最近では、色々な分野の技術が上がっておりこの世の中かなり便利になってきましたが、その反面良い技術を使って悪いことを考える人は後を絶えません。
有名な話だとLOUISVUITTONやGUCCIなどのハイブランド品をはじめとするアパレル、電化製品などなど。
これらはなんとなく聞いたことがある人は比較的多いかもしれませんが、なんと最近”釣具”にも偽物が存在するそうです。
もう、ここまで来ると何を信じたら良いのか分からなくなりますが事実2020年3月頃に愛知県在住の男性2人が逮捕されております。
▼実際のニュース映像▼
釣具にも偽物が存在している
これまで色々な”偽物”を聞いてきましたが、まさか釣具などにも手を出すとは思いもよりませんでした。
だって、普通に考えて欲しいんですけどハイブランド品に比べちゃ別に正規品を買っても釣具は¥1,0000に収まる価格で比較的安い分野だと思います。
なので、利益率も高くなければ販売個数もそこまで売れないので偽物を売るにしても商売にならないじゃないですか!?
なので、釣具には偽物は存在しないだろな〜。と思ったら存在していてビックリしました。
しかし、今のところは有名メーカーさんの帽子ぐらいでしたので、そこまで横行はしていないのかなと思います。
釣具の偽物を見分ける方法
釣具に関してはまだ偽物の数が少ないので、ハッキリとここが違う!とは言い切れないのが現状です。
なので、ある程度予想にはなりますが、基本的に下記で紹介する3ポイントはごまかせない部分だと思います。
価格帯が正常なのか
正規品と偽物の違うところといえば「価格帯のギャップ」が有名ですが、釣具に関してもここの点は異なってくると思います。なぜかと言うと、正規品の商品は販売ルートが何本もあるため価格が多少高くてもお客様にきちんとアプローチができるので、ある程度売れていきます。
しかし、偽物の場合はコソコソと販売するしかないので大量のお客様にアプローチができません。なので、正規品と同程度販売するには価格をあきらさまに下げるしかないため大抵偽物は安く販売されています。
製造番号がきちんとあるか
正規品の商品には基本的に製造番号というのが記載されており、情報管理がしっかりとされています。なので、WEB上で製造番号を打つと商品が出てきたりするなど徹底されておりますが、偽物の場合そのようなものがありません。
もしかすると、この番号に関してはコピーして同様のものにしている可能性があるので、見分けはすごく難しいと思いますが、1つの指標としては役に立つのかなと思います。
モノがしっかりしているか
偽物が正規品に勝てない圧倒的な場所はどこかというと、商品のクオリティです。正規品は良いものは作ってお客様を喜ばせたい!と思って作っているのでモノがしっかりしています。
しかし、偽物に関してはどれだけ安く作って利益が出るのかを考えているので正規品には到底及びません。なので、1番簡単に見分けれるのは素材&質なのかなと思います。
偽物を買わないために注意すること
上記の見分ける方法については、商品を買った後に偽物かどうかを判断するものでしたが、ここでは事前に偽物を買わないための注意点をご紹介していきます。
なので、事前に確認する+届いたあとも確認できるようにどちらも覚えておくのが1番おすすめです。
信頼があるECサイトから購入
偽物を100%購入したくないのであれば初見のECサイトから釣具を買うのではなく、しっかりと実績があるサイトから購入しましょう。
これだけで偽物を購入するリスクがグーンと下がります。もちろん、初見のECサイトも販売実績がある場合は信用がありますので購入しても大丈夫ですが、それ以外の初見サイトはなるべく避けるべきです。
釣具屋さんで購入する
1番信用があるのは、地元の釣具屋さんで購入することだと思います。釣具屋さんは大抵釣具メーカーさんからの直接取引や代理店を通した取引で仕入れルートを確保しているので、その間に偽物が挟まることは100%と言って良いほどありません。
しかし、デメリットがあって実店舗の場合は商品数がおけないので、目的のアイテムがない可能性が多々あります。
ロゴは見分けがつかない
正規品と偽物を判断する上でほとんどの方がされるロゴ確認ですが、現状の技術ではそれもごまかすことができるほどクオリティがかなり高めです。
なので、正規品と横に並べてようやく分かるぐらいで、偽物だけで見ただけでは到底分からないと思います。偽物はロゴで判断できるだろ!と舐めてかかるのはやめましょう。
釣具でも偽物を売買したら犯罪
偽物と分かって販売した際、犯罪になるのはほとんどの方が知っている事実です。↓
「商標法」「不正競争防止法」といった法律により、ニセモノの販売・製造・輸入・輸出は禁止されているため、偽ブランドの販売はブランド側と関係なく、刑事事件で摘発され、厳しく罰せられます。
*「商標」とは、消費者へ「誰が責任を持って製造したか」ということを知らせるためのものです。
また、海外から偽物を輸入して販売しようとした場合は税関でチェックされこのような罪として追求されます。↓
コピー商品であることを知った上で輸入や販売をすると,商標権者に対して損害賠償を行わなければならない上に,10年以下の懲役,1000万円以下の罰金,その両方の刑罰が科されます。[関税法]
引用:スター綜合法律事務所
なので、1番は偽物を販売しない!ということ。さらには、購入者側も意識して偽物を買わないように注意する。
と、いうことをしていかないとかなり“危険”ですので、意識しておきましょう。
釣具の偽物まとめ
本記事では「釣具にも偽物が存在するので注意!【間違って売買してもダメ】」についてお話してきました。
上記でも言った通り最近、釣具関係で逮捕者が出ておりますので今後も集中して偽物ブランドを取締ると思います。
もちろん、この記事を見ていただいている方の中には販売している!という方はいないと思いますが、購入する場合にも注意しておきましょう。
現在は、DAIWAさんやSHIMANOさんと言った有名ブランドの偽物しかありませんが今後下手すると各メーカーのものも発売されていくかもしれません。
なので、これまで以上に“偽物釣具”を注意して商品の売買をするようにしましょう。
他にも、ルアーのインプレ記事やバス釣りに関する豆知識記事などもありますのでぜひそちらもご覧ください。