないのでチェリーリグの下準備が完了です。
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次はチェリーリグを完成させるためにワームを実際刺していきます。付け方はテキサスリグ などと同じです!(そりゃそう。w)
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これで完成になります!あとは、ラインをいつも通り結んでフィールドで投げて使うだけです!この作業に慣れると、約60秒で完成させることができるのでぜひ試してみて下さい!
<使用道具>
ワーム | エスケープツイン”4-1/2inch |
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フック | DECOY:キロフックワイド# |
ワイヤー | ACTIVE:ダイレクトスティック |
シンカー | YZD:ブラスバレットシンカー |
チェリーリグの使い方&アクション
チェリーリグを有効的に使うためにはどのような「使い方やアクション」があるのか知っておくべきです。
なので、ここでは僕が実際に使ってみて良かったな!と思う3つの使い方などをご紹介していきます。ぜひ、参考にしてください!w
ボトムをズル引き
チェリーリグの使い方&アクション1は「ボトムをズル引き」です。上記の特徴でもお話しましたが、チェリーリグは根掛かりしにくいためボトムをズル引きで使うことにかなり優れています。バスにアピールしつつ、ボトムの地形把握や見えないストラクチャーの把握などができるためリサーチベイトとしても使用することが可能です。
カバーを攻める
チェリーリグの使い方&アクション2は「カバーを攻める」です。これは意外なのかな?と思うのですがオープンウォーターだけでなく水草やウィードがあるカバーなどでも使用することができます。僕も、これに関してはテキサスリグの方が優れているのかなと思っていましたがそんなことはなくむしろチェリーリグの方が使いやすかったです。(個人差ありw)
ミノスト
チェリーリグの使い方&アクション3は「ミノスト」です。これに関しても使っている方はあまりいないかもしれませんが実際使ってみると面白いですよ!w
僕自身、今まではラバージグやテキサスリグなどでミノストをやっていたのですが、次回からはチェリーリグの方が良いかなと思うぐらい魅力的なアクションになりました。やはり、ワームの近くにシンカーがないので動きも大きくアピール力がかなり高いです。
チェリーリグは自作可能
チェリーリグは実際に針金や色々なもので自作することができて発売されているものがない場合は代用可能です。
スピナーベイトやバスベイトのようなバランスが大事なものを作る際は実際にフィールドで試しながら作るしかありません。
しかし、チェリーリグの場合はただワイヤーをフックの穴に通して外れないように加工して適度なところで切れば完成です。w
かなり簡単なので、安く量産したい!と言う方や家にワイヤー&ニッパがある方はぜひ、試してみて下さい。
チェリーリグにおすすめのワーム3選
チェリーリグの使い方や特徴など完璧に分かって頂けたと思いますので、ここではどんなワームが向いているのかをご紹介します。
基本どのワームでも使えるリグなのですが、その中でも僕自身「おすすめのワーム」がありますので下記で3つだけ公開!!w
ブルフラット
ギル系ワームの最先端を走っている中の1つ「ブルフラット」はチェリーリグには持ってこいです。ぶっちゃけ、どんなリグにもこれだけ付けとけばOK!なのですが、チェリーリグで使うとさらに魅力的です。やはり、アングラーが求めているのはどんな場所でも使えて釣果が安定することだと思います。それが、このワームさえ持っておけば間違いありません。
名称 | BULLFLAT/ブルフラット |
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メーカー | deps/デプス |
発売年月 | 2014年4月 |
公式サイト | depsweb.co.jp |
エスケープツイン
ホッグ系ワームの中ではTopレベルの人気を誇るNORIESさんの「エスケープツイン」もおすすめです。なぜかと言うと、発案者である荻野貴生さん自身もブログの方でエスケープツインを使ってリグられています。なので、実績があるのはもちろんのこと僕もチェリーリグをする際は毎回エスケープツインは使っております!w
名称 | ESCAPE TWIN/エスケープツイン |
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メーカー | NORIES/ノリーズ |
発売年月 | 不明(古い) |
公式サイト | nories.com |
ボムスライド
バックスライドワームのガンクラフトさんから発売されている「ボムスライド」もチェリーリグとの相性が抜群です。それは証明しているのはガンクラフトのプロスタッフである「吉田撃」さんがメディアなどで発言されていたりしています。僕自身使ったことはないですがプロの方が言っているので間違いありません。また、僕が使った場合はここに追記しますのでまた定期的に見にきてくださいね!w
名称 | BOMB SLIDE/ボムスライド |
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メーカー | GAN CRAFT/ガンクラフト |
発売年月 | 2017年5月 |
公式サイト | gancraft.com |
チェリーリグにおすすめのシンカー3選
チェリーリグは「フック,ワーム,シンカー,ワイヤー」の4つどれが欠けても成り立ちません。その中でも「シンカー」は大切です。
なので、実際に使ってみて使いやすかったバレットシンカー3つをご紹介していきます。
JACKALL:JKタングステンシンカー
シンカー系になると必ず出てくるメーカーのJACKALLさんから発売されているバレットシンカーは機能面などを考慮するとNo,1です。少し、値段が高いですがその分使いやすさなどは飛び抜けていますのでチェリーリグにはかなり向いています。
名称 | JKタングステンシンカー |
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メーカー | JACKALL/ジャッカル |
素材 | タングステン |
価格 | 510円~650円 |
Daiwa:バレットシンカー
釣具メーカーの王様であるDaiwaさんから発売されているバレットシンカーもチェリーリグにおすすめです。価格も比較的お手頃で1pacあたりの個数も多めなので、積極的に使うことができます。しかし、PROタイプはかなり高いのでチェリーリグをするならNormalタイプで良いです。
名称 | バレットシンカー |
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メーカー | Daiwa/ダイワ |
素材 | タングステン |
価格 | 650円~1700円 |
YZD:ブラスバレットシンカー
バレットシンカーでは絶対的にコスパが良く数も入っているYZDさんのシンカーはバス釣り初心者の方におすすめです。しかし、サイズが大きいためチェリーリグでは若干使いにくく根掛かりが多少しやすくなりますので少し注意して下さい。まぁ、安いので経験と思って割り切っても良いと思います。
名称 | ブラスバレットシンカー |
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メーカー | YZD/ワイゼットディー |
素材 | ブラス |
価格 | 詳細不明(商品による) |
まとめ
本記事では「【必見】チェリーリグでバスを魅了!他のリグでは出せないアクション!」 についてお話してきました。
これはリグを侮辱している訳ではなくこんなにも良いリグがそこまでバス釣り業界に知れ渡っていないと言うことです。
機能的や使いやすさ的にはTopレベルなのですがなんせフックやワームに加えリグるために道具が必要と言うのが少し使いにくいんですよね。その点さえ改良されればどんどん使われるリグになると思います。
僕自身も、これから活用して根掛かりを回避しストレスを減らしたり他のリグでは釣ることができなかったバスを釣っていきたいなと思っております。w
ぜひ、皆さんも試しに作ってみて使ってください!どれだけ良いリグなのかが分かります。