日本国内で年がら年中バス釣りをしていると季節が4つあったり梅雨があったり台風があったりと色々環境は変わります。
その中でも、1番釣りに行くのは危険と言われる「台風」の時期の前後でどう言った釣りをすれば良いのかと言うことについて疑問に思ってる方が多いはず。
なので、この記事では特に台風が去った後どのような攻略をするのか?やどんなところに注意するのか?など全て網羅しています。
ぜひ、台風の時期にはどうすればバスが釣れるのか?とお悩みの方はこの後も引き続き読んでいただければ幸いです。
※あくまで、台風後にバス釣りに行く際の攻略方法や注意点です。行く際は自己責任でお願いします。
台風後のバス釣りを攻略する方法
台風後のフィールドはいつもより環境が180°変わっていると言っても過言ではなく下手すると普通の釣りでは全く通用しないと言うのがザラにあります。
そんな時にこれを使えば良い!って言うのがあれば何も心配することなく釣りに行くことができるはずです。
なので、下記では最低限把握しておいたほうが良い攻略方法を3つほどご紹介します。
スピナーベイトかビックベイトを使え
台風後はほぼ100%と言っても良いほどゲキ濁りの水系に変化してしまい、小さいワームやルアーはバスからするとほぼ何も見えていない状況になります。そこで、活躍するのがアピール力の強いルアーやワームです。その中でも「スピナーベイトやビックベイト」はどれだけ濁ってようと存在感をアピールしてくれるのでバスからも見つけやすくなります。なので、台風後のバス釣りはまずルアーを見つけてもらえる努力をしましょう。
参考:スピナーベイトの種類や使い方を完全解説!【王道のワイヤーベイトを使いこなせ】
流れ込み付近を攻めろ
台風が去ったあとは大抵どこかしらに流れ込みが存在しています。田舎の野池だとハッキリここ!と言うのはないかもしれませんが大体のフィールドで見られる現象ですので、台風が去ったあとは流れ込みを中心に攻めてみてください。しかし、例外があるのは水量が多すぎる流れ込みや砂や泥の割合が多い水が流れ込んでいる場合です。これらは逆に悪影響になりますので違う場所を攻めるようにましょう。
参考:バス釣りで流れ込みを狙う!正しい攻め方やおすすめのルアーを紹介
水が動かないカバーを狙う
バスの中には流れを嫌うものもいたり水質が急激に変わるのを嫌うものなどがいます。そんなバス達がどこに集まるのかと言うと、水があまり動かないカバーやストラクチャー周りです。なので、台風のような風+雨が重なるような時期には意外とカバーについていたりしますのでこのような場所を集中して狙うのもありだと思います。釣果が他のところよりも安定していますので、カバーが多いフィールドはチャンスです。
参考:【必見】”カバー撃ち”は習得すべき!バス釣りに必須なテクニック!
台風が来た後のバス釣りで注意する点
台風が来た後のフィールドはいつも通りの気持ちや道具でいくと死に繋がる危険な行動というのを把握しておきましょう。
僕自身、普段からライフジャケットのようなものを付けていますが台風直後はそのようなものだけではハッキリ言ってダメです。
もっと、他にも注意する点が5つほどありますので台風後にバス釣りをやろう!と思っている方はみておいてください。
水増しのスピード
台風の最中に1番被害があるのは風でその次くらいに雨があると思います。風に関しては台風が去ったあとは比較的影響がなくいつもどおりに戻るかもしれませんが、雨に関しては上から降ってくるだけでなく山の上に溜まりに溜まっています。そのため、それが後々下流に降りてくると思うと水増しのスピードは異常に早くなるのは分かるはずです。毎年何人もの方が水に関することで犠牲になるのはニュースを見れば分かると思いますので、水量が少ないからと舐めずにいつ増えてもおかしくないと思っておきましょう。
風の強さ
上記でも言いましたが台風で1番被害が大きいのは風の影響でして、これに関しては自然の力なので人間の力では止めることができません。今まで、僕も何度か風の強い日に釣りへ行ったことがありますが、到底狙ったところにキャストできませんしルアーやワームも思った以上に思い通りに動かせません。それだけでなく、僕自身が立っていることすら大変なのにわざわざ水の付近にいるという危険な行動を自らしているということは理解しておいてください。
根掛かりがしやすい
台風後は色々なものが水面に浮いておりますがそれだけでなくボトム(底)にも色々なものが沈んでいます。なので、いつもは根掛かりしないようなところでも不意に引っ掛かってしまい大切なルアーを失う可能性があります。こういう時には根がかりが少なめなルアーなどを使って一通りリサーチをした上でバス釣りを開始するがおすすめです。これもできないほどせっかちな人は問答無用でスピナーベイトをキャストしましょう。w
参考:根掛かりの正しい外し方や防ぐコツを徹底解説!【理由も3つ紹介】
足場の状況
台風のあとの足場は最悪な状況になっていることが多く、今まで見てきた例では「普段歩いていた土の足場が崩れている」「護岸のブロックに砂や泥が流れている」など。足でバランスをとっている人間からすると致命傷なほど状況が悪化している可能性があります。もちろん、きちんと舗装されているようなフィールドだと今までどおりできるかもしれませんがその他の環境でバス釣りをするのであれば長靴は必須です。もちろん、ライフジャケットのような最低落ちても大丈夫なように対策をしておきましょう。
参考:【必見】バス釣りをする際のおすすめ長靴はこれ!【全5選を紹介】
周りの環境変化
台風後は「水質・水中の状況・足場」などの目に見える環境の変化が目立って対策はするのですが、実は隠れている環境の変化には対策ができません。これが意外と恐怖で山付近のフィールドだと土砂崩れやダム&川だと緊急放流で水の増減など。目に見えない恐怖が常に隣あわせで起こっているということを理解した上で対策+意識をしておきましょう。
フィールドによる攻略方法&注意点
上記で紹介した攻略方法や注意点は基本的なことでどこのフィールドにも通用するか?と言われるとそんなことはありません。
なので、ここでは4(3)つのフィールドごとの攻略方法と注意点をご紹介していきます。
野池[Noike]
野池の場合は比較的小さいフィールドのため環境変化が著しくひどく、ものの1,2時間で全くべつのフィールドに様変わりします。なので、上記で紹介した状況にほとんど当てはまります。台風後の野池を攻めるにはまず1番環境が変わってなさそうなところを探してください。そこで、スピナーベイトや目立つワームをキャストすれば激スレしていない限り何回かはバイトがあるでしょう。注意点は、周りの環境の変化と根掛かりの多さです。そのためにも根掛かり必需品の回収機は1つ持っておくことをおすすめします。
参考:根掛かり回収機の選び方やおすすめ5選を紹介!【これがあれば安心だ!】
川[River]
川の場合は台風直後に釣りへ行くことはおすすめしません。川は特に水の増減が激しく事故が起こりやすいフィールドですので最大限ご注意ください。しかも、場所によっては一通りバスが流されて釣りにもならないので、できれば1週間の期間を開けてから行くことをおすすめします。攻め方は、1番回復の早い場所を探すこと+流れが緩やかな岩陰など。ここを集中的に狙うことで台風の影響をあまり受けていないがベイトを食べれていないバスが待ち構えていますのでぜひ試してみてください。
湖[Lake]&ダム[Dam]
湖やダムの場合は基本的にフィールドが大きめなので環境が変わるのが基本遅めですが変わりだしたら早いので台風経過後の翌日には茶の水になるのがオチです。しかも、湖やダムと言えば上流で見えバスと戯れることができるスポットですが台風後はそんなことはできずに川と同じく危険区域です。狙い方は、基本深めのワンドがあるポイント+カバーやストラクチャー付近を攻める!が1番有効になります。
台風後のバス釣りは初めてのフィールドだと思え
台風後のフィールドは上陸した台風の大きさにもよりますが基本壊滅的な状況になることが多く環境はまるでガラッと変わります。
そのため、いつも釣れるルアーやワームを投げよう!と言った軽い気持ちでは到底釣れるような状況ではありません。
なので、1番良い心掛けは「慣れているフィールドでも初めての場所の気持ち」です。
これさえ意識しておけばバス釣りアングラーにある奥底の探究心が体の中から湧き出してアドレナリンがMAXになります。
むしろ、その状況を楽しむのが1番ということです!w(もちろん命が1番大切です。)
台風後のバス釣りまとめ
本記事では「台風が来た後のバス釣りを攻略!【釣れやすいルアーや注意点も紹介】」についてお話してきました。
結局は如何なる時も命を優先して釣りを楽しめば最終的にはどうにかなるということです。
台風は自然災害なので、人間の予測を遥かに超えてくることがこの日本でも度々起こっています。
なので、1番やってはいけないのは台風が上陸している時にバス釣りへ行くことです。
それだけは絶対にしないでください。安全を守った上で上記に書いてきた内容を忠実にして頂ければバスは釣れます!w
他にも、ルアーのインプレ記事やバス釣りに関する豆知識記事もありますのでぜひそちらもご覧ください。