1,カバー撃ちって何?
2,狙うべき場所やどんな流れでやるの?
3,おすすめのワームやリグはどれ?
こんな疑問や悩みを解決できる記事です!
この記事を読み終えることで、“カバー撃ち”について完璧に把握することができますし釣果が今ままでの3倍になります。(多分w)
カバー撃ちってどんな釣り?
カバー撃ちとは、簡単に言うと目に見えているバスが付きそうな自然にできているストラクチャーを狙ってキャストすることです。
この釣り方は、冒頭でも紹介しましたがバスプロの方やトーナメンターの選手達も行っていることでオープンウォーターと違って騙しやすく釣れやすくなります。
なので、アメリカなどのバスプロの方々は良いカバーを見つけて良いところに入るとバスが口を使うまで放置するなど徹底してカバー撃ちを行うそうです。
こういったことで「バスを釣る=カバー撃ちを習得する」と釣果がUP!すると言うのは必然的に分かると思います。w
カバー撃ちで狙う場所(スポット)
カバー=自然にできたストラクチャーと言われても具体的にどんなところを狙うべきなのかと疑問に思う方もいると思います。
なので、ここでは具体的に狙うべき「カバーの場所(スポット)」を3つほどご紹介します。
スポット1,ウィード(水草)
カバー撃ちで狙うべき場所1は「ウィード(水草)」です。これは野池などのフィールドで多いのですが浅瀬の場所などでは水草が水面に覆って魚にとってのカバーが完成します。基本夏の季節に起こる現象で年がら年中あるわけではないので、少し異例かもしれませんがバスを騙すには絶好のカバーです。特に、フロッグゲームやパンチングの釣りを行います。
スポット2,ブッシュ(アシ際)
カバー撃ちで狙うべきスポット2は「ブッシュ(アシ際)」です。これは主に川や野池に見られるカバーで比較的アングラーが狙っている場所だと思います。冬などの季節でもブッシュ際は水温が安定していたりする場合がありますので、デカバスが付いている可能性が多々あります。カバー撃ちをするには絶好の場所です。使うリグはテキサスや直リグを初めスナッグレスネコリグ,スモラバなどなんでも狙うことができる場所になります。
スポット3,レイダウン(倒木)
カバー撃ちで狙うべきスポット3は「レイダウン(倒木)」です。これは滅多に見ることができないカバーかもしれませんが見つけた際は必ず狙うべき場所になります。しかし、レイダウンと言っても中には狙っても意味がないレイダウンも存在します。それは、水中にあまり入っていなくて水面の少ししか覆っていないレイダウンです。これはほとんど意味がないので、狙うべきなのは水中にウワッサーと浸かっているレイダウンになります。
カバー撃ちの流れ
1 | フィールドを目視で確認したり、どんなベイトを食べていたりするのかを把握する。 |
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2 | 足元が高い場合やハンドランディングなどができない場合は太めのラインを結んでありパワーのある竿を準備。(ない場合は仕方ない。) |
3 | 実際、カバーにキャストする。 |
4 | 良いところに入ったら5~15秒放置。入らなかった場合は、すぐに回収。 |
5 | 後は、キャストしているリグやワームなどに合わせて臨機応変にアクションを変える。 |
カバー撃ちをする上での流れはこんな感じです。後は、自分なりにアレンジするもしくはフィールドによって変える必要があります。
バス釣りでカバー撃ちを上手くするコツ3選
バス釣りでカバー撃ちを上手くなるためには、家でゴロゴロしながらYouTubeをみても意味がありません。
1番意味があるのは、実際にフィールドへ行って何度も試行錯誤しながら何度も根掛かりしながらカバー撃ちをすることです。w
コツ1,根掛かりを恐れない
カバー撃ちを上手くするコツ1は「根掛かりを恐れない」です。もう、これから精神論なんですがカバー撃ちをする上で根掛かりを恐れていると良いスポットに入らないですし、バスもなかなか釣れません。
なので、根掛かりが怖いと思うのでしたら安いシンカー,フック,ワームなど根掛かりをしてもまだ、大丈夫なタックルで挑むべきだと思います。そうすることによって思い切り釣りもできますし、回数を重ねるごとにここに入れると根掛かりするなどと状況を把握することができますので、必然的に根掛かりがしなくなりますし、恐れることもなくなるはずです。
コツ2,目的の場所を常に見る
カバー撃ちを上手くするコツ2は「目的の場所を常に見る」です。これはスポーツ系の部活をしている方でしたら分かると思いますが、野球も手元を見るよりもピッチャーを見ますし、サッカーの場合も足元よりパスを出す相手やゴールを打つ方向を常に向いていると思います。
これは、カバー撃ちも一緒で手元のルアーを見るよりはどこに投げたいのかを確認し投げ終えるまで常に見ておきます。こうすることによって距離感がだんだん分かってきますし、良いスポットに入る確率が上がってきます。なので、自分が入れたいと思っている目的の場所を常に見ながらキャストするようにしましょう!
コツ3,場数を踏む
カバー撃ちを上手くするコツ3は「場数を踏む」です。最終的にはこれが1番大切で、どれだけ家の中でキャストの練習をしても、動画を見て学んでもフィールドに行って1回キャストする方が全然上手くなります。なので、上記の2つを意識しながら場数を踏めば必然的にカバー撃ちだけでなく全体的なキャストが上手くなるはずです。
カバー撃ちをする上で注意すること
カバー撃ちについては色々分かったと思いますが、もっとも意識しなければいけないのは“注意点”についてです。
これらを、意識しなければ根掛かりを連発したりせっかくのカバーを荒らしてしまう可能性があります。
注意点1,フックが出ていないか確認
カバーを撃つ際に1番してはいけないことはフックが出たままでカバーにキャストすることです。これをしてしまうと根掛かり率7,80%(体感)ですので、カバー撃ちをする際は必ず「フックが出ていないか確認」した上でキャストするようにしましょう。
注意点2,カバーからはゆっくり引っ張る
カバー撃ちはフックが出ていなくてもワームやシンカーなどがどこかに引っ掛かってしまい、カバーから出そうとした場合に軽く抵抗がかかります。これを強く早く引っ張ろうとした場合フックが出てしまう可能性があります。そうなると根掛かりをしてしまいますので「カバーからはゆっくり引っ張る」ようにしましょう。
注意点3,ラインを緩めない
カバー撃ちは名前の通りカバーにキャストするのですが「カバー=込み入った障害物」ですので色々と水面上にも飛び出しているものも存在します。
これらに入れ込む際ラインを緩めると水中でワームなどが根掛かりをする前に水面上の障害物に絡まってしまいフックが原因ではなくラインで根掛かりをしてしまいます。
なので、ある程度ラインを張った状態でアクションをさせたりボトムまで落とし込んだりして「ラインを緩めない」ようにしましょう。
カバー撃ちに向いてるリグ&ルアー
カバー撃ちをする上でどんなリグやルアーで攻めるべきかと悩む方もいると思いますが、ある程度限られています。
勿論、どんなリグでもカバー撃ちをしようと思えばできますが、基本3つで十分です。ぜひ、参考にしてみてください。
テキサスリグ
カバー撃ちに向いているリグ&ルアー1は「テキサスリグ」です。これはカバー撃ちをする上で王道のリグで誰しもがしたことがあると思います。写真ではシンカーフリーの状態ですが、カバー撃ちをする際はシンカー止めをした上でやった方が自分の入れたい場所&落としたい場所に的確なアプローチをすることが可能です。
直リグ
カバー撃ちに向いているリグ&ルアー2は「直リグ」です。これもテキサスリグと同じくカバーを狙う上で必須なリグになります。
特に込み入ったカバーを攻める時や足元のカバーを打つときはテキサスリグよりもこの直リグの方が操作しやすくアクションを付けやすいです。なので、場所によっては使い分けした方が釣果が変わってきます。
ラバージグ
カバー撃ちに向いているリグ&ルアー3は「ラバージグ」です。これは色々なメディアなどで紹介されているので「カバー撃ち=ラバージグ」を思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか!?(僕はそうw)
なので、初めてカバー撃ちをするのであればラバージグはおすすめなのですがなんせ根掛かりが多いです。場所のボトム状況やカバーの込み入り方を知っていないと直ぐに根掛かり無くしてしまう確率が上がります。
カバー撃ちにおすすめのワーム
カバー撃ちをする上でどんなリグが良いのかは分かって頂けたかとは思いますが、実際にどんなワームですれば良いの?ってなりますよね。(数え切れないぐらいあるので…)
僕の場合は、フォール時にワーム自身がアクションを付けてくれるを条件に選ぶようにしています。w
ダブルモーション
エバーグリーンさんから発売されている「ダブルモーション」はまさに自発的アクションを発生させてくれるので、初めてカバー撃ちをするよ!と言う方におすすめです。
名称 | Double Motion/ダブルモーション |
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メーカー | EVER GREEN/エバーグリーン |
発売年月 | 2013年頃 |
公式サイト | evergreen-fishing.com |
バギークロー
RAID JAPANさんから発売されている「バギークロー」はフォール時のアクションと言うよりはバックスライドが魅力的です。このバックスライドをしてくれるおかげでキャストをミスってしまった場合でもカバーの奥に奥に入り込んでくれて勝手にバスにアピールしてくれます。
名称 | BUGGY CRAW/バギークロー |
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メーカー | RAID JAPAN/レイドジャパン |
発売年月 | 2015年3月 |
公式サイト | raidjapan.com |
チャンクロー
JACKALLさんから発売されている「チャンクロー」はダブルモーションと同じくフォール時に自発アクションを発生させてくれます。特に、チャンクローはバタバタアクションが凄いので食い渋っているバスに効果的なワームです。
名称 | CHUNKRAW/チャンクロー |
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メーカー | JACKALL/ジャッカル |
発売年月 | 2014年頃 |
公式サイト | jackall.co.jp |
まとめ:カバー撃ちについて
本記事では「【必見】”カバー撃ち”は習得すべき!バス釣りに必須なテクニック!」についてお話してきました。
バス釣りには色々なテクニックが存在しており、約7年間バス釣りをしてきた僕でも未だ全てを把握することができていません。
しかし、カバー撃ちに関してはバス釣りをする上で必須だと思い近所の野池で嫌ほど練習してきました。
それで失くしたワームやルアーは数知れず。w7年間相当キャストを繰り返してやっと並大抵の技術は身に付けたつもりです。
それでも、他の方の方が断然上手くてアクションの付け方などもまだまだだと思います。
なので、これから僕自身いっぱい練習しますので、この記事を見ているあなたもぜひカバー撃ちを練習して上手くなってください!w